写真①:津屋崎干潟東側に立てられた福岡県指定「鳥獣保護区」の看板
=2006年11月15日午前11時40分撮影
2006年9月26日付〈津屋崎の四季〉014:津屋崎干潟の秋――記事で予告していましたが、福津市渡の「津屋崎干潟」が狩猟解禁日のきょう15日、福岡県の「鳥獣保護区」=写真①=に指定されました。鳥獣保護法の〝安全の網〟に守られた入り江で、今年の野鳥たちはより安心して冬を過ごせそうです。
「津屋崎干潟」は、福津市西部の渡半島に抱かれた入り江で、豊富な貝類や小魚が遊泳し、餌が確保できる野鳥の天国。ツルと見間違えられる体長93㌢のアオサギやコサギなどサギ科の留鳥が多く、マガモ=写真②=やヒドリガモなどカモ科の渡り鳥の貴重な中継地でもあります。05年10月には、九州では珍しい冬鳥のコハクチョウ(カモ科)2羽が飛来したほか、絶滅危惧種のクロツラヘラサギ(トキ科)の飛来地として、国際保護ネットワーク(事務局・香港)から国際観測点の一つに登録されています。
県の「鳥獣保護区」に指定されたのは、干潟約48㌶と周辺陸地約15㌶の計約63㌶で、指定期間は10年です。
写真②:鳥獣保護区指定の〝安全の網〟に守られた津屋崎干潟で休息する渡り鳥のマガモ
=06年11月15日午前11時41分撮影
◆津屋崎干潟:福岡県福津市浜の町の津屋崎漁港から北へ伸びる地元では「内海(うちうみ)」と呼ぶ細長い入り江。波が静かで、ゴカイなどの餌も豊富なことから、〝生きた化石〟と言われ絶滅が危惧されているカブトガニ(カブトガニ科)も生息。
=2006年11月15日午前11時40分撮影
2006年9月26日付〈津屋崎の四季〉014:津屋崎干潟の秋――記事で予告していましたが、福津市渡の「津屋崎干潟」が狩猟解禁日のきょう15日、福岡県の「鳥獣保護区」=写真①=に指定されました。鳥獣保護法の〝安全の網〟に守られた入り江で、今年の野鳥たちはより安心して冬を過ごせそうです。
「津屋崎干潟」は、福津市西部の渡半島に抱かれた入り江で、豊富な貝類や小魚が遊泳し、餌が確保できる野鳥の天国。ツルと見間違えられる体長93㌢のアオサギやコサギなどサギ科の留鳥が多く、マガモ=写真②=やヒドリガモなどカモ科の渡り鳥の貴重な中継地でもあります。05年10月には、九州では珍しい冬鳥のコハクチョウ(カモ科)2羽が飛来したほか、絶滅危惧種のクロツラヘラサギ(トキ科)の飛来地として、国際保護ネットワーク(事務局・香港)から国際観測点の一つに登録されています。
県の「鳥獣保護区」に指定されたのは、干潟約48㌶と周辺陸地約15㌶の計約63㌶で、指定期間は10年です。
写真②:鳥獣保護区指定の〝安全の網〟に守られた津屋崎干潟で休息する渡り鳥のマガモ
=06年11月15日午前11時41分撮影
◆津屋崎干潟:福岡県福津市浜の町の津屋崎漁港から北へ伸びる地元では「内海(うちうみ)」と呼ぶ細長い入り江。波が静かで、ゴカイなどの餌も豊富なことから、〝生きた化石〟と言われ絶滅が危惧されているカブトガニ(カブトガニ科)も生息。