羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

都01、都02、都03路線と荷風散人への想い

2009年06月29日 15時22分42秒 | Weblog
 都バスのことが気にかかった。
 こんなときインターネット検索は便利だ。
 何が気にかかったか、というと‘都03’の前の二つだ。

 都01:渋谷駅前⇔新橋駅前で、青山・西麻布・六本木・赤坂・虎ノ門を経由する。

 都02:大塚駅前⇔錦糸町で、上野・真砂坂上・寿町・御徒町・蔵前等々を経由する。

 都02乙:池袋駅⇔錦糸町。こちらはコースが一部異なる。
      雑司が谷・護国寺・後楽園、水道橋・神保町・一ツ橋の二系統ある。

 おそらく晴海ふ頭行きは、もともとは新宿⇔晴海だったに違いない。
 新宿、渋谷、池袋、大塚、すべてが山手線が起点になっている、と考えたい。
 はとバスに乗らなくても、都01・都02・都03に乗って見ると面白そうだ。
 
 東京の街から都電が廃止されて、辛くも都バスが残されたと考えてみると感慨が深くなる。
 日和下駄を履いて、コウモリ傘をステッキ代わりに散策する荷風さんの後ろ姿がこれらの三系統のバス通りに浮かんでくる。もちろん市電(後の都電)に乗っている荷風さんだっているのだ。
 東京駅を中心にして、省線(JRの前、国電の旧称)山手線内を結びながら、東京の少しはずれに向かうバス路線だ。
 そう思うと一度この三系統には乗ってみなければなりますまい!
 
 
 
コメント
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