洋楽よもやま話

2015-12-10 20:44:41 | Weblog


プリテンダーズ好きだったんだよね。


「だった」っていうのはおかしいか、今でもクリッシー・ハインドは


プリテンダーズのヴォーカリストとして健在だし。


でも最強のプリテンダーズは何と言っても、オリジナル・メンバーの頃だし、


それは・・・1979年までだったかな。


79年に、ギタリストもベーシストも、ドラッグのオーヴァードーズで死んでる。


二人ともクリッシーの恋人、もしくは元恋人だったはずだ。


今になってYOUTUBEでこんなに、


オリジナルメンバー時期のプリテンダーズのライヴ映像なんか見れてしまうと、


感動で、「もったいない」っていう気さえ、してしまう。


高校生だった頃なんて、洋楽ロックの映像が見たくて、


ほんの時々だけ、深夜の「ベストヒットUSA」とか


始まったばかりだったMTV(俺たちが見れたのはSONY MUSIC TVだったと思う)を


4時間くらい我慢して観てても、4時間のうち1曲か2曲、


いいのが見れるか、もしくは全然駄目か、といったありさまだった。


ワム!とかデュランデュランとか・・・・下らないものばかりだった。


プリテンダーズの「ミドル・オブ・ザ・ロード」は(80年代の「復活プリテンダーズ」の曲なのだけれど)、


ほんの時々、見れたな。大好きだった。とても貴重だった。


しかし、プリテンダーズの良さってなかなか微妙で、絶妙で。


クリッシー・ハインドがそんなに美人なわけでもなく、


サウンドにパンク的な派手さもなく、


でも最高にお洒落でパンクでニューウェーブで。いい歌で。


何というか、「粋」のカタマリ・・・みたいな。そんなバンドだった。



さて、洋楽話ついでに、ジミヘンのことを。


今月のPLAYER誌(ギターの専門誌デスね)に、ジミヘンの「ラストインタヴュー」


というのが載っていて、それはそれで感慨深いのだけれど、その冒頭の文章で語られていること。


そのインタヴューをしたキース・オルサムという人(当時のトップ・ジャーナリストだそうだ)が


何と、あの「ステージでギターに火をつけて燃やす」というパフォーマンスのアイディアを思いついて、


ジミはそのアイディアを彼からもらった、書いてあるのだ。


なるほど・・・・・・・・・・・・我々みたいな後年のファンは、(良くも悪くも)ジミを神格化しているので


あの「火付け」は、ジミが「霊感に導かれて」やったような気さえしているのだが、


そうじゃないのね・・・・・・・と思って、とても新鮮だった。


あれって、「酒の席での笑い話」だったのかもしれないよね、


「ステージでよ、ギターにジッポ・オイルかけて火ィつけたら最高にアタマおかしいぜ?」みたいな。


それ聞いたジミが真面目な顔して、「俺はそれ、やるぜ」みたいな。


何だか、ジミ・ヘンドリックスが身近に感じられて、嬉しい。





えーとそれだけなんだけどさ。


コメント (2)
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