もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

叡福寺

2024年07月01日 | 御陵印

今回は世界遺産に認定された大阪府にある、百舌鳥・古市古墳群周辺の天皇陵を訪ねます。

 

JRジパング割引利用のオイラは、専ら山陽・九州新幹線の「さくら」を利用します。
「さくら」の普通指定席は片側2列の4列シートで、座席もグリーン車並みに上等です。

 

新大阪駅、大阪駅、天王寺駅(近鉄阿部野橋駅)で乗り継ぎ、近鉄南大阪線上ノ太子駅がスタートです。
聖徳太子所縁の地ですが、何の変哲もない一ローカル駅です。

 

上ノ太子駅前のモニュメントは、奈良県境に聳える二上山・金剛山でしょうか?

 

まずは第31代用明天皇陵を目指します。
オイラ一人が歩く歩道は桁外れの広さですが、他には人っ子一人姿はありません。
多分国の規格に沿った歩道なのでしょうが、本当にもったいない気がします。

 

聖徳太子所縁の地である、大阪府南河内郡太子町は長閑な丘陵地がつらなっています。

 

歩き始めて数分、新興住宅団地に入っていきます。
聖和台団地、命名の由来は「和をもって尊しとなす」でしょうね。

 

上ノ太子駅からゆっくり歩いて30分ほど、叡福寺の前に差し掛かりました。
聖徳太子御廟のあるお寺なので、今回の訪問予定には入っていませんが立ち寄ります。
何時もこぼしていることですが、三角コーンを何故置いているのでしょう。不要です。

 

脇参道は緩やかな下り参道になっています。

 

ゆったりと広い境内に参詣者は疎らでした。

 

古色蒼然、落ち着いた風情の多宝塔があります。

 

桁行5間のゆったりとした金堂。

 

聖徳太子御廟にお参りしました。
聖徳太子の父である用明天皇と母も曽我氏所縁の方と言われており、曽我氏所有だった磯長(此処」)の地に、太子自ら御廟を建てると決められたようです。

 

わが国の政治に初めて仏教の力を取り入れた聖徳太子、叡福寺の一段高い場所に玉垣に囲われた六角の経堂が存在します。

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