まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

第19番「鞍馬寺」~新西国三十三所めぐり・9(一乗寺・高安)

2016年05月14日 | 新西国三十三所
叡山電車で貴船口からの戻りに「きらら」号に乗車。乗った時点で立ち客も多かったが、広い窓からの景色を眺めることができる。

昼食の場所として下車したのは一乗寺。このところ西国三十三所めぐりをしているためか、「一乗寺」と聞くと加西市にある第26番札所の寺を連想してしまう。ただそれは少数派のようで、多くの方は京都のラーメン激戦区を連想するだろう。

京都のラーメンは今では各地にチェーン店もできているが、こちら一乗寺にその本店やら単独の店が集まっているという。近くに大学が多く、学生が手軽に、かつがっつりと食べられることからラーメンが支持されるようになったとか。私も一乗寺の外に出ている店でラーメンは食べたことがあるが、一乗寺そのものに乗り込んで・・・というのは初めてである。

今回訪れたのは高安。私の大学の同級生が書いているブログでこの店を紹介しており、ラーメンよりもセットの唐揚げのほうが気になっていた。

14時半を過ぎたが、店の前には20人ほどが行列を作っている。私は食べ物のために並ぶのが好きではないし、別の店でも構わないのだが、どこも同じようなものかと思いそのまま列に加わる。この時間だと昼の部の営業が終わっているところもあるだろう。1時間あまり待って入店する。中はラーメン屋というよりは喫茶店の趣で、柱をぐるりと囲む丸テーブルに通される。隣の人との間隔が狭いのだが・・。

初めてなので普通のラーメンというところだが、人気という牛すじラーメンを注文。私の注文が最後だったようで、後から入ってきた何組かが注文しても「今日は終わりました」というやり取りが聞かれる。

そして出てきたラーメン。甘く煮込まれた牛すじがなかなかいける。スープ自体が甘くなってしまったが、そこはトッピングのニラを入れるとちょうどよい辛さに変わる。

で、気になっていた唐揚げがこちら。これこそがっつり行こうということで、にぎりこぶし大のものが3個。店の中では「さすがに3個は・・・」ということで持ち帰りをお願いする客もいる。ただここはチャレンジ。カレー味というのが食欲をそそり、これはご飯にも合う。ラーメンがなくとも、唐揚げ定食で十分食事になる。歩いた分が全部リバウンドするような食事だが、まあいいだろう。

さすがにもう他に何かしよう、どこかに行こうという気がなくなり、そのまま駅に戻る。また次の札所めぐりが楽しみである・・・。
コメント    この記事についてブログを書く
« 第19番「鞍馬寺」~新西国... | トップ | 観戦記~女子プロ野球とのコ... »

コメントを投稿