まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

第30番「金剛城寺」~新西国三十三所めぐり・38(北近畿を乗り鉄)

2017年07月30日 | 新西国三十三所
新西国三十三所めぐりで福崎の金剛城寺を訪ねたあとは、寺前行きの列車で北上する。だんだんと山がちになるところである。福崎11時21分発のこの列車は、寺前から和田山行きの気動車に乗り継げる。

寺前に到着。駅の手前で、駅舎のあるホームに気動車が停まっているのを見て、これが乗り継ぎ列車かとあわてて跨線橋を渡って反対ホームに向かう。ただこれはその後の観光車両で、これから乗る和田山行きは電車が着いた同じホームの向かい側から発車である。結局もう一度跨線橋を渡る。

11時50分発の和田山行きは折り返しでやって来たキハ41という車両。片側運転台のキハ47を改造して両側運転台にしたもの。車両ファンの間ではゲテモノ扱いされているようだが、乗るぶんには旧国鉄型車両に乗れるのは昔ながらの雰囲気が演出である。天井にはいまだに扇風機が回っているが、昨今増えた「弱冷車」よりも涼しい。

播磨と但馬の境を越える道は「銀馬車の道」「鉱山の道」として日本遺産にも指定されている。それらを通り、竹田城の玄関である竹田に着く。ここで下車する人、乗ってくる人が入れ替わる。竹田城は、ちょうどブームになった時に一度未明からクルマと歩きで行ったことがあるが、今はどうなのだろう。また、駅からの登城ルートで行ってみたい気もする。

和田山に到着。ホーム向かい側に来た福知山行きに乗り継ぎ、福知山に到着。ここで時間があるので遅めの昼食とする。

待合室の一角に初めて見る店がある。「らいおん丸」という、チェーン居酒屋らしいところ。メインは夜のようだが、ランチタイムもあるようだ。ここで刺身定食をいただいたが、これに限らず、ランチでは御飯と辛子明太子がおかわり自由とある。

これでお腹もできて、福知山線に乗る。篠山口乗り換えで大阪まで。この車中はまったりと過ごす。

さてこれで、新西国三十三所も残り一つ、作用町の瑠璃寺だけとなった。またバス乗り継ぎとなるが、近くお参りして満願としたいところであるが、どうアクセスするか・・・。
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