まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

第81番「蓮光院」~広島新四国八十八ヶ所めぐり(廿日市駅前シリーズ)

2024年08月01日 | 広島新四国八十八ヶ所

広島新四国八十八ヶ所めぐりはようやく最後の80番台に入り、廿日市駅前の3ヶ所、己斐、そしてなぜか東区に1回飛び、最後は宮島の3ヶ所で、第88番は弥山の本堂である。

7月27日、朝から暑い中だが1日空いたので広島新四国の続きである。もう、午前中から出かけることにする。高須から広電に乗車して広電廿日市に到着。広島新四国で廿日市には何回か来ているが、札所番号順にこだわるとそういうことになる。

まず目指すのは第81番・蓮光院。広電からすぐ北にあるJRの廿日市に出る。蓮光院はスマホ地図で見るとすぐ駅前にあるが、寺の入口はさらに路地を入ったところにある。歴史ある本堂・・というわけではなく、むしろ大きな邸宅の母屋を寺にしているように見える。

玄関横に「納経の方はインターフォンを」とあるので鳴らすと寺の方が出て来られ、中に通される。扇風機をつけて風を起こしていただく。内陣も年季が入った感じで、事あるごとに祈祷や法要が行われているのだろう。

蓮光院の本尊は阿弥陀如来で、500年以上前の作とされている。また、藕糸という糸で織られた大師像というのがあり、明治の政治家である大隈重信の母が八十八幅の大師像を各地に奉納した一つだという。他にも、極楽寺と同じく行基の作とされる観音菩薩や、江戸時代作の大日如来、不動明王等もあるとのこと。

扇風機をつけていただいたが、暑いのは暑い。その様子を見かねてか、朱印、本尊御影とともに「お接待です」と身にペットボトルのお茶をいただく。

さて次の第82番・洞雲寺は廿日市駅の反対側にあるため、駅の自由通路を渡ることにする。古くから木材の集積地として賑わった廿日市らしく、地元の木材がふんだんに使われている。駅名からして廿日市市の玄関口と思いきや、周辺施設の充実度や乗降者数では隣の宮内串戸に軍配があがるそうで・・・。

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