まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

第11回四国八十八所めぐり~今回いよいよ伊予へ

2017年08月15日 | 四国八十八ヶ所
会社の夏期休暇を利用してお出かけをしているが、今年はそれを四国八十八所めぐりに充てることにする。今回は四国の西、ある意味大阪からもっとも遠いエリアを回ることになるため、まとまった日数がほしいなというところである。これが松山市街から東になると、また1泊、あるいは日帰りでも行けるエリアとなる。

前回は足摺岬の38番金剛福寺まで進んでいて、高知県最後となる39番の延光寺をあえて残して、四万十川の沈下橋めぐりをした。そうしたのは、今回で高知~愛媛、土佐から伊予への県またぎをしようとしたからである。また、区切り、ぶつ切りで回るなら、なるべく前回中断したところから再開して、四国一周の形を取りたい。昨年7月から始めて、1年少しで2国を回ったことになる。これが早いのか遅いのかはさておくとして。

今回の再開場所は土佐くろしお鉄道の中村駅である。大阪からなら、前回帰りに利用した近鉄の夜行バスで直接アクセスできる。バスのチケットも取ろうと思えば取れたのだが、今回は一見面倒臭そうなルートを取ることにした。出発は8月15日の夜、夜行バスは夜行バスでも、高知駅行きである。そして土讃線~土佐くろしお鉄道を乗り継ぎ、最寄り駅となる平田から3キロほど歩いて39番の延光寺にお参り。高知から鉄道利用としたのは、黒潮の車窓をもう一度気動車の中から見ようというものである。その後は宿毛に出て、宿毛~宇和島のバスで県またぎをする。初日の宿泊は途中の愛南町で、伊予の最初の札所である40番の観自在寺は近い。その翌日以降は宇和島に出て、ここをベースに41番の龍光寺、42番の仏木寺、そして卯之町の43番明石寺まで行く予定だ。これに加えて、ちょうど宇和島で開催される四国アイランドリーグ、愛媛マンダリンパイレーツの観戦も私の中のミッションに盛り込む。このエリアを回るに当たり、どの日に行くかについてはまずは野球の日程が軸となった。何と良いタイミングだろうかと思う。宇和島でのチャンスは2回あるので、後は天気が持ってくれることを願う。最終的には松山まで鉄道で出て、高速バスで帰阪する。

今回の回り方をするのに適したのが、JR四国の「四万十・宇和海フリーきっぷ(片道用)」である。窪川~宇和島間は、土佐くろしお鉄道、予土線、宿毛~宇和島のバスが乗り放題で、これに高知~窪川と宇和島~松山間の片道が利用できる(途中下車、特急自由席利用可)。4日間有効で4940円とはお買い得で、バスを高知行きにしたのはこのきっぷを有効に使いたいということもあった。JR四国直営の旅行会社「ワープ」の大阪支店が梅田にあるので、あらかじめ購入しておいた。

さて、この記事を書いた数時間後にはバスの車中である。これまでの四国八十八所めぐりの中でもっとも大がかりになるであろう旅の始まりである・・・(画像なしですみません)。
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