君はミステリアス
ほんのささいな行動さえ不可解
小さな小さな迷宮の連続
君に関する物事は
予兆と反復を持って現れる
そして終わることなく続いてゆく
崩壊し 衰退していったのは ただただ
時間だけ だったのだけれど
そんなことさえ嘘に思えてしまうくらいに
世界は何一つ
変わらないように見えるのだ
僕には
どんな角度から見ても君は君として
存在している
それは
ただの「事実」でしかないけれど
僕の中の君と 現実の君は
いつも少しだけ ズレているのだ
我々は四次元的にすれ違い
散文的に関係する
喜悲劇的なエンディング