羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

韓国風居酒屋で

2007年08月01日 18時56分33秒 | Weblog
 昨夜のこと。
 ある名門医学部をもつ大学の医療系コーディネータ養成・大学院の夏期合同ゼミで野口体操を紹介した。
 介護・福祉・看護といった専門職の方々が、さらに学ばれているだけあって、年齢は20代から40代まで幅が広い。
 担当教官は、精神科のお医者様で、その方のクリニックの会議室に集まった。
 紹介いただき、先生の開口いちばんは
「ホームページを拝見しましたが、立派なホームページで、野口体操は歴史もあって素晴らしいですね」

 それから1時間半ほど、10数名の参加者が、気持ちよく体操をしてくださった。
 テーマは「コミュニケーション」である。
 
 詳しい話は、ここに書くことが出来ないが、一人一人のコメントが素晴らしかった。現場を持ちながら院生をしているだけに、言葉と実体が乖離していない。理解度の高さはなかなかのものだった。

 そのあと若い方々に混じって、韓国風居酒屋での親睦会までご一緒した。
「野口体操のマッサージは、花嫁道具ですよね」
 かなりの美人ちゃんがお酒に任せて一言。
「なるほど」
 新しい価値観をいただいた。
「家元制度も夢ではない?」 
 冗談が言えるのも若者が集まるにぎやかな居酒屋ゆえ。

 この体験は、別のところで形にしていきたい。
 いずれにしても野口体操の可能性が明確に見えた昨晩の交流だった。
 私は、「オサケ(酒)」ではなく「オサ(茶)ケ」を飲みながらだったが、生まれて初めて韓国料理を食べた貴重な経験はオマケだった。
 夜もとっぷり更けてご帰還。
コメント
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