まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

湯本の足湯と仙台の牛たん

2008年01月19日 | 旅行記B・東北

北東北に残るJR未乗車区間の乗りつぶし。3日間あれば東京から鈍行利用で途中下車しながらでも制覇できるプランも作成したのだが、今回は2日間でそのうちの東北本線花巻~盛岡、北上線ほっとゆだ~横手をターゲットとする。本州のJR線乗りつぶしまではあとわずかだ。

まだ夜も明けない中、常磐線の勝田行きグリーン車で出発。仙台までは常磐線経由で北上する。東北本線経由と比べても、「青春18」利用者による混雑度が低いし、所要時間もさほど変わらない。ただ本数が少なくパターンダイヤでもないので、乗る前に時刻表を確認する必要がある。

次のいわき行きが水戸始発のため、水戸で乗り継ぎ。この日はあいにくの雨で、途中で姿を見せる太平洋も暗い感じだ。このままいわきまで行っても次の列車まで1時間近く待ち合わせとなるので、手前の湯本で下車する。

P1125882この湯本は常磐ハワイアンリゾートでも有名な温泉地。旧炭鉱に関する資料館もあり、私としてはそちらにも興味があるのだが、そこまでの時間もないので、駅前にある足湯で一時休憩(実は駅の1番ホームにも「駅の足湯」なるものが沸いているのだが、どうも湯量が貧相に見えたのでパス)。屋根はあるのだが雨も吹き込んでくるところで、体を縮こまらせて傘をさしながらの足湯というのも妙なものだ。少しは疲れが取れたところで、いわきに向かう。

P1125884いわきから原ノ町へはワンマンの701系。いよいよ、「青春18」利用者の天敵?701系の牙城に足を踏み入れる。まあこの車両が登場して長いこともあり、ここでじたばたしても仕方ない。ただ、ロングシートなのは仕方ないとして、暖房の構造からか尻がやけに熱くなるのと、ドア開閉時の「キンコーン、キンコーン」の高音が「もうちょっとどうにかならんのか」という気にさせる。原ノ町に向かうまでの間に、雨から雪に変わった。

P1125888原ノ町からは新車のE721系。シートのつくりなどは東京近郊の宇都宮線や高崎線などを走るクロスシート車のそれ。一気に東京近郊に戻された感じだが、先のロングシート車に比べれば居住性は格段によい。福島県から宮城県に入るとまた雪がなくなった。

P1125891仙台着。ちょうど昼の時間帯。改札を出てまっすぐに駅構内の「牛たん通り」へ。ここは仙台名物牛たんの名店が軒を連ねる人気スポット。そのうちの「喜助」で「一人なら空いてますよ」と手招きされたので入る。限定30食という「厚焼き定食」を注文。塩味が効いていていくらでも入りそうだ。定番の麦飯、漬物、テールスープを含めてあっという間に平らげてしまう。ちょうど入店したタイミングがよかったようで、その後の「牛たん通り」はどこの店も長い行列ができていた。

コンコースで牛たんの燻製と笹かまぼこを買い求め(仙台に来るとやはり買ってしまいますな)、東北本線の旅を続ける。さてここからまたロングシートの旅だ・・・・。(続く)

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