まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

稀勢の里は10勝5敗

2018年09月23日 | ブログ
勝ち星は確かに10個重ねたが、何とかギリギリで引退の危機を免れたという感じである。

8場所連続の休場から復活となった横綱稀勢の里。序盤は危なっかしい取組が続いた。私は序盤戦で負けが続いて引退するだろう・・いや引退してほしいと思っていたので、相手力士に対して「惜しい」「なぜそこでもう一押しできなかったかな」と、スポーツニュースを見て思っていたものである。

中盤から後半になっては力強い取組もあったが、一方ではあっさりと寄り切られる、投げられるという一番も見られ、強いのか弱いのかよくわからないまま、最後は10勝5敗。白鵬の全勝優勝と比べれば差は歴然としたが、もう一人の横綱の鶴竜も終盤5連敗で同じ10勝5敗だから、何とか引退は免れたということか。

本人も引退する気はないようだし、横綱審議委員会も「よくやった」くらいのプラス評価をするのだろう。ただ真価が問われるのは次の九州場所で、今場所と同じような相撲が続くようだとまた現役続行に黄信号となる。もうしばらくは、多くの相撲ファンがこの「和製横綱」にやきもきするのだろう。

さて秋場所が終わると西日本を中心に秋巡業が行われる。私もある会場での巡業のチケットを持っている。夏巡業は台風の影響で交通機関が乱れることを想定して行くのを取り止めたので、「仕切り直し」である。その時は、「稀勢の里が引退し、御嶽海が新大関となって秋巡業」という予想をしていたのだが、そのどちらもなくなったというのが、勝負は何が起こるかわからないところである。

10月もまた忙しいことになりそうだ・・・。

なお、話は変わって四国アイランドリーグのチャンピオンシップ。22日の香川対愛媛の第1戦は2対1で香川が先勝し、迎えた23日の第2戦は終盤まで愛媛が2対0とリードしていたが、2対1の9回裏、中村のタイムリーで同点。さらに満塁として妹尾のサヨナラヒットが出た。ちょうどアイランドリーグのホームページで一球速報を見ていたところで、画面に向かってうなるばかりであった。

これで香川が連勝してチャンピオンシップに王手となり、29日からは舞台が松山に移る。私の期待では香川だが、後期を逆転で制覇した愛媛も侮れない。こちらも勝負は何事が起こるかわからないところだ・・・。
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