まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

花園観戦記~近鉄ライナーズ、逆転勝利・・・・ならず

2009年11月29日 | ブログ

日本代表の試合のため1ヶ月の中断期間があったラグビーのトップリーグ。この週末から後半戦が始まるということで、花園ラグビー場に現れる。この日は2試合、トヨタ自動車ヴェルブリッツ対クボタスピアーズ、そして近鉄ライナーズ対リコーブラックラムズ。

近鉄ライナーズのサポーターズクラブに入会して初めての観戦である。受付で会員証を提示すると自由席のチケットと、入会記念ということでオリジナルのブランケットをもらう。今日は比較的暖かく、ブランケットは広げる必要はないかな。

Dscn5685近鉄の試合は2試合目だが、せっかくなので第1試合のトヨタ対クボタも観戦。クボタ側は揃いのジャージをまとった大応援団。結構社員の動員がかかっているのかな。結局ホーム側となるトヨタの応援席に陣取る。

Dscn5689その試合だが、開始わずか2分でトヨタの菊谷が先制のトライ。これを皮切りとしてほとんどの時間をトヨタがボールを支配。

Dscn5700クボタも中央からの突破を図るものどこか単調な攻撃のようで、トヨタの守備陣にすぐに押しつぶされる。

Dscn5704途中、もみ合いの中でホイッスルが鳴るがその後にラフプレーがあったとかで、クボタの攻撃のキーマンであるドゥラームが前半途中から後半開始直後まで一時退場になるなど、どうもリズムに乗れない。

Dscn5719結局4トライ、3ゴールを決めたトヨタが26対0で完封勝ち。ラグビーにも完封勝ちってあるんですな・・・。

Dscn5732さて2試合目となり、スタンドは地元近鉄ファンで結構埋まる。前の対NEC戦では後半の怒涛の追い上げ、最後は「逆転サヨナラ」となるトライ→コンバージョンという、「いてまえ打線」顔負けの試合を見せてくれたのだが、期待したいところ。

Dscn5730立ち上がりから近鉄が優位に試合を進める。開始4分で坂本の先制トライ。大西のゴールが決まって7対0と幸先のよいスタート。その後も相手陣内での展開時間が長く押し気味に進む。

Dscn5742しかし、リコーには豪州代表で102キャップという実績を持つ、FBのラーカムがキーマン。彼にボールが渡るとそこを起点にしてリコーが早い攻撃を見せ、小吹、河野がトライで逆転。結局前半を終了して7対15。

Dscn5734この試合でも両選手がエキサイトする場面があり、その中でリコーのフェレラが10分間の退場をくらう。

Dscn5738一方で、この試合の麻生レフリーが反則をうまく裁かなかったり、パスが回る途中で選手と接触してそこでプレーが止まる場面も見られた。名前が「麻生」だけに、もうこれは野次の対象ですな・・・。「どこに目ェつけとんじゃ麻生!」「しっかり離れて見んかい麻生!」「お前も事業仕分けじゃ麻生!」・・・先ほどのトヨタのファンからはそういう言い方が聞こえてこなかっただけに、やはりチームのカラーというか、河内のファン気質というか・・・・。

Dscn5764後半の15分にリコーの池田がトライ。ゴールも決まって22対7まで差が広がる。

Dscn5767後半も半分を過ぎて敗色濃厚となったが、またもやここから近鉄が粘りを見せる。28分にトンプソンがトライを決める。大西のゴールも決まってこれで14対22。

Dscn5777その後リコーのペナルティーゴールで14対25と差が広がるが、残り4分でタフィア・タウファが押し込む。これで19対25、残り1トライ1ゴールで釣り銭なしの逆転ということになった。「この前みたいなことになってきたな」「近鉄の試合は残り10分が面白いんや」という声も。

Dscn5785果たして、最後の攻撃はゴールラインまでもう少しのところで展開される。しかしここで絶好のパスをキャッチし損ねたり、あと一歩が届かない。40分終了後のロスタイム、最後の攻撃は残り数メートルのところで押し込む。が、ここで痛恨の反則を取られて試合終了。2試合連続の逆転勝ち・・・とはならなかった。最後まで見ごたえはあったのだが。

Dscn5788近鉄はこれで11位に後退。トップリーグの制度では、14チーム中13・14位は自動的に地域リーグに降格、11・12位が入れ替え戦に出場ということになるので、ここに来て少し尻に火がついてきたかな・・・・。上との勝ち点差はまだ少ないので挽回の余地はあり、これから頑張ってほしいものだ。

さて、フットボールでもう一つ話題。私の母校である関西大学が、61年ぶりという甲子園ボウルへの出場を決めた。本当におめでとうございます。

関西大学のスポーツといえば野球部というイメージ(今年はとんでもない事件を起こしましたが)で、最近ならばフィギュアスケートということで、アメフトは関西学生リーグでもさほど目立ったものではなかったが、今年は関学、立命も破って全勝でリーグ制覇、西日本の代表決定戦も難なく突破し、来月13日に法政大学との一戦を迎える。

・・・ということで、私も普段は行かない「甲子園」に駆けつける予定。こちらも熱戦を期待したい。

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