羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

「マイボトル・キャンペーン」と「365日目」

2006年08月13日 19時38分51秒 | Weblog
 原油高で、ガソリンの値上がりが問題となっている。
 なんでも運転の仕方で、車の燃費も違ってくるそうだ。
 まず、余計な重い荷物をおろすことが、誰にでもできる一歩だという。
 車だけではなく、関係がなさそうな和菓子も洋菓子も影響を受けることは多くの人が知る情報となった。

 ところで、昨日8月12日付けの日経新聞夕刊にこんな記事が載っていた。
ーグリーン通信欄ー「カフェにも水筒持参で」という見出し。
 大変いい試みだと思ったのでご紹介しよう。

 今年4月から「マイボトル」キャンペーンを始めたのは、象印マホービン。(実際、携帯用マホービンはうれなくだったろうなぁ、というのが正直な印象だ)
 で、水筒の中身を外出先で気軽に補充できるよう東京と大阪のカフェに協力依頼をし、マイボトル持参者には、珈琲など好みのドリンクを有料で提供するというもの。たとえば「カフェ・デ・プレ広尾」では珈琲四百ccを五百円で提供してくれる。これって自分の家に持って帰ってきてもよさそうね!
 
 協力店では、通りかかった人に知らせるために、魔法瓶のイラストに「給茶スポット」と書かれたステッカーを表示しているらしい。
 それらの店には、洗浄法や乳酸飲料を入れないなどの注意マニュアルが置いてあるとか。魔法瓶は、洗浄さえまめにすれば、十年以上使える「長寿容器」だ。
 
 そうなればペットボトルに直接口をつける「ラッパのみ」がなくなる。
 個人的な好き嫌いだが、「ラッパのみ」の姿は、あまりみたくないので嬉しい。
 余談だが、レッスンの間にペットボトルで水分補給をする姿を見ることがある。たかだか1時間半から2時間の野口体操のレッスンなのだから、始まる前に水分補給しておけば、脱水症状を起すはずはないと思う。レッスンの場所も、炎天下ではなく、冷房の効いた室内なのだから。
 
 さて、ズレてしまった話を戻そう。
 こうした取り組みは、省エネルギーの活動にもつながる。
 一人ひとりができる省エネは、地球環境問題解決にとって、大切なことだという認識をもってもらうためにもいい。
 それ以上に、なんでも使い捨ての暮らしは、恥だ! という感覚を持ちたいものだと思う。
 
 話は変わって、今日で365日間、このブログを書いたことになる。
 昨年の8月8日に書き始めて一年。
 休んだ日は、関西大学に講演にいった日と、テレビ東京「朝は楽しく!」に生出演した2日だった。あとの日は、一旦、ブログにのせたものを、ある事情から消したことがあった。そこで、365日が、5日ほど遅れての1年目。
  この間、何を書くのかまったくテーマがないまま、とにかくパソコンのスイッチを入れる日もあった。
 頭のなかは真っ白状態でも、結果として何かが書けたのは奇跡に近い。
 
 しかし、なんといっても続けられた要因は、読者の方のお蔭だ。
 今日も、どなたかが「羽鳥操の日々あれこれ」を開いてくださったときに、新しい「プチエッセー」を、読んでいただきたい。
 ひたすら、その思いがブログ書きの継続を促してくれた。
 
 読者のお一人おひとりに「ありがとう」と申し上げます。
コメント (4)
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