もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

仙石庭園

2024年03月16日 | Weblog

仙石庭園(せんせき)と読むらしい。

 

2009年東広島市で医業を営んでいた方が作庭した庭園。
この存在はこれまで全く知りませんでした。

 

庭園入り口の冠木がなんとも、おどろおどろしいです。
入り口は完全に省力化されており、入園料は自動精算システムです。

 

庭園に入ってすぐに枯山水の三尊石があります。
もっともこの庭の説明には、三尊石との表記はありません。

 

蓬莱山の石組も至る場所にあります。

 

松をはじめ植生の手入れは相当に行き届いています。
白砂青松、お掃除も行き届いて気持ちよく回遊できます。

 

ゆるやかな傾斜地に、大き目な池を配し、周囲の借景も考慮されています。

 

芝焼きを施して、防虫や新芽の育成に注意をはらっているのでしょう。

 

とにかく至る処に巨岩を配しており、圧倒される光景が展開されます。
しかしこの三角ポストはいただけません。
立ち入りを制限するにも、周囲の景色に溶け込むような配慮が必要でしょう。

 

大分産の赤い石を使って「赤富士」だそうです。
とにかく園内一面、何処も立ち入りOKは大変楽しいものです。
何時までも続けてほしいものです。

 

一面芝を張り巡らした富士山、名付けて「仙石富士」です。

 

大きな岩を随所にこれでもか!とばかり配するのは、ほどほどにと思いますが・・・
このモニュメントは、二つの石の模様を上手に繋いで一つの石に見せています。
勝手にこの角度から写して、妙に納得しています。

 

穏やかな湖面に移る「影富士」は如何でしょうか。

東広島市の長閑な山中に、地元の篤志家が私財を投じて作庭中の「銘石庭園」、今後どのように変貌していくのか、少々興味深いものがあります。

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