まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

津山さくらまつり

2009年04月05日 | 旅行記F・中国

青春18利用期間最後の週末、昨日は出社していたため出かけるとすれば5日が最後ということになる。ということで目的地にしたのは、岡山県北の城下町・津山。

(鶴山公園)津山城というのは桜の名所で、ちょうど「津山さくらまつり」というのが行われているとか。時期的にもちょうど見ごろということで、繰り出すことにする。津山を訪れるのも何年ぶりだろうか。

P4055922・・・で、昨日に続いて起床は3時(何やってんだか)。早い時間に津山にたどり着くためには、大阪を5時に出る始発電車に乗ることになる。ただこれで姫路まで出ても姫新線の列車の接続がよくなく、少し先の上郡まで行き、智頭急行で佐用まで出ることに(これだと、姫新線を延々走るより先回りができてしまう)。姫新線に乗ることも、智頭急行に乗ることも本当に久しぶりである。

智頭急行は私と「その筋」の人の2名しか乗客はいなかったが、乗り継ぎの津山行きは姫路からの乗り継ぎ客も含め、花見客と思われるグループ客で満員である。

P4055928途中、美作江見という駅では、ホームの柱につながれた犬に出会う。最近、猫の駅長というのがあちこちにいるが、今度は犬の駅長ということか。のんびりしたローカル駅の一こまである。

津山着。ここから10分ほど歩けば、鶴山公園に出る。

P4055932まだ9時半過ぎだがすでに大勢の見物客で賑わっており、観光バスで乗り付けた団体さんの姿も見られる。ブルーシートを敷いて早くも宴会が開かれていたり、実にオープンな雰囲気だ。

あれやこれやで桜を眺めて回る。やはり「城跡と桜」というのはよく合うもので、その風景にうなるばかりである・・・・。

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P4055955「桜がタイトルに入ったナンバー」を頭の中で再生しつつ、城跡を散策。皆さんはどの「桜」の歌がお好みでしょうか。

P4055956そして、最後は桜を愛でつつこういう仕儀に・・・・。

P4055974さて、城を後にして東側に伸びる旧出雲街道沿いに出る。ここは当時の面影を残す町家が並んでおり、美作の中心としての姿をとどめている。こういうちょっとした古い町並みをぶらつき歩くのが、私の旅の楽しみである。

P4055976この町の特徴だろうか、呼び鈴の代わりに板と棒がぶらさがっている家が多い。どんな音がするのかな。子どもの「ピンポンダッシュ」みたいに、叩いてダッシュで逃げるというのも一興かと(←やってませんよ)。

見ごろの桜と古い町並を楽しむうち、気がつけばもう昼である。津山の名物ということで最近「ホルモンうどん」というのがあるらしいが、どうも無理やりつくったような名物だし、第一、やっている店がどこなのかもわからなかったため、普通にラーメン屋で済ませる。「ホルモンうどん」は焼きうどんだったかな。今度自分でこしらえてみよう。

P4055980津山で残念だったのが一つ。最近、津山線や因美線と合わせて、津山の「鉄道遺産」というのも観光の売りにしようという動きがあり、その目玉として津山駅横に広がる扇形の旧機関庫とターンテーブルが挙げられる。春先から土日祝日に事前予約のうえ見学を受け付けているとのことだったが、なぜか4月の4・5日に限っては見学日にあてはまらず。

P4055982外側から眺めてみるが、老朽化著しい外壁が見えるのみで、ディーゼル機関車が見られなかったのは残念(駅の裏手に回れば見ることのできるポイントがあるとのことだったが、そのときは気づかなかった)。これはまた次回のお楽しみということにしよう。

P4055985津山からはこれも久しぶりの津山線で岡山に向かう。途中の沿線にも花見スポットがあるようで、それらを遠くに見ながらの南下である。まさに、春の鉄道旅行・・・・・。

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