まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

西国三十三所 散華台紙

2016年01月11日 | 西国三十三所
昨年満願となった西国三十三観音霊場めぐり。

これを行うきっかけはJRのキャンペーンだったわけだが、それぞれの札所を回り、スタンプシートに最寄駅のスタンプをいただくという、寺の朱印とは別のスタンプラリーもあった。

回った駅の数に応じてプレゼントが当たるので応募したのだが、これとは別に満願になるともれなくもらえるのが散華台紙。

散華とは法要の際に諸仏を供養するために撒かれる花のこと。元々は生花だったのが、いつしか蓮の形をした色紙で代用するようになった。

この散華、色紙だけではなく、そこに絵や文字が入っている。寺によってはオリジナルの散華もある。今回、JRのキャンペーンに合わせて配布されているのは文字が入ったもの。一つの札所に一つの文字。「観」や「誓」など、これだけを見れば何のことやらということになる。

これが満願になり、札所の順番に並べると「観音経」の一節が出来あがる。まず「観音力」としたうえで、「汝聴観音行 善応諸方所 弘誓深如海 歴劫不思議 侍多千億佛 発大清浄願」と続く。

この散華を台紙に貼り、家にあった額に入れるとこの通り。本当は散華台紙にぴったりのサイズの額も別売りされているのだが、少し高いのでこれで十分かな。

改めてこうして見ると、一つの達成感というのが思い出されるし、いい記念である。

このたび初めての本格的な札所めぐりということで西国三十三所めぐりを行ったわけだが、世間にはこれに倣ったわけではないが、さまざまな札所・霊場めぐりがある。今年はこの中で、次の札所めぐりを予定。その一番札所とは・・・・。
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