まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

迫り来る新型インフルエンザ

2009年11月13日 | ブログ

今年の春には空港での検疫を厳重にしたり、一人感染が確認されただけでも大騒ぎだったのだが、ここまで広がってしまうとはね・・・。

日々ネズミ算的に増える新型インフルエンザの感染患者。私の職場でも、本人ではないものの子どもや孫が新型に感染したということで、会社の規程により「発症から一週間、または解熱の翌々日まで」の間の「自宅待機」を命ぜられる人が続出している。今日はとうとう、私の隣の机に座っていて、同じ社宅に入っている人の子どもさんが新型との診断を下され、自宅待機ということになった。本当に身近な病気ということになったなという気がする。

ご本人はピンピンしているし、「何でオレが休まないといけないのか」という感じで(放っておいたら土日にでも出勤しかねない)いたのだが、これはせめてもの防御策ということなのだからしばらく耐えてほしいものだ。

さて、そんな私の携帯に昨日一本の電話。「新型インフルエンザのワクチンが入ったので、○○日に来てください」というもの。私が(DMではなく)お世話になっている病院からで、先月定期の通院に行った際に、「まつなるさんはDM患者だから、新型インフルエンザのワクチン接種が先にできますよ」と言われていたのでお願いしていたものである。

ただ、指定されたのは平日の夜。何もなければ定時に退社すれば十分間に合うのだが、あいにくとその日は予定が入っており、病院の受付時間に間に合うと断言できない。病院からは「予約しておいて当日キャンセルというのはやめてください」と言われたため、そういうことであるのでその日は見送り、またの機会を待つことにする。

私としては、「月例の通院の時に、そのついでで接種すればよいか」というくらいの考えだった(季節性インフルエンザの予防接種はそんな感じだったので)。ところが話を聞くと、新型インフルエンザのワクチンというのは出荷して24時間した効果がないとかで、入荷するその日にまとめて接種しなければならないのだそうだ。

このため、例えば10人の接種予定者がいたとして、そのうち6人しか接種できなかったとしても、残り4人分を翌日以降にまわすということはできず、「廃棄」ということになるそうだ。そういう中で、どこぞの病院で「廃棄するくらいなら」と、医師の親類に特別に接種したということが「ずるい」という反面、「廃棄するなら誰かに接種したほうが公衆衛生のためには仕方ない」という出来事もあったくらい。

まあ、「需要と供給のバランスが成り立っていない」ということなのだろうが、今回は「ともかく急いで一般にワクチンを流す」という方針だったということで致し方ないのかな・・・。

私個人としては、季節性インフルエンザの予防接種も受けていることもあるし、特にあせる必要もないのかなと思う。私がインフルエンザよりも恐れているのは、「西宮球団の熱狂的な黄色い人たち」なので・・・(電車で一緒になって、気分が悪くなって次の駅で降りてしまったくらいだから、その威力は新型インフルエンザ以上)。

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