仙石庭園(せんせき)と読むらしい。
2009年東広島市で医業を営んでいた方が作庭した庭園。
この存在はこれまで全く知りませんでした。
庭園入り口の冠木がなんとも、おどろおどろしいです。
入り口は完全に省力化されており、入園料は自動精算システムです。
庭園に入ってすぐに枯山水の三尊石があります。
もっともこの庭の説明には、三尊石との表記はありません。
蓬莱山の石組も至る場所にあります。
松をはじめ植生の手入れは相当に行き届いています。
白砂青松、お掃除も行き届いて気持ちよく回遊できます。
ゆるやかな傾斜地に、大き目な池を配し、周囲の借景も考慮されています。
芝焼きを施して、防虫や新芽の育成に注意をはらっているのでしょう。
とにかく至る処に巨岩を配しており、圧倒される光景が展開されます。
しかしこの三角ポストはいただけません。
立ち入りを制限するにも、周囲の景色に溶け込むような配慮が必要でしょう。
大分産の赤い石を使って「赤富士」だそうです。
とにかく園内一面、何処も立ち入りOKは大変楽しいものです。
何時までも続けてほしいものです。
一面芝を張り巡らした富士山、名付けて「仙石富士」です。
大きな岩を随所にこれでもか!とばかり配するのは、ほどほどにと思いますが・・・
このモニュメントは、二つの石の模様を上手に繋いで一つの石に見せています。
勝手にこの角度から写して、妙に納得しています。
穏やかな湖面に移る「影富士」は如何でしょうか。
東広島市の長閑な山中に、地元の篤志家が私財を投じて作庭中の「銘石庭園」、今後どのように変貌していくのか、少々興味深いものがあります。
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