写真①:波打ち際で憩う2羽のミヤコドリ
=福津市の津屋崎浜で、2021年5月4日午前8時35分撮影
福津師・「津屋崎浜」の波打ち際にミヤコドリ2羽飛来
福津市の津屋崎浜の波打ち際に5月4日朝、珍鳥・ミヤコドリ(ミヤコドリ科)が2羽飛来=写真①=。市内の鳥友・Mさんから教えてもらいました。
体長45㌢。雌雄同色で、頭から胸、背まで黒く、腹部は白い。嘴が朱色で長いのが特徴です。宮地浜方向から散歩してきた高齢男性が波打ち際に近づくと、沖合の波消しブロックに向かって飛び立ちました=写真②=。
写真②:沖合の波消しブロックに向かって飛ぶミヤコドリ
=津屋崎浜で、4日午前8時36分撮影
ミヤコドリは、春秋の渡りの時期に飛来する冬鳥(東北地方では旅鳥)で全国的に数が少なく、絶滅危惧Ⅱ類に指定。福岡県では福岡市東区の博多湾への渡来が知られ、一部個体の越夏も確認されています。福津市では2008年11月8日、私がやはり津屋崎浜に舞い降りていた若鳥の1羽を午前9時39分撮影した写真を本ページに掲載したことを思い出しました。この時は、市内の鳥友・Sさんの連絡を受けて撮影できました。