まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

盤双六とバックギャモン

2016年02月12日 | ブログ
リアルタイムでは観ないくせに、何年か経ってからDVDを借りて立て続けに観ることがある。今は、2012年の大河ドラマ「平清盛」。西国三十三所巡りなどするうち、平安時代を舞台にしたものを観たいと思ったのかもしれない。まだ始めの頃で、当時の兵庫県知事から「映像が汚い」と酷評された辺りである。

ご記憶の方もいると思うが、オープニング画面の最初と最後にサイコロが出てくる。私なぞはつい「サイコロの旅」をイメージするが、劇中でも盤双六が登場する。また、ドラマの最初で実権を握っていた白河法皇が、自分の思うようにならないものとして、山法師、鴨川の流れと並んで、賽の目を挙げている。このサイコロは、当然盤双六を意識してのこと。

盤双六とは、今でいう双六とは違い、持ち石を相手の石と交差させながらゴールに持っていく遊びである。いや、元々双六とはそのようなもので、現在でいうバックギャモンである。

なるほど、バックギャモンね。・・・で、バックギャモンはどうやって遊ぶのかと。

フリーセルやマインスイーパと一緒にパソコンのゲームソフトに入っているのは見たことがあるが、触ったことはない。双六の原点で、博打の対象にもなったことから禁令も出たことがある競技というし、日本ではマイナーだが世界的には広く遊ばれているという。サイコロ好きとして一度やってみる。今はスマホ、タブレットで簡単にゲームがダウンロードできる。

・・・で、何やかんやで石を動かすが、こちらの石が雪隠詰めみたいになって完敗。その後でルール解説のサイトや動画を観て、なるほどなと感心した。これから、まずは初心者レベルでポチポチやることにする。

バックギャモンは囲碁将棋、チェスと違って、定石はあるもののサイコロの出目で次の攻め手が変わる。サイコロの行方で時には逆転勝ちもあるようで、なるほど白河法皇も思いのままにならなかったことである。一発逆転の博打的要素も持つだろう。現在も、勝負の展開に応じて点数を賭けるルールだ。

コンピュータでしか楽しめないゲームもたくさんあるが、ダテに年数を重ねていない、こうしたアナログ古典ゲームをじっくりやるのもいいかな・・・・(プレーするのはデジタル画面だとしても)。
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