羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

残暑と和紙

2007年08月20日 19時10分13秒 | Weblog
 所用で池袋の東口に出た。
 この界隈は野口先生と歩いた思い出の地だ。
 角川映画の『レックス』を見たのもここだった。その映画途中で上映中止になったとき最後の日に見にきたし、『ジュラシックパーク』も同じ映画館だった。

 相変わらず、喧騒の街だ。
 今日はまだ夏休みということで、子供たちや10代の若者でにぎわっていた。

 店もしばらく来ないと変わるもので、「サンシャイン口」の地下道を上がったところに和紙専門店が出現した。非常に広い店だった。用事を済ませ立ち寄ってみたのだが、見事な和紙が揃っていた。なかには浮世絵版画まで取り揃えられていて、それらがタペストリーになっている。こころが動いたが、今日のところはグッと抑えて見るだけにしておいた。

 外国へのお土産にはうってつけの製品が、ところ狭しではなく、ゆったりと展示されていて、しばし暑さを忘れさせてもらった。

 書道の嗜みのある方には、たまらない店だろうと思いながら、ただ見るだけというのも芸がないと嘆きつつも、残暑厳しい池袋の街に出た。

 先週土曜日の一日、涼しい日があっただけに、この残暑が恨まれる。
「暑さ寒さも彼岸まで」
 あと一ヶ月は、厳しい日があることを覚悟しておいた方がよさそうだ。
コメント
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