羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

網戸に生きものの影が

2007年08月31日 19時20分41秒 | Weblog
 我が家の朝食は6時。で、味噌汁を5時45分からつくっている。
 今朝のことだが、びっくりして息が止まりそうになったことがあった。
 
 お椀に味噌汁を入れて、卓袱台に運んだときのこと。
 掃きだしのサッシュのところに、生きものの影が見えた。 昭和30年代に引っ越してきたときから棲んでいるヤモリにしては巨大過ぎるとおもった。
 両手両足、いやいや四足動物だから、四本の足は伸ばせるだけ伸ばして網戸を昇っている。アジの開きのような状態だ。

 足の裏を見ると猫だった。黒い網戸にグレーの色がこく映っている。

 なんとこの周辺に暮らす、今年生まれ親離れした子猫だった。
 猫は木に登るが、網戸にへばりついて登っているではないか。
 つまり猫の開き状態だったから、びっくりしたわけ。
 
 驚いた私の声を聞きつけて、素早くおりて逃げていった。
 その瞬間、自分でなんと言ったのか思い出せない。

 味噌汁のワカメと出汁の匂いをかぎつけたのだろう。
「磯の匂いは、猫を呼び寄せるのね」
 しばらくして、冷静にもどれてから、発した言葉だ。
コメント (2)
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