街は痛みであふれていた。
今日は出掛けるから、もしかしたら
と思ったんだけど
何と言うか・・・・雨が降り出そうとしていた。
まぁいいや、とにかく
新しいことを始めよう。
新しいバンドを動かそう。
今まで俺がやってきたことが
全部、不毛じゃないんだと信じたい。
俺のことを全然駄目だって思ってる奴もいるけど
そうじゃないんだってそいつらにわからせたい。
すべてを楽観視したいんだ。
人生を笑い飛ばしたいんだ。
俺は本当の、君の友達なんだから
しょうもない奴等に馬鹿にされる訳にはいかない。
俺は袋のネズミみたいに
少しずつ少しずつ追い詰められている。
それは事実でしかないが、
でも くそ、見てろよ。
ちゃぶ台ごとひっくり返してやるからな。