まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

いよいよアラフォーか・・・

2009年10月08日 | ブログ

昨夜から今朝にかけて暴風雨に見舞われたが、台風18号はあっという間に北上していった。現在電車メインではなくバスや自力で通勤していることもあり、交通機関の乱れの影響もさほど感じることなく、やがて空が少しずつ明るくなってきたのを見てほっとしたところである。幸いにして全国的に見ても深刻な被害が出なかったのは何よりである。

さて、空のほうはすっきりというところだが、私の気持ちはちょいとすっきりしないといった今日この頃。実は明日10月9日(この日は「トラックの日」というらしいですな)が私の誕生日なのだが、明日で36歳となり、いよいよ世間でいうところのアラウンド・フォーティー世代に足を踏み入れることになる。

・・・さすがに、ちょいと焦ってきますわな。いろんな意味で。

これがプロ野球なら、最後にもう一花咲かせる世代というところになるのだが、本当の人生ならば、最後にもう一花というにはまだ早すぎる。

ぼちぼち、がんばりますか・・・。

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Jリーグでの「仕切り直し」

2009年10月07日 | ブログ

ここ近年では最大級の勢力といわれている台風18号が本州に接近・上陸という。私のいる尼崎もそろそろ風雨が強くなってきた。関西・東海では明日未明から午前中にかけての通過という。通勤に影響がなければいいのだが・・・。

台風といえば、この夏の台風9号で大きな被害を受け、先日までJR姫新線が不通となっていた兵庫県の作用町。今回の台風18号で新たな被害が出やしないかと心配である。作用町に限らず、全ての地域で無事に被害なく通過するように祈るばかり。

さて、台風のニュースの合間のスポーツニュース。この夏の雨の影響を受けたJリーグ鹿島対川崎の再試合が行われたという。

サッカーをほとんど全くといっていいほど見ないので、雨天中止の試合か何かが行われたのかなと思ってみていると、これが「途中中断した試合の続きから」というものとか。

ニュースによれば、試合が中断したのは後半29分で、その時の状態に限りなく近い状態から再開したという。だから今日の試合は前後半90分ではなく、後半の残り16分だけが行われたことになる。

・・・こういうのって、ありなんや。

例えばプロ野球ならば、5回表終了前ならばその試合はノーゲームとなり、後日最初からの再試合となる。記憶に新しい高校野球も翌日に再試合。だからこの試合も0分からの再試合かと思っていたのだ。

中断前の状態に限りなく近い形で再開するので思い浮かんだのは、相撲の「水入り」。この時は水入り後、行司やら審判員やらが組み手の位置、土俵の位置を事細かに再現するよう確認しあい、行司がポンと背中を叩いて取り組み再開となる。今回のサッカーの試合はこちらの状態に近いのだが、正確にいえば「仕切り直し」ではないな・・・(まあそれは言葉の問題ということで置いておく)。

Jリーグのチェアマンは「公平性」ということでこの措置を決めたというが、理屈としては公平だと思う。ただ選手としてはやりにくいだろうなとも思う。

それにしてもJリーグのサポーターというのは熱心で、わずか16分の試合を観戦するために、地元鹿島のサポーターはともかく、川崎からわざわざバスなどで乗りつけたサポーターが多いのに驚きだ。川崎だからまだ行ける人も多かったのだろうが、これが遠いチームならどういうことになっていたか。でもまあ、それでも観戦するのだからこそサポーターと言えるのだろう。「サポーター道」というのはそういうものなのかな。

こういう人からは新たな入場料を取ったのだろうかと思ったが、ネット記事によれば中断試合の半券でもってそのまま入場できたという。ただ運営スタッフのことなどを考えれば主催チームの鹿島にとっては何がしかの「持ち出し」となってしまったことだろう。

このような措置を野球で行うことは可能だろうか。時間制のスポーツでできたのだから、野球のようにプレーの合間が一つ一つ切れ目になっているスポーツならば、どこかの時間で中断されたとしてもその時の状態で復元することは容易だと思うのだが、どうだろうか・・・・?

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低すぎるのも考えものだから困ったものだ

2009年10月06日 | ブログ

このカテゴリで記事を書くのも久しぶりのような気がするが・・・。

10月の定例の通院ということで、1ヶ月ぶりに糖尿病専門医の門をくぐる。台風が接近しているためか、今日のうちに通院してしまおうという患者が多くて混んでおり、待ち時間が長く感じた。

さて本日の通院検査結果。血糖値は空腹時の値ということで80mg/dl、そしてHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)は5.0%という値。特にHbA1cは前月測定が6.7%で、日本糖尿病学会がいうところの正常値は「5.8%未満で理想、5.8~6.5%でまずまずいいかな」というやつなので、1ヶ月で「まずまずいいかな」と「理想」を通り越したことになる。

この結果を見て、医師の診察前に看護師から「大丈夫ですか??」と個別に尋ねられる。もとより「低血糖」のことを心配してのことである。ブログでは書かなかったが、日々の血糖値の自己測定を行う中で(起床時と、一日のどこかで1回の計2回)、このところ特に空腹時や就寝前などは血糖値が60台とか、時には50台を記録することがちょくちょく起こっていたこともある。

確かに低血糖はこのところ意識することで、私の場合は「空腹感」と「脱力感」が症状のようだ。ある時は会社で「エネルギーが切れた」と実感することもあった。その時は軽く何か口に入れるようにしているのだが・・・。

診察の結果やはり低血糖を起こす体調にあるということで「すい臓を刺激する飲み薬が強く効いているのでは」という結論になり、これまで朝夕服用していた飲み薬については朝のみの服用となった。ただ、インシュリン注射についてはこれまで同様、超速効型を朝と夕食前に2単位ずつ、持続型を夕食前に6単位という布陣。これも次回の血液検査の結果次第ではインシュリン注射そのものも減らすか、思い切って注射から卒業となるかを見極めようということになった。

それにしても、ほんの3ヶ月前はあまりの高血糖状態に極悪人のレッテルを張られていたものが、今度は低血糖のために「いかに通常域を維持するか」ということに苦心しなければならないとは、皮肉なものである。でもまあ、糖尿病というのは一度かかったら一生治ることのない病気なのだし、血糖値を改善するための生活習慣改善は続けなければならないのだから、治療の中ではこういう局面もあるだろう。じっくりと向き合って、次回の検査に臨むことしか私にできることはない・・・・。

437そんな中で糖尿病と向き合うのに前向きになれる一冊。「インスリン注射も食事制限もいらない糖尿病最新療法」(岡本卓著、角川SSC新書)。現在通院している病院の治療方針が悪いとは思っていないのだが、こういう書物の内容を頭に入れておけば治療への理解も深まるのではないかと思うところ。同様の悩みを抱えておられる方にはぜひおすすめしたいものである(って、すでに読んでおられるでしょうが)。

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10月5日は「時刻表記念日」

2009年10月05日 | ブログ

世の中にはいろんな記念日というのがあるのだが、ネットを見ていると本日10月5日は「時刻表記念日」というのだそうだ。

何でも、1894年というから日清戦争の年だが、この年の10月5日に、わが国で最初の定期発行の時刻表冊子となる「汽車汽船旅行案内」というのが発刊されたという。ちょうどこの頃は日本の全国主要なところの鉄道網が完成しつつあるところで、汽車や汽船を利用しての旅行というのが一般的になってきたということがあるのだろう。これは思わず「へぇ~」とうなるところである。

Hyousi_jitubutuさて、1894年から少し時代は下るが、明治35年というから1902年になるのかな、この年に発刊された「全国鉄道汽車便覧」というのが、私の手元にある。「100年前の時刻表を復刻する会」というのがあるそうで、それが鉄道書籍が並ぶところで有名な大阪の旭屋書店にあったのが、このブログでおなじみの大和人さんのブログで紹介されていた記事を見て、私が書棚在庫の最後の一冊をかっさらったという代物である。

よく、「電車の時刻表なんか数字ばっかりで読めない」という声を聞くが、現在店頭に並んでいる時刻表はまだ読みやすいものだと思う。何せこれを開ければ全てが縦書き、数字も漢数字でこちらのほうがよほど読みにくいと思うのだが、当時の表記法としてはこれが当たり前だったのかもしれない。

Kobeさて「紙面」を見て今もなじみの駅名を見ると余計に当時の旅への思いを馳せることになる。まあ身近なところで京阪神の東海道線の当時の所要時間を見れば、京都~大阪が1時間15~20分くらい、大阪~三ノ宮が50~55分くらいという。現在の新快速から見れば倍以上の時間がかかっているが、100年以上前という時代を考えれば、当時としてはものすごいスピードだったのだろう。

このほかにも、現在までその伝統を伝える路線、まだ一部しか開通していない路線、今ではその姿を見ることのない路線など、さまざまな情報が伝えられる。これを見ながら当時の風景を想像するのも楽しいものだ。

さて、時刻表といえば、私が毎年受験している「時刻表検定試験」。やはり今回が一応の「最終回」ということになる。これまで「時刻表博士」を目指して受験にアタックしてきたところだが、このところは受験もさることながら「受験と絡めた1泊旅行」も楽しむということで、いろんな意味でのライフワークとなりつつあった。

最後ということで、特に東京会場などはイベントだの、鉄道アイドルだか何だか知らないが、そういうのが来てその筋の人たちの注目の的になるのだろう。

11月15日に行われるこの検定、横浜会場へのエントリーを申し込み中。この関東遠征をどう過ごすか、それこそ時刻表をめくりつつ算段しているところである・・・・。

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中川昭一元財務相が死去

2009年10月04日 | ブログ

本日は朝からゴルフの練習場へ。クラブを握るのは久しぶりだが、来月に会社での定期的なコンペを控えており、会社内でのポジションと腕前で「永遠の"幹事候補"のライバル」という人がいるのだが、ライバル争いに負けてその次の幹事を任されるのもちょいとイヤなので、少しは振っておかないと・・・。それにしても今朝は天気がよかったせいか、練習場にも多数の客が訪れ、中には順番待ちも。

その後はクルマを車検に出す。今年に中古車センターで買った時は「整備はちゃんとやっときますよ」とディーラーが言っていたのだが、オートバックスの車検に出すと要修理ポイントが結構出てくるものだ。まあ、中古車センターで購入するというのは価格が安い分、そういうリスクを負わなければならないということだろう。現在通勤ではクルマを使っていないため、別に後日の受け取りでもよいからということで引き上げる。

帰宅後、ネットをチェックしているとビックリした記事。中川昭一元財務相が急死したというのだ。私はそのタイトルを見た時に「自殺したのでは?」と思ったものだ。ただ、その後の警察の調べでは自殺の可能性はほとんどなく、周りの証言ではこのところ体調がすぐれないということもあったために、いわゆる突然死のようなものかなという結論になりそうである。

私がふと思ったのが、中川昭一氏のお父さんである、故・中川一郎氏のこと。確か、自民党の総裁選で中曽根康弘氏に敗れたその後、急死したという。その後の調べで自殺だったことが明らかになり、当時小学生だった私も「選挙(総裁選)に負けて自殺せなあかんのかな?」と印象に残ったものだった。

その息子にあたる昭一氏が、先日の総選挙で敗れ、そのすぐ後に亡くなるというのは何だろう、親子同じような道をたどったということか。

昭一氏といえば農水相や財務相も歴任し、年齢的にも自民党の「麻垣康三」の次の世代をしょって立つ人だと有望視されていた人物であると思う。ただ、あの会議後の酒を飲んでの「酩酊もうろう会見」で、「中川昭一といえばあの会見が記憶に新しく・・・」という言い方をされてしまう。一度の過ちなのかもしれないが、結局一生この会見がついて回るということで、酒の過ちというのは後悔してもしきれないものだと感じるところだ。

政治家になることはあり得ないが、私としても「酒の過ち」にはよくよく気をつけなければならないものだと、改めて思うところである。

改めて、ご冥福をお祈り申し上げます・・・・。

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また新たな独立リーグ誕生?

2009年10月04日 | プロ野球(独立リーグほか)

NPBプロ野球では楽天が球団創設5年目で初のクライマックスシリーズ出場が決定。近鉄ファンではある私だが、楽天についてはあくまで「東北の新球団」という見方であえてファンを名乗ったことはない。それでも全くゼロからのスタートでここまで成長したのは目を見張るものがあり、クライマックスシリーズを仙台で実施できるよう、エールを送りたい(さすがに仙台まで観戦に出かけることは無理として)。

さて、新球団といえば独立リーグの「三重スリーアローズ」。元々はゴタゴタ続きの関西独立リーグへの来季からの参入を予定していたところだが、同リーグの社長を兼務する三重の壁矢球団社長が、リーグの運営方針をめぐって他球団との温度差があることから、同リーグを脱退して、自ら新たな独立リーグを立ち上げるというものである。

関西独立リーグは資金難から来季の選手給与を「シーズン期間中の月8万円プラス出来高、アルバイトOK」ということになったが、これに対して「選手の最低限の待遇は確保しよう」という三重球団が反対する形で今回の脱退ということになった。まあ、三重としてはある理想を持って新球団を立ち上げたのはいいが、地域的によいと思われた関西独立リーグのあまりの体たらくに「関わらないほうがいい」と思ったのだろう。

ネット記事によれば三重が立ち上げようとする新リーグには兵庫県の淡路市の会社経営者から参入オファーがあるほか、複数の地域が参入を検討中という。おそらく大阪のエクスポセブンティーズとか、いずれは関西独立リーグへの参入を検討していたという滋賀などが含まれるのかな。ただ、いきなり来年4月開幕(ってもう半年後ですがな)といわれても、またしても「興行として成功するのかな?」と心配してしまう。

独立リーグの場合、特に「これが理念」というものがないとファンの心をつかむことが難しいのでは、と思う。四国・九州アイランドリーグは「NPBを目指す若者の実戦の場」、BCリーグは「地域に根ざした"ふるさとのプロ野球"」というそれぞれ「リーグの役割と目標」というのを掲げているが、関西独立リーグにはそれがなかった。「人口の少ない地域でできるのだから、都市部なら多くの観客が来るだろう」という、IT企業の社長が一山当てようという程度のものだった。

三重球団を中心とするリーグが目指すものは、一体何だろうか。

もうしばらく、独立リーグの動きに注目してみようと思う。

さて、四国・九州アイランドリーグでは前期優勝の長崎と後期優勝の高知によるチャンピオンシップで高知が3連勝して同リーグのチャンピオン。BCリーグの上信越地区優勝の群馬と北陸地区優勝の石川のチャンピオンシップは群馬が第1戦に勝利。来週金沢で行われる第4戦または第5戦には、私も観戦に駆けつける予定。(都合がつけば高知にも行ってみたい)

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成田山と伏見稲荷

2009年10月03日 | ブログ

さて今朝は早朝、雨の中会社の人たちと寝屋川は成田山不動尊大阪別院に向かう。私の勤め先では、年始と期の初め(4月、10月)に管理職以上の人たちが成田山への安全祈願、そして伏見稲荷に商売繁盛祈願のために参拝しているのだが、今回は管理職ではない私にも「行ってみないか」とのお声がかかり、一緒に向かうことになった。千葉の成田山には参詣したことがあるが、大阪の成田山は初めてである。

200910030654000_3中には、子どもの運動会とバッティングしている人もいる。天気予報では午後から回復に向かうとの予報だったが、運動場のコンディションが悪く早々と中止が決まったとか、開始を遅らせようとか、運動会の予定もまちまち。このために、運動会優先で欠席を決めたり、成田山の祈願だけ参加して先に抜けたりと対応もまちまち。なかなか、家族サービスというのも大変で、申し訳ないけど独り者にはわからないご苦労である。

午前7時30分の護摩供祈祷に参加。大きな太鼓の音を合図に読経が始まり、やがて護摩が焚かれる。本来は会社業務の安全祈願ではあるが、そこは便乗してというわけではないが、私自身の健康・息災や旅行安全も心に祈念する。朝のお勤めはなかなかにすがすがしいものである。

30分ほどで護摩供祈祷は終了。本堂を出ると、先ほどまで降っていた雨がカラリとやんで、青空が広がっていた。まるで絶好の運動会日和。私には、祈祷で雨を晴らしたようにも思えた。

この後は京阪電車で伏見稲荷に移動。まだ朝早いが、駅前の都麗美庵という店のアンパンが有名だとかで、集団を抜けて買いに走る人も。

200910030909000伏見稲荷では拝殿で商売繁盛の祈願を行う。外では多くの参拝客が鈴を鳴らし、拍手を打つ音が聞こえる。さすがに賑やかな神社である。

 

 

 

 

 

 

さてここからが本日のメーンイベント。一ノ峰まで上がるのである。一ノ峰の末広大神に鳥居を毎年奉納しているとのことで、体力勝負ということになる。一ノ峰登山は初めての経験で周りからはさんざんにプレッシャーをかけられたのだが・・・・(過去にほとんど酸欠状態になった人がいたそうな)。

200910030947000名高い鳥居のトンネルを抜ける。始めの頃は修学旅行の生徒たちが鳥居のトンネルの中で記念写真を撮っている光景も見られたが、進むに連れて段々にハイキングの出で立ちの人が増える。そんな中をスーツに革靴姿(さすがに上着とバッグは麓での待機組に託したが)で汗だくで登る。言われていたほどのキツさはないが、天気がよくなり蒸し暑くなりだしたのが応える。

 

 

 

 

 

それでも四ツ辻で一息入れ、30分ほどで一ノ峰に到着。ここで奉納用のミニ鳥居に文字を入れるという役をおおせつかり、無事に参拝。ちょっとした達成感を味わった。

200910031052000_2帰路はぼちぼちと帰り、最近会社が奉納したという鳥居の位置も確認して下山。一行は再び京阪電車に乗り、大阪市内での直会を行う(本当のメーンイベントはこれという説もある)のだが、DM患者のこととて会社での宴席はしばらくパスさせてもらっていることもあり、今回はここで失礼する。帰宅してシャワーを浴び、日中はのんびりとさせてもらう。

 

信仰のあるなしというわけではなく、節目ごとの行事ということでの寺社参りは心が落ち着くとともに、引き締まるものを感じる。交通安全、無病(私の場合は「一病」)息災、商売繁盛・・・さまざまな願いを込めて、充実した日々を送りたいものだ・・・・。

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中華人民共和国建国60年

2009年10月01日 | ブログ

10月1日は衣替え。これまでなじんできた軽装からスーツ・ネクタイ姿に切り替わったのだが、大阪はまだ真夏日という暑さ。久しぶりの大阪の夏はえらく長く感じたもので、報道では今年は「冷夏」だったというが、ホンマかいな?と思わせるくらいである。

上半期から下半期に変わったということで、気持ちを新たに業務に励んでいきたいものである・・・・。

さて、今日はお隣中国が1949年に「中華人民共和国」となってからちょうど60年の節目である。久しぶりに「人民日報」(中国語版)のホームページを開けてみたら、熱烈歓迎ぶりのド派手なページ構成となっていた。フラッシュでは祝賀セレモニーのほかに、軍事パレードに出席した胡錦濤主席の写真なども流されていた。まずは隣の国から一緒に建国記念を祝って紹興酒でも空けましょう・・・・と思ったが我が家に紹興酒の買い置きはなかったので青島ビールで我慢。

こういう「何年何月何日に建国」というのがはっきりわかっているほうが、政治が国家を意識させるのには何かと盛り上がることである。日本の場合は一応2月11日が「建国記念の日」となっているが、どうも説得力に欠けるというか、戦前ならいざ知らず、国を挙げて祝うというまでの雰囲気にならないのとは対照的だ。

その気になる大陸の隣国であるが、政治面では鳩山首相になってからはまずは友好ムードで進んでおり、一時のいがみ合いのようなこともなくなってきているのは評価できる。

ただ、これから経済面や環境施策などでの意見の対立や、じゃあ実際に尖閣諸島の話など持ち出されたらどう対処するの??という疑問はある。それは今後とも民主党政府がどのような動きを見せるのかを注視するしかない。

それにしても、中華人民共和国としての60年というのも激動の時代だったのではないだろうか。一党支配、文化大革命、改革開放経済、少数民族問題、旧ソ連・インドなどとの国境紛争、北京五輪開催・・・さまざまな裏と表の顔を持つ大国である。

今後、ますます日本が真剣に向き合う必要のある国、次の60年でどのような姿になっていくのか、これから見守っていきたいところである・・・(60年後といえば私はさすがにそこまで生きてはいないでしょうがね)。

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