もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

睡蓮の仲間

2024年06月09日 | Weblog

仏様と関係が深いと思われる花が、睡蓮の仲間たちと思っています。

 

花菖蒲ではないのですけれど、上から見下ろす睡蓮の花も一見に値しませんか?

 

睡蓮=佛花ではなく、結構色っぽいヤツも散見されます。

 

何故かほっとするのが昔から蓮と呼ばれているこの花でしょう。
葉も深みのある色合いで、花を引き立てています。

 

注意ぶかく観察すると葉っぱの形が結構多彩です。

 

仏様のお供には似つかわしくない艶やかな花も・・・

 

花弁の中心に、発光ダイオードが入っているようですね。
まるで電気スタンドの様に光輝いています。

 

中にひっそりと穏やかな花弁を持つ一株を発見しました。
2000年前の種が発掘され、見事蘇ったと伝わる「大賀蓮」です。

 

2000年前の古代大賀蓮の葉は、なんとも落ち着きのある穏やかな風情です。
これなら仏様の台座に相応しいと納得ですね。

 

同じ仲間とは思えない一輪を持つのは「河骨」です。
水面に浮かびあがるように存在感を際立たせています。
まさに水中花の代表と言っても良いでしょう。

 

古建築に多く見られる六葉紋。
これは河骨の葉をデザインしたものと言われ、水中植物の水気が火災防止に役立つとの謂れから、多くの日本建築に採用されています。

六葉門=水中植物=河骨=火防のシンボル、火災が最も恐れられていた時代の信仰として納得です。

六葉門は釘隠しや懸魚などにデザインされ、火防の役目も担っています。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ベゴニア | トップ | 植物公園点描 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事