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羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

「インナーマッスル」と「野口体操・一系の動き」

2006年08月05日 20時10分42秒 | Weblog
 ホップ・ステップ・ジャンプ!
 今日のレッスンでは、多くの方が障害物を越えられた。
 いつもそばで体操をなさっておられる男性は、「腕立てバウンド」にはじめて軽さが生まれた。ほかにも、何人もの方の動きが変わった。

 その理由のひとつは、今、流行の「インナーマッスル(深層筋)」だった。
 解剖学的説明をしながら、野口先生時代にはひとつずつ独立させながら行われていた動きを、「一系の文字」ならぬ「一系の動き」としてつながりを持たせながら、時間をかけて試みていただいた。
 
 その後に「腕立てバウンド」で、多くの方が「軽さ」をからだが感じとってくださっていた。

 イメージと意識と動きには、微妙にズレがあるのだが、具体的なある身体感覚を実感していただきながら、動きをつながりとして味わう。こうした在り方は私の自宅での練習のなかで長年行ってきたことを、皆様に御開帳してみた。

 レッスンが終わって、何人かの方が、驚きを口々に語ってくださった。
 いつも穏やかで滅多なことでは驚きをみせない女性も、ご自身のからだで感じた変化と実感をはっきり言葉にされていた。

 これで、2週間のお盆休みに入るのが残念としか言いようがない。
 きっとその間に熟成するものがあると思う。それを信じよう。
 
 いよいよ、日本列島、夏休みモードに入る。
 新宿駅の色合いが、今日はすっかり真夏模様だった。
コメント (2)
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