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太平洋戦争当時キリバスのタラワ島に強制動員された朝鮮人被害者の遺骨を今年12月までに返還してもらう予定だと明らかにした。

2019-08-30 | 徴用工問題正しい解決の道
太平洋戦争時に犠牲になった強制動員被害者、遺骨が返還される
登録:2019-08-28 08:55 修正:2019-08-28 11:57


タラワ戦闘に動員された朝鮮人1200人、大半が死亡 
「米国と協力し、南洋群島など他の地域も訪ねる」


          

米国防総省の戦争捕虜・行方不明者捜索局(DPAA)で「朝鮮戦争プロジェクト」を総括するジェニー・ジン(韓国名チン・ジュヒョン)博士が昨年10月23日、複数の種類の骨を見せながら遺骨の鑑識について説明している=イ・ジェフン先任記者//ハンギョレ新聞社

 日帝が起こした太平洋戦争で死亡した朝鮮人強制動員被害者の遺骨の一部が、今年中に返還される。

 行政安全部の国立科学捜査研究院は27日、米国防総省の戦争捕虜・行方不明者捜索局(DPAA)と協力し、太平洋戦争当時キリバスのタラワ島に強制動員された朝鮮人被害者の遺骨を今年12月までに返還してもらう予定だと明らかにした。

 朝鮮人被害者の遺骨が発掘されたタラワは、韓国から6100キロメートルほど離れた太平洋中部の島で、米国と日本が1943年11月20日から72時間ものあいだ戦闘を繰り広げた所だ。この戦闘に参加した日本軍4800人余りのうち、大半の4713人が死亡した。4800人の日本軍のうちには朝鮮人1200人が含まれており、彼らは強制動員され日本軍所属として戦った。この戦闘犠牲者のうち、日本政府が公式に確認した朝鮮人犠牲者は586人だ。昨年12月まで行政安全部の過去事関連業務支援団はタラワ戦闘強制動員被害者の遺族391人に遺伝子情報採取を要請しており、このうち184人が同意して参加した。

 国科捜は3月、法医学・法遺伝子・法科学の専門家を遺骨が保管されているタラワとハワイに送り、アジア系犠牲者の遺骨試料(骨片)150片余りを持ち帰った。このうち遺伝子検査が可能な試料は合計145片だ。国科捜は8月までにこの試料と強制動員被害者家族の遺伝子情報を照らし合わせて分析する。試料が破損していて遺伝子検査が難しければ、同位元素を分析して朝鮮人かどうかを確認する。このような作業を通じて朝鮮人であることが確認されれば、11~12月に遺骨全体が返還される。

 このため国科捜は26日(現地時間)、ハワイで米国防総省捜査局と業務協約を結び、太平洋戦争で行方不明になった朝鮮人と米国人の遺骨を発掘し身元を確認するのに互いに協力することにした。行安部の関係者は「米国と協力して太平洋戦争で死亡した強制動員被害者の遺骨を捜すのは今回が初めて」だとし、「今後、太平洋の南洋群島やソロモン諸島など他の地域に埋もれている朝鮮人強制動員被害者の遺骨も捜し出して戻す計画」だと明らかにした。
イ・ジョンギュ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )


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