カミナリボルトのナカさんと、片山陽一グループの陽ちゃんの弾き語りライヴ企画
ONE PLUS ONE&ONEの第一回目ゲストとして昨夜、
日本橋「太陽と月」に出演させてもらって来た。
心温まる夜になった。
来てくれた方々に、心から感謝を捧げマッス。どうもありがとう!!!!!
昨日のライヴに関しては実は俺は、けっこう色々と気を張っていた。
弾き語り自体、随分久し振りだったし。
それで、あんな風になった。バタバタして、馬鹿みたいで良かったんじゃないかと思う。
ギターを置いて、ハーモニカ二本使って「吹き語り」をやったのも人生初だったし、
MCでいろいろと、過去あった面白かった出来事なんかを話したのも、
俺としては初挑戦だった。
自分の中の「型」を壊そう、という実験をやってみたのデス。
結果は、聴いてくれた人に、暖かく受け入れてもらえたように感じた。
優しい人ばかりだったのかな、アリガットゴザイマッス!
一人でライヴをやる、ということに手ごたえを感じることが出来た。
こういう、いい感じの経験を、バンドのほうにフィードバックさせて行けたらいいな、と思う。
エレアコではなくて「純アコ」を使ってライヴに出演したのも人生初で、
客席で自分の音を聴けたわけではないからわからない・・・のだけれど、
音もけっこう、良かったと思う。ポイジティヴにそう思う。
今後は「弾き語り」なら純アコで行くだろう。昨日使った黒いエピフォンの音はやはり、デカくて良かったし。
ただ問題はマイクの前からギターを離せないことなんだよね。
全然動けない。今後はギター用に2,3本マイクを立ててもらおうかな。贅沢かな。
片山陽一の弾き語りも、朴訥として良かった。彼は硬派な優しい男で、とても素敵だ。
彼はいろいろと、「人と人を繋げる」ようなことをしてくれる。そういう人って、時々いるよね。
とても貴重だし、感謝している。
歌もいい歌。きっと、このイヴェントを通して進化していくだろうから、それも楽しみだ。
カミナリボルトのナカさんの弾き語りも、味わい深くてよかった。
奇をてらわない、素直な優しい歌。妙に心に沁みた。
やる曲とか、曲順を決めずにステージに出たらしくて、
それをMCで言っているのを聞いて、ちょっとびっくりした。俺と真逆のやり方。
リラックスした感じで、そういうのも とても素敵だった。
彼らと知り合えて良かった。
そして「太陽と月」という店も、なかなか良かった。
そして、久し振りに訪れた大阪・日本橋という街。
俺はあの辺が大好きで。
若かった頃、まだ二十代前半の頃。
アメ村でのバイトを終えて、日本橋まで歩いて「フォア・ローゼズ」という
ブルース・バーに通った。人生初の「バーの常連」になったのだ。
酔っ払いすぎて、あの辺の街の路上で寝てしまったこともあった。馬鹿だ。でも財布は無事だった。
そして、懐かしの、わが心の・・・・古本屋。
日本橋の交差点近く、老舗の古本屋。
20年位前、毎週日曜日にバイトで入っていた店。
昨日、行ってみたら店は、なかった。ちょっとショックだったな。
フォア・ローゼズのあった辺りにも行ってみたが、店のあった建物自体が、なかった。
そりゃそうだ。随分古い建物だったし。あれからもう、30年くらい経つのだし。
あの頃の常連仲間も、何人か亡くなってしまっている。
でも今はまた、「今の仲間」がいてくれて、俺はとてもシアワセです。
みなさん、ホントに・・・・どうもありがとう。