「来月、○○市中心部でサロンを開設される予定の○木U子さんです!」
紹介されて現われたのは、30代半ばの派手な女性でした。
自分の住む町なので、私は注目しました。
スピーチが始まります。
「去年までホステスをしていた私が、このビジネスに出会い、決意して…」
横にいた世話好きそうなおばさんが
自分の連れて来た子分に物知り顔で話しています。
「ほら、前にスナックのママが殺された事件があったでしょ。
あそこにお勤めだったのよ。
あんなことになっちゃって、違うお店に行ってたんだけど
いつまでもやれる仕事じゃないから、と決意されたの。
あなたも頑張ってね!」
どこかで聞いたような話…。
私は平成の大合併を忘れていました。
あのスナック・ゆ○のある市と、この会場は別の市だと認識していましたが
合併でいつの間にか同じ市になっていたのです。
全然違う地区だと思っていたのは私だけで
実はあの忌まわしい事件のお膝元に来てしまったようです。
スピーチは続きます。
「サロン開設のメドが立ったのは、お客様とスタッフの皆さんのおかげです。
中でも、このかたとの出会いがなければ、不可能でした。
今日は無理を言って、来ていただきました。
紹介させてください!」
照れながら舞台にのこのこ出て来たのは、見覚えのある大男。
あれはたしか…うちの夫という生物やんけ…
仕事がおわってから、この場面のために駆けつけたのです。
お父ちゃんのスーツ着やがって!
こういう出番があるので、着替えがたくさんいるのでした。
「私の素晴らしいビジネスパートナー、○○さんです!」
涙声でのたまうU子さん。
司会者もはやし立てるように続けます。
「お二人は、公私ともに大切なパートナーなんですよね~」
おぉ~!とどよめき、盛り上がる会場。
やかましいわい!
クネクネと体をよじり
ビジネスパートナーとやらに寄りかかるU子さん。
こーゆー場合、あたしゃどうしたらいいんだろう…
ゆ○ママの不幸な事件の延長で懇意になり
夫はU子の言いなりになったのでしょう。
脱力して帰りたくなりましたが、それもシャクな気がします。
二人が仲良く舞台袖に消えると、今度は第3部の始まりです。
感動の後は、入会や数字の話が待っているという筋書きでした。
3つのテーブルはそのままに、席替えが行われました。
各テーブルのメンバーはランク分けされているようでした。
外見と、最初に書いた個人情報が元になっているのは一目瞭然です。
みりこん流に言えば「松」「竹」「梅」。
「松」のテーブルには、例の医師夫人を始め
ブランドや金目の物を身に付けた人たちが集められていました。
「竹」には、旦那の職種と年収を書き替えた奥さん以下
そこそこまあまあの中くらいのメンバーです。
負債を書き込んだ私はもちろん「梅」です。
梅は残念な人たちが主流でした。
それぞれのテーブルごとにスタッフや世話人のような人たちが張り付いて
懇談という名の洗脳が始まりました。
私は夫に見つかったら気まずいのでヒヤヒヤしましたが
大勢の中に入って行ってぺちゃくちゃしゃべるのが苦手なのは
長い付き合いで熟知しています。
愛人とせっかく会ったら
用事だけでさっと切り上げて帰れないセコさもよ~く知っているので
どこか外で待っていると思い直しました。
「松」では「投資」や「輝き」という単語が
「竹」では「夢」「年収倍増」などの言葉が熱く飛び交っていましたが
「梅」では「ハングリー精神」とか「夕食が豚肉から牛肉に」などの
しょぼいフレーズです。
テーブルでは差別されても
「製品のお試し」だけは平等にさせてくれるようで
お盆に載せた化粧品やサプリメント、入浴剤や塩などが運ばれてきました。
気が付いたら、私の後ろにU子がいました。
「このクリームは、とてもいいんですよ」
U子は、私が誰か知らないようでした。
パーティーに来た者の名前などは会社側か、誘って連れて来た者が管理し
2部で主役だったU子は、今日は成功のお手本としてテーブルを回り
来場者とアトランダムに接する役目のようでした。
紹介されて現われたのは、30代半ばの派手な女性でした。
自分の住む町なので、私は注目しました。
スピーチが始まります。
「去年までホステスをしていた私が、このビジネスに出会い、決意して…」
横にいた世話好きそうなおばさんが
自分の連れて来た子分に物知り顔で話しています。
「ほら、前にスナックのママが殺された事件があったでしょ。
あそこにお勤めだったのよ。
あんなことになっちゃって、違うお店に行ってたんだけど
いつまでもやれる仕事じゃないから、と決意されたの。
あなたも頑張ってね!」
どこかで聞いたような話…。
私は平成の大合併を忘れていました。
あのスナック・ゆ○のある市と、この会場は別の市だと認識していましたが
合併でいつの間にか同じ市になっていたのです。
全然違う地区だと思っていたのは私だけで
実はあの忌まわしい事件のお膝元に来てしまったようです。
スピーチは続きます。
「サロン開設のメドが立ったのは、お客様とスタッフの皆さんのおかげです。
中でも、このかたとの出会いがなければ、不可能でした。
今日は無理を言って、来ていただきました。
紹介させてください!」
照れながら舞台にのこのこ出て来たのは、見覚えのある大男。
あれはたしか…うちの夫という生物やんけ…
仕事がおわってから、この場面のために駆けつけたのです。
お父ちゃんのスーツ着やがって!
こういう出番があるので、着替えがたくさんいるのでした。
「私の素晴らしいビジネスパートナー、○○さんです!」
涙声でのたまうU子さん。
司会者もはやし立てるように続けます。
「お二人は、公私ともに大切なパートナーなんですよね~」
おぉ~!とどよめき、盛り上がる会場。
やかましいわい!
クネクネと体をよじり
ビジネスパートナーとやらに寄りかかるU子さん。
こーゆー場合、あたしゃどうしたらいいんだろう…
ゆ○ママの不幸な事件の延長で懇意になり
夫はU子の言いなりになったのでしょう。
脱力して帰りたくなりましたが、それもシャクな気がします。
二人が仲良く舞台袖に消えると、今度は第3部の始まりです。
感動の後は、入会や数字の話が待っているという筋書きでした。
3つのテーブルはそのままに、席替えが行われました。
各テーブルのメンバーはランク分けされているようでした。
外見と、最初に書いた個人情報が元になっているのは一目瞭然です。
みりこん流に言えば「松」「竹」「梅」。
「松」のテーブルには、例の医師夫人を始め
ブランドや金目の物を身に付けた人たちが集められていました。
「竹」には、旦那の職種と年収を書き替えた奥さん以下
そこそこまあまあの中くらいのメンバーです。
負債を書き込んだ私はもちろん「梅」です。
梅は残念な人たちが主流でした。
それぞれのテーブルごとにスタッフや世話人のような人たちが張り付いて
懇談という名の洗脳が始まりました。
私は夫に見つかったら気まずいのでヒヤヒヤしましたが
大勢の中に入って行ってぺちゃくちゃしゃべるのが苦手なのは
長い付き合いで熟知しています。
愛人とせっかく会ったら
用事だけでさっと切り上げて帰れないセコさもよ~く知っているので
どこか外で待っていると思い直しました。
「松」では「投資」や「輝き」という単語が
「竹」では「夢」「年収倍増」などの言葉が熱く飛び交っていましたが
「梅」では「ハングリー精神」とか「夕食が豚肉から牛肉に」などの
しょぼいフレーズです。
テーブルでは差別されても
「製品のお試し」だけは平等にさせてくれるようで
お盆に載せた化粧品やサプリメント、入浴剤や塩などが運ばれてきました。
気が付いたら、私の後ろにU子がいました。
「このクリームは、とてもいいんですよ」
U子は、私が誰か知らないようでした。
パーティーに来た者の名前などは会社側か、誘って連れて来た者が管理し
2部で主役だったU子は、今日は成功のお手本としてテーブルを回り
来場者とアトランダムに接する役目のようでした。
それにしても旦那さんまで登場しちゃうとはノ(-_-;)
しかも、例の殺されてしまったママのとこの従業員だったとは!
そりゃあ、驚きますよねw(°0°)w
お互いの顔を知らないとは恐ろしいことですね(--;
私なら嫌味の1つも言って立ち去りたくなりますけど(-.-;)
しかし、運転嫌いの私にとって、1時間もかけて行くのは大変なことでした。
帰りも1時間かかるわけですから、何かやらかしてやらないと帰りたくない気持ちでした。
毒くらわば皿まで。
こいつらののぼせ上がった頭に氷水ぶっかけるまでは…と思いましたね。
子供のため、会社のため、実情を見極めて一気にたたきつぶす…というきれい事の目的で行ったはずでしたが、それより憎たらしさのほうが勝ってました。
↑これってあると思いますよ!
だって、それだけのことしてるんだもん。
名目は後からいくらでも付けられるけど
憎たらしい気持は文章では書けない感情だと思いますから。
開いた口が塞がらないというか…何というか…
しかも、公私共にって…
こちらに害が及ばないんだったらいくらでもどうぞ!ですけど、そういう訳にもいけませんしねぇ。。。
みりこんさんこれからどんな手でいくんですかねぇ☆楽しみです♪
本当に 男って馬鹿ですよね~
で、上手にそれらしい仲間を作るんですよね~
あ~~おばちゃん達とにこやかに写してた写真を思い出した!
おまけに1号 2号の孫の 753の写真をパソコンに入れてたのを見つけたときは壊そうかと思った。
暫くしたら パソコンは行方不明
「事務所荒らしだ」って騒いだけど
枯れの パソコンだけ無くなって コピー機も
他のパソコンは持っていかない 事務所荒らしって ドウ?
警察の方も 私にかける言葉が無かったみたい
いや~世間は広い様で狭い。
みりこんさんには申訳ないけど、大笑い、爆笑しながら読んでしまいました。
まだまだ経験不足の若い奥さんなら、絶対に壇上に殴りこみをかけるでしょうけど、流石はみりこんさん。
もう仙人の域に達していますよ。
私ね、カウンセリングを受けた事を自分のブログに書いてますけど、先生はアルコールもギャンブルも異性も依存症というくくりでは同じなんだと説明して下さりました。
背景に何があるかまでは説明されませんでした。
それは私が聞かなかったからですけど。
これからうちは夫婦でカウンセリングを受けていく事になります。
近い内にその正体が判明するはずです。
その時はお知らせに参ります。
大金が絡むことだし、私はどうでもいいけど子供が笑われるのが嫌でしたね。
まったく畑違いの業種から、今時エステ業に参入なんて、他人だったら私もあざ笑っています。
一応、拍手はしました。
バカもここまでくると、拍手してやらなければ。
しょせんは「搾取」の集団ですから、手段は何でもいいんでしょうね。それを「成功」と言ってはばからないあたり、天誅ものですな(笑)
夫はちやほやされるのが、嬉しかったんでしょう。その先には集金があることを考えないのですね。気の毒なヤツです。
あらぬ場所で眺められる孫も、気の毒。
しかも事務所荒らしって…。
主演男優賞?
こういうのって、妙にムシャクシャしません?
腹が立つ…なんてのを超越した気持ち。
相手とその子供と遊園地なんか行ったのを知ると、そんな気分になりましたね。
不思議なんですけど、我が子に無頓着な男ほど、よそでこういうことしません?
ま、我が子がかわいけりゃ、最初から不倫で問題起こしませんけど。
依存…それですね。浮気の厄介な所は、本人が「このままじゃいけない」と思わない所ですかね。モテモテだと思ってるから(笑)
背景は…わかってますね~。
夫は子供の頃、父親の体罰がひどく、何か悪さをしたわけでもないのにホウキで叩かれて骨折したそうです。単なる暴力ではなく、いつも「男の子は厳しく育てなければ」という大義名分の元にやられていたことを泣きながら話していました。
母親は父親の浮気に悩んで自殺未遂を繰り返していても、夜にはスケスケのネグリジェでいそいそと寝室に入って行くのが理解できなかった…とも。
そのうち姉が母親の不注意で大けがをし、長く入院したので夫は親戚に預けられ、小学生の時、そこで約1年つらい日々を送りました。
以後、母親は姉にべったり、自分は父親に恐れおののいて大きくなったそうです。
そこらへんからひそかに歪んだらしいけど、父親が怖くて表に出せず、結婚してから発病?したようです。
一貫性のある態度と、子供を天秤にかけない育て方という面では、良い反面教師になりました。
すべて親のせいではなく、相方である私との相性もあったと思います。おとなしくて可愛いのがいいらしいです。それを求め続けているんでしょうね。一旦生活かかったら、そんなのいないって(笑)
ブログ、また始まるんですね!
楽しみにしてます。
もしも、ここに自分の配偶者(いないけど・・・・)がこんん形で登場したら・・・・・
って考えるとね、みこりんさんはなんて冷静な
大人の女性なの
って思っちゃいます。
私ならその場で相手と旦那を張った押してるね
でも、ここは相手の行動をしっかりみておくのもありかも・・・・
こんなにいいパパ!ってトコです。
デモね~本当の親だったら もっとすること
有るよね~って言いたくなります。
ダメ人間にも 程がありますが、今更目を覚ましてもらって困るので 捨て置きます。
有頂天の絶頂でたたき落とすようなことするのは、気の毒っていうかね。それが結局、お互いのためというか、後でもめないエチケットみたいなものかしら。
この手の女性って、自尊心が強烈に強いのよ。
自分のしてることは棚にあげて、物事を考えられる。だから、恥をかかされるとすごい恨みを持つのよね。
しかしね、実際そんなの目の前で見ちゃうと、案外冷めて脱力するもんよ。
燃えて刃物持ち出すなんざ、まだ愛してからかもよ。
自分大好きなんですよね。
いいパパを演じる自分が好き。
家庭的なふりをする自分が好き。
好きにしてちょうだい(笑)