吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

〈催事〉0357:「フットパス・ウオーク」グラフ

2015-05-31 19:08:35 | 行楽催事

 

写真①:海浜植物・砂引草の花の蜜を吸うアサギマダラ

       =福津市の「津屋崎浜」で、2015年5月20日午前11時40分撮影

 

初夏の「津屋崎里歩きフットパス」ウオーク・グラフ

"海を渡る蝶〟・アサギマダラの舞う「津屋崎浜

津屋崎千軒・卯建と鏝絵の町家巡りツアー

 

 私が所属する「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が5月27日開催した初夏の「津屋崎里歩きフットパス」ウオークの模様を、グラフでリポートします。

 このウオークは、「海とまちなみの会」が平成26年7月に福津市津屋崎地区に開設した景観と自然を楽しみながら暮らしの小道を歩く「津屋崎里歩きフットパス」(歩程約6㌔)の本格活用に取り組む初の企画事業で、〝海を渡る蝶〟・アサギマダラ=写真①=の舞う「津屋崎浜」&津屋崎千軒・卯建と鏝絵の町家巡りツアーとして開催。公募定員28人を上回る31人の方が福岡、北九州、筑紫野、春日、古賀、福津の6市と福岡県粕屋町からご参加いただきました。

  ツアーの皆さんは、福津市のJR福間駅前から「みなと観光バス」(宗像市)の貸切バスに乗り、同市宮司浜4丁目の宮地浜「夕陽風景時計」(「海とまちなみの会」が平成26年7月、市民募金約40万円で建設)前に午前8時50分到着。まず、「夕陽風景時計」の考案・設計者の緒方義幸同会員から玄界灘に夕陽が沈む月日別の時刻と方向、水平線の島々のパノラマ風景が分かる同時計の見方を解説されました=写真②=。

  

写真②:宮地浜「夕陽風景時計」の見方の解説を聞くツアー参加者

 午前9時すぎ、参加者は宮地浜「夕陽風景時計」前から近くの福津市営「宮地浜駐車場」へ歩き、「津屋崎里歩きフットパス」案内看板の前で私がフットパス・コースと、この日のウオーク・ルートを説明しました=写真③=。

  

写真③:「津屋崎里歩きフットパス」案内看板の前でコースの説明を聞く人たち

  「宮地浜駐車場」から「津屋崎里歩きフットパス」の道標「宮司・浜の松原」のそばから松林にはいり、黒松の間の小道を散策=写真④=。

  

写真④:「宮地浜駐車場」から「宮司・浜の松原」に入るフットパス・ウオーカー

  「宮司・浜の松原」を抜け、「津屋崎浜」へ到着です=写真⑤=。〝海を渡る蝶〟・アサギマダラが、海浜植物・砂引草の花の蜜を吸いに飛び回る姿に、女性グループや夫婦のツアー参加者から「初めて見た」「感動した」と歓声が上がり、フットパス・ウオークの様子を取材したFBS福岡放送の27日夕のテレビ番組「めんたいPlus」や、KBC九州朝日放送のテレビ番組「ニュースピア」で放送されました。

 

写真⑤:「津屋崎浜」でアサギマダラの渡来状況のガイドを聞く人たち

  このあと、「津屋崎浜」から江戸時代から栄え、〈津屋崎千軒〉と称された古風な町並みへウオーク。私の案内で、卯建や鏝絵の残る町家10軒を巡りました=写真⑥=。正午に福津市まちおこしセンターでツアーを解散しましたが、参加者のうち22人が近くの「ギャラリー蔵」で福津市の名物料理・「鯛茶づけ」(800円)の昼食を楽しまれました。町家巡りの模様は、28日付西日本新聞で「津屋崎でフットパス」「浜辺や町家巡り 港町の初夏満喫」の見出しに、私がガイドしている写真付きで掲載。

  

写真⑥:〈津屋崎千軒〉で卯建のある町家を見学

  「フットパス」ウオークを盛会裡に終えることができたのは、新聞各紙で開催告知記事を掲載いただいたのと、RKBラジオの生放送番組「サンデースイングライフ」の『サンデー・クローズアップ』コーナーで17日、私がインタビューを受け、「アサギマダラの津屋崎浜今季初渡来」と27日の「フットパス・ウオーク」参加者募集について放送されたおかげです。お礼を申し上げます。また、福津市内外からツアーに参加された皆様、ありがとうございました。

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〈催事〉0356:「菖蒲まつり」幕開け

2015-05-30 08:00:59 | 行楽催事

 

写真①:見ごろになった青紫、白など色とりどりの「江戸菖蒲」の花

      =福津市宮司元町の宮地嶽神社・「江戸菖蒲苑」で、2015年5月30日午前5時55分撮影

 

青紫、白など色とりどり「江戸菖蒲」の花見ごろに

――福津市・「宮地嶽神社」境内

 福津市・「宮地嶽神社」境内の「江戸菖蒲苑」で5月30日、青紫、白など色とりどりの江戸菖蒲の花が見ごろになり=写真①=、「菖蒲まつり」(6月14日まで)が始まりました。

  「菖蒲まつり」は、同神社が100種10万株を植栽した「九州随一の江戸菖蒲苑」に多くの観賞客を呼びたいと開催。境内の芝生広場前で旬の野菜、手作りこんにゃくなどを売る「開運市」や、民家村自然広苑で土鈴や竹細工などを展示販売する「民家村民芸展」が催されます。

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〈催事〉0354:RKBラジオ生放送番組に再登場

2015-05-25 13:39:42 | 行楽催事

 

写真①:海浜植物・砂引草の群生地を舞うアサギマダラ

      =福津市の「津屋崎浜」で、2015年5月25日午前5時45分撮影

 

27日の「津屋崎里歩きフットパス」ウオーク

RKBラジオ生放送番組・『開店! ウメ子食堂』で紹介

 私が所属する福津市の町興しボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が5月27日開催予定の初夏の「津屋崎里歩きフットパス」ウオークが、RKB毎日放送のラジオ生放送番組・『開店! ウメ子食堂』で、紹介されます。1千2百㌔の海を渡るとされる蝶・アサギマダラ=写真①=が立ち寄る「津屋崎浜」で、同会ガイドらが午前9時30分ごろラジオカー・「スナッピー」のキャスタードライバーさんのインタビューを受け、福岡、佐賀県内に生放送されますので、どうぞお楽しみに。

 RKB毎日放送さんのラジオでは17日、生放送番組・「サンデー・スイングライフ」の『サンデークローズアップ』コーナーにも南方から「津屋崎浜」へのアサギマダラ=写真②=今季初渡来の話題で私が出演させていただき、放送を聞かれたご夫婦から27日のウオークのお申し込みを受けました。グルメや海外旅行、観光にも飽きた人たちが引きつけられるトレンドのレジャーとされる「フットパス」の魅力を再びお伝えできる機会を頂戴し、ありがとうございます。

  

写真②:海浜植物・砂引草の白い花の蜜を吸うアサギマダラ

     =「津屋崎浜」で、25日午前5時45分撮影

  27日午前8時45分にJR福間駅前発の「フットパス」ウオークは、〝海を渡る蝶〟・アサギマダラの舞う「津屋崎浜」&津屋崎千軒・卯建と鏝絵の町家巡りツアーとして開催、参加者28名を募集(申し込み先着順締め切り)中で、27名の方が申し込みずみです。「海とまちなみの会」が平成26年7月に福津市津屋崎地区に開設した景観と自然を楽しみながら暮らしの小道を歩く「津屋崎里歩きフットパス」(歩程約6㌔)を本格活用する初の企画事業です。

 参加費は千円(貸切バス料金・保険・資料代等含む実費)で、12時からの福津市の名物料理・「鯛茶漬け」昼食のオプション希望の方は800円追加料金が必要。海浜植物・砂引草(ムラサキ科)の白い花の蜜を吸うアサギマダラが渡来した「津屋崎浜」や、〈津屋崎千軒〉の古風な趣のある町並みに残る卯建と鏝絵の町家を巡ったあと、「鯛茶づけ」を味わい、美しい自然景観と懐かしい町並み、玄界灘で獲れた旬の魚料理をお楽しみください。お申し込みは、「海とまちなみの会」事務局へメールyosi3019@sage.ocn.ne.jpか、電話090-7451-8063で担当吉村までお願いします。

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2015年5月23日〈エッセー〉040:世界遺産シンポジュウム

2015-05-23 05:45:12 | エッセー

 

写真①:第6回世界遺産シンポジュウムが開催された「カメリアホール」

      =福津市津屋崎1丁目の市文化会館で、2015年5月16日撮影

 ・連載エッセー『一木一草』

 第39回:世界遺産シンポジュウムに参加

 

西村幸夫東大教授の講演を傾聴

「物語のある景観」を残し伝えたい

  第6回「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群世界遺産シンポジウム「沖ノ島、その価値を未来へ伝えていくために」が5月16日、福津市文化会館「カメリアホール」=写真①=で開催されました。平成29年のユネスコ世界遺産登録を目指す「宗像・沖ノ島と関連遺産群」世界遺産推進会議(福岡県や宗像、福津両市などで構成)の主催。日本イコモス国内委員会委員長・西村幸夫東京大学教授の講演、「景観を慈しみ、遺産を守る」は、傾聴に値する内容でした。

  世界遺産登録までには、日本の推薦候補資産の決定を受け、平成28年2月1日までに国からユネスコへ推薦書を提出、ユネスコの諮問機関・イコモスの審査に合格することが必要です。西村教授は、都市計画や都市景観計画の専門家で、私が所属する福津市の町興しボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が平成20年に同市文化会館で開催した講演会では、「津屋崎千軒まちこしへの提言」の演題で講演。「豊かな自然環境と歴史的環境が、両方ともすごく身近に残っていて、歩いて行ける距離で楽しめる所は、なかなかない。津屋崎の魅力と宝を活かした町づくりを」と助言をいただきました。これを受け、同会では江戸時代から栄えた古風な趣のある町並み・〈津屋崎千軒〉に、卯建や鏝絵のある町家が残ることを発見、平成21年から「卯建と鏝絵の町家めぐりガイド」を始め、観光客に好評を博しています。

   西村教授は、16日の講演で「景観に物語がある」ことの重要性を指摘。岩手県平泉町の「平泉世界遺産」では、聖なる山・「金鶏山」を背景に、藤原三代秀衡が宇治平等院鳳凰堂を模して建立した「無量光院」が造営され、当時の平泉一帯の寺院配置などを描いた絵図の村落景観が今も残っていることから、昔はこんな景観だったと語ることができるのだという。

  福岡市出身の西村教授は「津屋崎には、古い町並みや宮地嶽神社もある。西鉄宮地岳線の電車に貝塚駅で乗り替え、海水浴場のある津屋崎に行きました」と懐かしそうに津屋崎への思い出を披露。世界遺産の価値を未来へ伝えていくためには、地域の人たちに「何が大事か、という共通理解があることが必要。世界遺産は、観光のためにやっているのではなく、世界の遺産を守っていこうということです」とも話されました。

  津屋崎の景観と遺産保護について、「物語がある景観」を見出し、語り伝えることがキーワードになりそうです。津屋崎に、そのような景観がいくつあるのか。それらを結び、繋ぎ合わせると、重要な文化的景観として残せる可能性が生れるのでは、とヒントをいただいた西村教授のお話を聴けて良かったです。

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2015年5月20日/〈津屋崎の四季〉1076:土手のノアザミの花

2015-05-20 16:28:31 | 風物

 

写真①:風に揺れる赤紫色のノアザミの花
     =福津市宮司6丁目の「新堤池」の土手で、2015年5月20日午後0時35分撮影

 福津市津屋崎は5月20日、五月晴れ。宮司6丁目の「新堤池」の土手では、ノアザミ(キク科)の赤紫色の花が爽やかな風に揺れていました=写真①=。

 池を覗くと、黒い体に赤い額が目立つ水鳥のバン(クイナ科)=写真②=が泳ぎ回っています。

 

写真②:「新堤池」を泳ぐ水鳥のバン

     =20日午後0時35分撮影

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〈催事〉0353:RKBラジオ生放送番組で活動PR

2015-05-18 05:14:11 | 行楽催事

 

写真①:砂引草の花の蜜を吸う今季初渡来のアサギマダラ

     =福津市・「津屋崎浜」で、2015年5月11日午前6時30分撮影

 RKBラジオ番組・『サンデー・スイングライフ』に生出演

27日の「津屋崎里歩きフットパス」ツアーPRさせていただきました

  1千2百㌔もの海を渡る蝶・アサギマダラが、初夏に北上する途中の5月11日、福津市・「津屋崎浜」に今季初渡来し、私が所属する町興しボランティア団体「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が27日に「津屋崎里歩きフットパス」ツアーを開催することが17日、RKB毎日放送ラジオのシニア向け娯楽情報番組・『サンデー・スイングライフ』http://rkbr.jp/swinglife/

の「サンデークローズアップ」コーナーで福岡、佐賀両県内に生放送されました。

  「津屋崎浜」に今季初渡来したアサギマダラが海浜植物・砂引草の白い花の蜜を吸っている姿を私が撮影=写真①=したと、12日付西日本新聞に掲載されたことから、RKBさんから生出演オファーが来たためです。17日12時12分から約10分間、MCの佐々木謙介・元NHKアナウンサーと、元航空会社客室乗務員の中嶋順子さんから電話インタビューを受け、アサギマダラを何年前から確認したか、どんな蝶で海を何㌔ぐらい飛んでいくのか、「津屋崎浜」や〈津屋崎千軒〉の古風な趣のある町並みに残る卯建と鏝絵の町家巡りの「津屋崎里歩きフットパス」ツアーの内容などの質問にお答えしました。

  「フットパス」はグルメや海外旅行、観光にも飽きた人たちが引きつけられる時代の最先端を行く文化・レジャーとされ、いま静かなブームといわれており、「玄海国定公園に指定され、〝九州の鎌倉・江の島〟といわれる白砂青松の美しい海岸風景や、宮地嶽神社参道沖の玄界灘に沈む夕陽の絶景コースも堪能できる初夏の「津屋崎里歩きフットパス・ウオーク」をぜひ、多くの方にお楽しみいただきたいと願っております」と最後にメッセージも放送させていただきました。またとないPRの機会をいただき、ありがとうございます。

  RKBラジオの生放送番組では、2012年8月24日に『中西一清スタミナラジオ』に「伊能忠敬ウオーク」の実行委員長だった不肖私が生出演、イベントPRにご協力いただいて以来2度目で、RKB毎日放送の皆様に心より感謝申し上げます。

 27日の「フットパス」ウオーク=写真②=は、参加者28名様を募集(申し込み先着順締め切り)中で、23名の方が申し込みずみでしたが、生放送を聞かれた古賀市のご夫婦も18日申し込まれました。参加費は千円(貸切バス料金・保険・資料代等含む実費)で、12時からの昼食「鯛茶漬け」のオプション希望の方は800円追加料金が必要です。歩きやすい服装、靴で、水筒持参で参加下さい。申し込みは、「海とまちなみの会」事務局へメールyosi3019@sage.ocn.ne.jpか、電話090-7451-8063で会長の吉村までお願いします。

  

写真②:〝海を渡る蝶〟・アサギマダラの舞う「津屋崎浜」&津屋崎千軒・卯建と鏝絵の町家巡りツアーのチラシ

 27日午前8時30分に福津市・「JR福間駅みやじ口第2号駐輪場」前広場に集合、チャーターの観光バスで8時45分に出発し、約10分で同市宮司浜4丁目の「海の家大阪屋」前に到着。同フットパス・コースの宮地浜「夕陽風景時計」前から「宮司・浜の松原」を抜け、1千㌔の海を渡る蝶・アサギマダラが舞う「津屋崎浜」まで約1㌔をゆっくり約30分歩いて、景色や海浜植物、野鳥、貝殻などを楽しみます。

  続いて、江戸時代から福岡藩の製塩と交易港で栄えた〈津屋崎千軒〉の古風な趣のある町並みを散策。途中トイレ休憩後、町家に卯建や鏝絵の残る路地を巡り、12時に福津市まちおこしセンターで解散します。

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〈催事〉0352:「世界遺産シンポジウム」

2015-05-15 16:05:38 | 行楽催事

 

写真①:「世界遺産シンポジウム」のチラシ


あす16日、福津市・「カメリアホール」で

「世界遺産シンポジウム」開催

西村幸夫東大教授が講演

  第6回「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群世界遺産シンポジウム「沖ノ島、その価値を未来へ伝えていくために」=写真①=が5月16日午後1時から4時30分まで、福津市文化会館「カメリアホール」で開催されます。福岡県や宗像、福津両市などで構成する「宗像・沖ノ島と関連遺産群」世界遺産推進会議が、平成29年のユネスコ世界遺産登録を目指して主催するもので、参加費無料(定員500名、県世界遺産登録推進室への申し込みが必要)。

  世界遺産登録までには、日本の推薦候補資産の決定を受け、平成28年2月1日までに国からユネスコへ推薦書を提出、ユネスコの諮問機関・イコモスの審査に合格することが必要です。16日のシンポジウムでは、日本イコモス国内委員会委員長の西村幸夫・東京大学教授が「景観を慈しみ、遺産を守る」と題して講演します。西村教授は、都市計画や都市景観計画の専門家で、私が所属する福津市の町興しボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が平成20年7月に同市文化会館で開催した講演会では、「津屋崎千軒まちこしへの提言」の演題で講演。「豊かな自然環境と歴史的環境が、両方ともすごく身近に残っていて、歩いて行ける距離で楽しめる所は、なかなかない。津屋崎の魅力と宝を活かした町づくりを」と指摘、聴講の多くの市民に感銘を与えました。

  西村教授の助言を受け、「海とまちなみの会」では江戸時代から〈津屋崎千軒〉と呼ばれて栄えた古風な趣のある町並みに、卯建や鏝絵のある町家が残っていることを発見、平成21年4月から「卯建と鏝絵の町家めぐりガイド」を始め、観光客に喜ばれました。

 16日午後2時45分から行われる第6回世界遺産シンポジウムでの講演で、西村教授が景観と遺産保護についてどのような示唆に富む話をされるのか楽しみです。

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2015年5月14日/〈津屋崎の四季〉1075:麦秋

2015-05-14 08:43:21 | 風物

 

写真①:麦の穂が黄色になった麦秋の風景

     =福津市在自で、2015年5月14日午前5時20分撮影

 

 5月14日朝、福津市津屋崎は雲り空。在自の麦畑では、麦の穂が黄色になり、麦秋の風景が見事です=写真①=

 麦秋の農道散策は、のどかな気分になれます。

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〈催事〉0351:アサギマダラが今季初渡来、観察ツアー開催

2015-05-12 10:05:22 | 行楽催事

 

写真①:砂引草の花の上を舞う今季初渡来のアサギマダラ

     =福津市・「津屋崎浜」で、2015年5月11日午前6時15分撮影


"海を渡る蝶〟・アサギマダラが「津屋崎浜」に渡来

西日本新聞で紹介されました

27日の「フットパス・ウオーク」参加者募集中

  初夏に北上する途中、福津市・「津屋崎浜」に立ち寄る〝海を渡る蝶〟・アサギマダラが今季も11日に初渡来ました=写真①=。渡来第一陣の1匹は午前6時15分、海浜植物・砂引草(ムラサキ科)の白い花の蜜を吸って、英気を養っています=写真②=。この日午後3時すぎ、再び「津屋崎浜」を訪ねると、4匹が砂引草の花の上を舞っていました。

  

写真②:海浜植物・砂引草の花の蜜を吸う渡来第一陣のアサギマダラ

     =11日午前6時30分撮影

  「津屋崎浜」へのアサギマダラの今季初渡来と、私が所属する福津市の町興しボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が27日(水)に「津屋崎浜」一帯を散策する初夏の「津屋崎里歩きフットパス」・ウオークを開催することが、12日付西日本新聞に掲載され、福岡市や筑紫野市、春日市、粕谷町の女性8名、男性2名の方から参加の申し込みがありました。掲載いただき、ありがとうございます。

  27日の「フットパス」ウオークは、〝海を渡る蝶〟・アサギマダラの舞う「津屋崎浜」&津屋崎千軒・卯建と鏝絵の町家巡りツアー=写真③=として開催、参加者28名様を募集(申し込み先着順締め切り)中で、すでに23名の方からお申し込みを受けています。「海とまちなみの会」が平成26年7月に福津市津屋崎地区に開設した景観と自然を楽しみながら暮らしの小道を歩く「津屋崎里歩きフットパス」(歩程約6㌔)の本格活用に取り組む初の企画事業で、本会の観光ボランティアガイドが案内します。

写真③:、〝海を渡る蝶〟・アサギマダラの舞う「津屋崎浜」&津屋崎千軒・卯建と鏝絵の町家巡りツアーのチラシ

  27日午前8時30分に福津市・「JR福間駅みやじ口第2号駐輪場」前広場に集合、チャーターの観光バスで8時45分に出発し、約10分で同市宮司浜4丁目の「海の家大阪屋」前に到着。同フットパス・コースの宮地浜「夕陽風景時計」前から「宮司・浜の松原」を抜け、1千㌔の海を渡る蝶・アサギマダラが舞う「津屋崎浜」まで約1㌔をゆっくり約30分歩いて、景色や海浜植物、野鳥、貝殻などを楽しみます。

  続いて、江戸時代から福岡藩の製塩と交易港で栄えた〈津屋崎千軒〉の古風な趣のある町並みを散策。途中トイレ休憩後、町家に卯建や鏝絵の残る路地を巡り、12時に福津市まちおこしセンターで解散します。参加費は千円(貸切バス料金・保険・資料代等含む実費)。12時からの昼食「鯛茶漬け」のオプション希望の方は800円追加料金が必要です。歩きやすい服装、靴で、水筒持参で参加下さい。申し込みは、「海とまちなみの会」事務局へメールyosi3019@sage.ocn.ne.jpか、電話090-7451-8063で担当吉村まで。

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2015年5月8日/〈日記〉560・肥前「塩田津」の町歩き③

2015-05-08 04:46:18 | 日記

 

写真①:3階建て大型居蔵造家の「杉光陶器店」

     =佐賀県嬉野市塩田町大字馬場下甲で、2015年5月3日午前11時30分撮影

江戸時代、宿場町と交易で栄えた町並み

肥前「塩田津」の散策リポート③


 佐賀県嬉野市塩田町の旧宿場町・肥前「塩田津」にある「杉光陶器店」=写真①=は、国指定重要文化財の「西岡家住宅」と同じ江戸時代後期・安政2年(1855年)の建築。3階建て入母屋造桟瓦葺の大型居蔵家で、「西岡家住宅」とともに「塩田津」のシンボル的な町家です。

  平成10年、土蔵造りの主屋と三つの蔵が、国登録有形文化財になっています。主屋の座敷や次の間の梁は大きく、二の蔵は塩蔵として、三の蔵は明治43年から大正5年まで塩田銀行として使われていました。

  町並みを歩くうち、「佐賀西信用組合塩田支店」が、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された「塩田津」にふさわしい白壁の建物になっているのに気付きました=写真②=。

 

写真②:白壁の建物になっている「佐賀西信用組合塩田支店」

   「杉光陶器店」の隣にある「佐賀県警警察官駐在所」も、「塩田津」の伝統的な町並みに合わせた町家風の平屋です=写真③=。

 

写真③:伝統的な町並みに合わせた町家風平屋の「佐賀県警警察官駐在所」

                  (肥前「塩田津」の散策リポート 終わり)

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