公園散歩 ～いなくなった渡り鳥～

＜♪あのカワウ～　さみしそう♪波にフワ　フワして♪（PUFFY「渚にまつわるエトセトラ」の節でどうぞ）＞

本格的に寒い季節は峠を越えた。これからは、日々暖かくなっていくだろう。春めいてくると、公園の景色にも変化が起きる。餌を撒く人がいると、すぐ飛んできたユリカモメたちがいない。キンクロハジロも見かけなくなった。ハトやカルガモは一年中いるので、相変わらず、餌を撒く人がいると寄ってくる。

ユリカモメは海辺の方にでも行ったのか。キンクロはもうシベリアに飛び立ってしまったのだろうか。それとも、上野の不忍池あたりに集結しているのかもしれない。いなくなって見ると淋しいものだ。

カワウだろうか、一羽ポツンと池の杭にとまって、何処を眺めていた。心持ち背中が淋しそうなのは、気のせいか。