<大宮の家の床の間の掛け軸。北京の書道の大家に書いてもらった「一球入魂」>
昨日の晩、NHKのスポーツ大陸という番組で「魂をこめて~巨人 小笠原道大~」というのをやっていた。幸いにして、大宮に帰ってきていたので、TVで見ることができた。あの、一見やみくもに見えるフルスイングの裏には研ぎ澄まされた“努力”があることがわかった。まさに、“一球入魂”の侍の姿をみた。
番組中に、彼がよく語った言葉に「中途半端は嫌いだ。思い切ってやる!」というのがあったが、まさに彼の人生を物語っている。十分準備した上での“思い切り”であるところが、凄い!
何事も中途半端ですませてきた小生がわずかな月給しかもらえないことが、今夜ほどおもいしらされたことはなかった。
天は二物を与えず。
というが、小笠原といい岩隈といい、天は彼等に二物も三物も与えているではないか。その分、一物もあたえられていない、小生のような中途半端な奴が増えているのかもしれん。
世の中、不公平。
と言うしかないか。