吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2011年3月31日/〈津屋崎の四季〉768・3月の終わりに

2011-03-31 08:55:53 | 風物

写真①:水路で憩う2羽のヘラサギ
     =福津市末広で、2011年3月31日午前7時10分撮影

 きょう31日で3月も終わり。東日本巨大地震・津波と原発事故で多くの被災者を出し、重苦しい春でした。それでも、全国から支援の手が被災地に差し伸べられ、各界からエールが送られています。希望の光を見失うことなく、日本全体で東日本を支え、復興させたいものです。

 福津市渡の「津屋崎干潟」に渡来していた冬鳥のクロツラヘラサギ(トキ科)は、3月27日に4羽を確認したのを最後に姿を見かけられなくなりました。31日朝は、同じトキ科のヘラサギ2羽が、近くの水路で翼を休めていました=写真①=。

 須多田の「長尾下池」に滞在中の冬鳥・ハシビロガモ(カモ科)の雄は、この日も元気に泳いでいました=写真②=。


写真②:元気に泳ぐ雄のハシビロガモ
     =福津市須多田の「長尾下池」で、31日午前7時25分撮影
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2011年3月30日/〈糸島・町歩き〉007・空海のパワースポット

2011-03-30 05:59:57 | 糸島・町歩き

写真①:湧水の井戸やムクノキの巨木が生い茂る「空海のパワースポット」
     =福岡県糸島市二丈吉井で、2011年3月25日午後1時40分撮影

空海のパワースポット


 福岡県糸島市二丈吉井の日帰り温泉「神水(くわみず)まむし温泉」の名水販売所に3月25日、温泉水(35㍑百円)を汲みに行った際、同温泉施設の西側に「空海のパワースポット」=写真①=があるのに気付き、訪ねました。

 以前、「神水まむし温泉」に入湯した折、同温泉はその昔、弘法大師が諸国行脚の旅路でこの地に立ち寄った際、マムシにかまれて苦しむ人々を見かね、池に杖をついて法力で薬湯を湧出させて助けた逸話が、「まむし温泉」の由来になったとPRパンフレットに書かれていたのは記憶にありましたが、パワースポットとして紹介されているのは知りませんでした。

 「空海のパワースポット」に掲げられた「まむし温泉」支配人による案内板=写真②=や説明文には、〈今から1200年程前、まむしの毒に苦しむ村人を救うため弘法大師(空海)が霊力で神水を湧出させた奇跡の場所がここです。ここはまむし温泉の起源となる場所です〉と説明。

 さらに〈この「空海のパワースポット」は「七福夫婦木」「神水湧水池」「パワーストーン」から形成され、いつのころからかこの場所を訪れる人々は、口々に、奇跡のエネルギーを浴びて、元気になった…と、笑顔で帰って行かれるようになりました〉と書かれています。「七福夫婦木」とは、一本の倒れかけた木を下から支えている夫婦みたいな木のことという。「パワーストーン」については説明文になく、どの石のことか不明。ただ、巨木と湧水の井戸のそばに立つと、気のいい場所と感じました。


写真②:「~心が洗われる~空海のパワースポット」と書かれた案内板(左端)
     =糸島市二丈吉井で、25日午後1時35分撮影

筑前の湯「神水まむし温泉」(糸島市二丈吉井2380-1):◆交通アクセス=〔電車で〕JR筑肥線福吉駅下車、車で3分。〔車で〕西九州自動車道福吉インターから約0.4㌔。営業時間は10時30分~21時30分。入浴料(タオル付き)は中学生以上8百円、子供4百円。問い合わせは、同温泉(℡092-329-3003)へ。


「神水まむし温泉」位置図
    (十字の所)
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2011年3月29日/〈津屋崎の四季〉767・ツバメが来た、桜も咲いた

2011-03-29 15:07:52 | 風物

写真①:開花した「東郷公園」のソメイヨシノ
     =福津市渡で、2011年3月29日午後1時45分撮影

 福津市宮司浜2丁目で29日、夏鳥のツバメ(ツバメ科)が2羽飛び回っているのを見かけました。渡の「東郷公園」では、里桜を代表するソメイヨシノ(バラ科)も開花しています=写真①=。

 津屋崎へのツバメ渡来の初認は、06年と07年とも3月29日に市津屋崎庁舎付近と同市在自の畑の上空などを飛んでいるのを観察。08年は、03月12日に末広の畑の上空で飛ぶ姿を、09年は4月6日に宮司6丁目の住宅街の電線に止まっているのをそれぞれ確認しており、10年は3月28日に的岡の「新堤池」上空で2羽が飛び回っているのを見つけました。

 渡半島の突端・曽根の鼻ではこの日、干潮の浜辺で海藻を採る人の姿も見られました=写真②=。水も少しぬるんできたのでしょうか。午後3時前には雷が鳴り、雨が降ってきました。これぞ、春雷!


写真②:干潮の浜辺で海藻を採る人の姿も見られた曽根の鼻
     =福津市渡で、29日午後1時20分撮影
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2011年3月28日/〈津屋崎の四季〉766・ムクドリの対話

2011-03-28 16:29:51 | 風物

写真①:電線の上で〝お天気談義〟を重ねているかのように見えた2羽のムクドリ
     =福津市宮司6丁目で、2011年3月28日午後3時25分撮影

 「きょうも結構、風が冷たかったよなァ」 
 「ま、こんなもんじゃないの。まだ3月だしね…」
 「きのう日中は暖かくて、あんずの里運動公園は家族客が多かったけどなァ」
 「三寒四温って言うじゃない。あしたからまた暖かくなるでしょうよ」

 福津市津屋崎は28日、曇りがちの天気でした。午後、宮司6丁目の道路わきの電線に止まった2羽のムクドリ(ムクドリ科)が、こんな〝お天気談義〟を重ねているかのように見えました=写真①=。

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2011年3月27日/〈津屋崎の四季〉765・ハシビロガモの群れ

2011-03-27 08:30:17 | 風物

写真①:「長尾下池」で泳ぐハシビロガモの雄(左)と雌
     =福津市須多田で、2011年3月27日午前6時50分撮影

 福津市津屋崎は27日朝、霜が降りて冷え冷えとしています。きっと、午後にはいい天気になることでしょう。

 須多田にある農業用ため池・「長尾下池」では、冬鳥の珍客・ハシビロガモ(カモ科)が泳いでいました=写真①=。スコップのような嘴が、トレードマーク。

 津屋崎でハシビロガモの飛来を確認したのは、07年1月29日に福津市在自にあるため池・「名呑池(なのみいけ)」で2羽が飛来しているのを見たのが初めてで、同年2月3日には同池で2番が仲良く泳いでいるのを見かけました。08年からは同池が堰堤改修工事で水が干されるなどしたためか、飛来は確認できず、同年2月1日に同市生家(ゆくえ)の小さなため池で1番が舞い降りているのを確認。09年12月16日には、「名呑池」近くの「新堤池」で1番が泳いでいるのを撮影しました。

 「長尾下池」では2011年3月26日朝、2番の飛来を確認。27日朝は、10羽の群れが飛来していました=写真②=。


写真②:円を描くように水面をぐるぐる回るハシビロガモの群れ
     =「長尾下池」で、27日午前6時51分撮影
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2011年3月26日/〈津屋崎の四季〉764・土手上のオオバン

2011-03-26 12:41:14 | 風物

写真①:「長尾下池」の土手に上がった3羽のオオバン
     =福津市須多田で、2011年3月26日午前11時20分撮影

 福津市津屋崎は26日、2月中旬の寒さです。

 須多田にある農業用ため池・「長尾下池」では、冬鳥のオオバン(クイナ科)3羽が土手に上がっていました=写真①=。

 「長尾下池」では2010年11月30日朝、5羽のオオバン=写真②=の飛来を確認。この日も、池で泳いでいた2羽を含め5羽が滞在していました。


写真②:土手を歩く冬鳥のオオバン
     =「長尾下池」で、26日午前11時20分撮影
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2011年3月25日/〈津屋崎の四季〉763・北国でもコブシの花は咲いていますか

2011-03-25 17:10:47 | 風物

写真①:咲き始めたコブシの花
     =福岡県福津市津屋崎2丁目で、25日午前7時30分撮影
 
 福津市津屋崎は、25日も肌寒い朝を迎えました。

 津屋崎2丁目の拙宅前庭では、シンボルツリーのコブシ(辛夷、モクレン科)の花=写真①=が咲いています。開花の時季は、ほぼ例年並みです。

 東日本巨大地震の被災地にも、コブシの花は咲いたでしょうか。コブシの花で、思い出す歌があります。

♪白樺 青空 南風/こぶし咲くあの丘 北国の/ああ 北国の春/
季節が都会ではわからないだろうと/届いたおふくろの小さな包み/
あの故郷(ふるさと)へ帰ろかな 帰ろかな/

♭雪どけ せせらぎ 丸木橋/落葉松の芽がふく 北国の/ああ 北国の春/
好きだとおたがいに言いだせないまま/別れてもう五年あの娘(こ)はどうしてる/
あの故郷へ帰ろかな 帰ろかな/

――『北国の春』(いではく作詞・遠藤実作曲)の1,2番の歌詞です。

その北国は、春を迎えたというのに
 帰りたくても、今は帰ることができない故郷
 巨大地震と大津波で瓦礫の山と化した故郷
 東京電力福島第一原子力発電所の放射能汚染で、近寄れぬ故郷

♯山吹 朝霧 水車小屋/わらべ唄聞こえる 北国の/ああ 北国の春/
兄貴も親父似で無口なふたりが/たまには酒でも飲んでるだろか/
あの故郷へ帰ろかな 帰ろかな/

――岩手県陸前高田市出身の演歌歌手千昌夫が、こぶしを利かせて歌う3番の歌詞です。未曾有の大震災に苛まれ、避難先で我慢強く耐えておられる東北の人たちが、この歌の故郷へ一刻も早く帰られる日が来ることを祈りたい。

 そして北国の丘でも、この清楚な白いコブシの花=写真②=が咲いていれば、被災者の人たちの気持ちを少しでも明るくしてほしい。


写真②:庭先で開いた清楚な辛夷の花
      =福津市津屋崎2丁目で、25日午前7時撮影
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2011年3月24日/〈津屋崎の四季〉762・寒の戻り

2011-03-24 08:50:08 | 風物

写真①:水路を泳ぐコガモ(左が雄、右が雌)
     =福津市竪川で、2011年3月24日午前7時15分撮影

 福津市津屋崎は、24日朝から寒の戻りの寒々とした天気です。

 竪川の水路では、コガモ(カモ科)の番=写真①=が泳いでいました。

 カモ類の中では、日本最小の体長38㌢。雄は目の周りから後頭部にかけて緑色、尻の黄白色部分が目立ちます=写真②=。


写真②:頭部の緑色と尻の黄白色が目立つ雄(右)と地味な雌
      =福津市竪川で、24日午前7時15分撮影
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2011年3月22日/〈津屋崎の四季〉761・婚姻色のカワウ

2011-03-22 08:07:49 | 風物

写真①:「津屋崎干潟」の浅瀬を泳ぐ2羽のカワウ(左端は婚姻色の個体。右端手前はアオサギ)
     =福津市渡で、2011年3月22日午前7時撮影

 福津市津屋崎渡の「津屋崎干潟」の浅瀬で22日朝、カワウ(ウ科)=写真①=が2羽泳ぎ回っていました。

 1羽は、顔を囲む部分に白い羽毛が生え、婚姻色(繁殖羽)になっているようです。
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〈催事〉0129:アンズの花満開

2011-03-21 12:06:34 | 行楽催事

写真①:入園者の目を楽しませている満開のアンズの花
     =福津市勝浦の市営「あんずの里運動公園」で、2011年3月21日午前10時55分撮影

アンズの花が満開です
福津市勝浦の「あんずの里運動公園」                                                                                                    

 21日は、「春分の日」。福津市勝浦の市営「あんずの里運動公園」では、農産物直販所「あんずの里市」を訪れた買い物客らが、満開になったアンズの花を観て回っています=写真①=。

 あいにく小雨が降ったり、やんだりの天気ですが、植栽されている約4千本のアンズの花が公園の丘をピンクのベールで装い、入園者の目を楽しませています=写真②=。


写真②:満開になったアンズの花
      =「あんずの里運動公園」で、21日午前10時55分撮影
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