今の職場にはクルマで通勤している(何せ交通の便が悪い「陸の孤島」なもので・・・)ため、行き帰りの電車の中で週刊誌の中吊り広告を眺めたり、読書にふけったり、鉄道沿線のお出かけ情報に身近に触れることがなくなった。同様に鉄道の話題もちょっと縁遠くなったかな・・・。
JR西日本が3月のダイヤ改正で、京阪神の主要路線の終電時刻を最大で約20分ほど繰り上げるというニュースを目にした。JRといえば西日本も東日本も終電が遅いということがあり、遅い便の新幹線から乗り継いで帰宅する時や、飲んで遅くなった時でもまだ間に合うというのがあるのだが。
その理由というのが「終電を早めることで翌朝までの運転士の休息時間を拡大するという労働環境の向上により、安全性の向上につなげる」というもの。
なるほどね。
4年前の福知山線列車脱線事故以来、鉄道の安全性に対する世間の注目が集まっていること、また、ただでさえ労働環境がよくないとされている運輸業界にあって、少しでも配慮しようというのは会社の姿勢としては評価していいのでは。やはり安全は確保しないとね。
いろんな方のブログを見ると「利用者無視」「単なるコスト削減の口実だ」という声が圧倒的に多いのだが、これはやむを得ないのではないだろうか。
これはパソコンの前の空論に過ぎないのだが、終電を早める一方で、深夜利用が比較的多い金曜・土曜限定の臨時列車を運転するというのはどうだろうか。これまでの経験上、終電を気にしつつ飲むというのはこれらの曜日がほとんどだったように思うので・・・・。
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