写真①:兵庫県立「コウノトリの郷公園」(正面奥。道路左右は柵に囲まれた「コウノトリを育む田んぼ」)
=兵庫県豊岡市祥雲寺で、2019年10月26日午前10時5分撮影
「全国フットパスの集い2019in但馬」
「大空を舞うコウノトリに出会える」フットパスウオーク
〈リポート〉⑤コウノトリの郷公園・コウノトリ文化館
10月26日開催の「大空を舞うコウノトリに出会える」フットパスウオーク(約4Km)は、兵庫県豊岡市の「コウノトリを育む田んぼ」見学後、同市祥雲寺にあるゴールの兵庫県立「コウノトリの郷公園」=写真①=と豊岡市立「コウノトリ文化館」に着きました。
「コウノトリを育む田んぼ」のそばにある「コウノトリの郷公園」は、コウノトリの種の保存・保護増殖の核施設で、面積は甲子園球場の41倍と広く、コウノトリにこだわった普及啓発の公園です。入園無料。園内では約100羽のコウノトリが飼育されています。
「コウノトリ文化館」=写真②=は、「コウノトリの郷公園」内に開設された中心施設(入館無料)。人と自然の共生を考えるエコミュージアムで、コウノトリと野生復帰にかけてきた市民の歴史や、コウノトリの生態を写真や地図などで学び、コウノトリを育んできた豊岡盆地の豊かな自然・文化を調べ、地域の皆さんと守っていきたい、と設置されました。
写真②:豊岡市立「コウノトリ文化館」に入るフットパスウオーク参加者たち
「コウノトリ文化館」には、コウノトリの剥製=写真③=や野生復帰の解説パネルが並ぶ「エントランスホール」、その奥に館内から公開飼育ケージのコウノトリが観察できる「多目的ホール」などがあります。
写真③:コウノトリの剥製や野生復帰の解説パネルが並ぶ「エントランスホール」
私が26日に訪れた「多目的ホール」では、解説員によるコウノトリの繁殖時期や寿命など生態についての説明=写真④=を聞くことができました。
写真④:「多目的ホール」で解説員によるコウノトリの生態説明を聞く入館者たち(向こうは公開飼育ケージのコウノトリ)
公開飼育ケージでは、屋根のないケージに飼育中のコウノトリを自由に観覧できます。26日も、「多目的ホール」のウッドデッキから多くの観光客が観察していました=写真⑤=。
写真⑤:「多目的ホール」のウッドデッキからコウノトリを観察する観光客
「コウノトリの郷公園」にある土産店で、コウノトリ本舗(豊岡市祥雲寺)製造の但馬産こしひかりを「コウノトリを育む田んぼ」で無農薬農法で特別栽培したという「コウノトリ育むお米」の新米(450グラム入り、407円)=写真⑥=と、但馬産こしひかりを使用した「16穀せんべい」6枚(462円)を購入。「コウノトリ育むお米」で炊いたご飯を30日の夕食で食べましたが、まろやかな甘さがあって美味しかったです。
写真⑥:土産店で購入した「コウノトリ育むお米」(450グラム入り、407円)
〈リポート終わり〉