日本で山焼きと言えば、まずは奈良の若草山が思い浮かびますが、中国地方では山口の秋吉台の山焼きが有名です。
広島で山焼きと言えばこの山、深入山で毎年行われます。
高木がが少なく、ほとんど坊主状態の山容です。
遠望した景色ではツルツルの禿山に見えますが、近くで見れば笹などが一面に生えています。
山頂に近い場所から火が着けられ、次第に裾野に向かって燃え降りてきました。
じりじりと山肌を這いながら山を焦がしていきます。
1時間以上遅れて山裾からも、火が着けられました。
多くの消防車と消防団員の方も配備されています。
近くで見ると相当の迫力でした。
咲き始めた桜に火が燃え移ったように見えますが、安心してください。
背後の草が燃えているだけです。
紅蓮炎を噴き上げて、次第に山頂へと燃え広がっていきます。
草が燃え尽きた後に、登山道がくっきりと姿を現しました。
この後焼け跡の山肌には、ワラビなどの山菜が芽を出してきます。
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