羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

四谷⇔晴海ふ頭

2009年06月28日 08時36分15秒 | Weblog
 都バス・都03系、四谷⇔晴海ふ頭を検索してみた。
 平日の朝、8時の通勤時間帯だけ一時間に3本出ている。
 あとは2本、ほとんど昼間の1本ということだ。
 そして土曜日と祝祭日は、終日、一時間に1本。

 しかし、このコースは東京の中心を通る。
 四ッ谷駅から、半蔵門・日比谷・有楽町・銀座・そして勝鬨橋から晴海ふ頭まで、車が順調に流れていれば40分~50分内で到着できるはずだ。
 考えてみるといちばん多くて四台、通常二台のバスの往復で路線が成り立つのではないだろうか、と素人計算である。事実を都バス営業所に確かめてみたい!
 地下鉄網が完備して、東京のバス路線が縮小されて、不便を感じてるのはご年配の方らしい。
 実は、交通渋滞さえなければ、バスは楽で便利な乗り物のだ。
 地上と地下深くの昇降は、たとえエスカレーターやエレベーターが完備されていても、子供や年寄りには大事であるに違いない。
 
 今や東京の地下鉄は便利なことこの上ない。
 しかし、乗り換えの時間を計算に入れておかないと、地下道内の移動は相当な距離があることが多い。下手するとバス停留所の二駅くらいは歩くことになる。
 もう一つ、道が覚えられない。
 道路移動であるならば、東西南北感覚、それぞれの街が持つ空気・雰囲気が自分の脳の地図に加えられる。
 そのことは人間の能力に、より精緻に二次元を読み解く力を付加してくれると思う。
 つまり、平面地図に立体感と時間感覚と街(風土)の特色がリアルに記憶されて、ひいてはのっぺらぽーの空間感覚から、より活き活きした空間認識‘読みの力’を育ててくれることに通じると思う。

 願わくば利用者が激減しても、このバス路線を完全に廃止しないでもらいたい。
コメント
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