写真①:海浜植物・砂引草の花の蜜を吸うアサギマダラ
=福津市の「津屋崎浜」で、2015年5月20日午前11時40分撮影
初夏の「津屋崎里歩きフットパス」ウオーク・グラフ
"海を渡る蝶〟・アサギマダラの舞う「津屋崎浜
&津屋崎千軒・卯建と鏝絵の町家巡りツアー
私が所属する「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が5月27日開催した初夏の「津屋崎里歩きフットパス」ウオークの模様を、グラフでリポートします。
このウオークは、「海とまちなみの会」が平成26年7月に福津市津屋崎地区に開設した景観と自然を楽しみながら暮らしの小道を歩く「津屋崎里歩きフットパス」(歩程約6㌔)の本格活用に取り組む初の企画事業で、〝海を渡る蝶〟・アサギマダラ=写真①=の舞う「津屋崎浜」&津屋崎千軒・卯建と鏝絵の町家巡りツアーとして開催。公募定員28人を上回る31人の方が福岡、北九州、筑紫野、春日、古賀、福津の6市と福岡県粕屋町からご参加いただきました。
ツアーの皆さんは、福津市のJR福間駅前から「みなと観光バス」(宗像市)の貸切バスに乗り、同市宮司浜4丁目の宮地浜「夕陽風景時計」(「海とまちなみの会」が平成26年7月、市民募金約40万円で建設)前に午前8時50分到着。まず、「夕陽風景時計」の考案・設計者の緒方義幸同会員から玄界灘に夕陽が沈む月日別の時刻と方向、水平線の島々のパノラマ風景が分かる同時計の見方を解説されました=写真②=。
写真②:宮地浜「夕陽風景時計」の見方の解説を聞くツアー参加者
午前9時すぎ、参加者は宮地浜「夕陽風景時計」前から近くの福津市営「宮地浜駐車場」へ歩き、「津屋崎里歩きフットパス」案内看板の前で私がフットパス・コースと、この日のウオーク・ルートを説明しました=写真③=。
写真③:「津屋崎里歩きフットパス」案内看板の前でコースの説明を聞く人たち
「宮地浜駐車場」から「津屋崎里歩きフットパス」の道標「宮司・浜の松原」のそばから松林にはいり、黒松の間の小道を散策=写真④=。
写真④:「宮地浜駐車場」から「宮司・浜の松原」に入るフットパス・ウオーカー
「宮司・浜の松原」を抜け、「津屋崎浜」へ到着です=写真⑤=。〝海を渡る蝶〟・アサギマダラが、海浜植物・砂引草の花の蜜を吸いに飛び回る姿に、女性グループや夫婦のツアー参加者から「初めて見た」「感動した」と歓声が上がり、フットパス・ウオークの様子を取材したFBS福岡放送の27日夕のテレビ番組「めんたいPlus」や、KBC九州朝日放送のテレビ番組「ニュースピア」で放送されました。
写真⑤:「津屋崎浜」でアサギマダラの渡来状況のガイドを聞く人たち
このあと、「津屋崎浜」から江戸時代から栄え、〈津屋崎千軒〉と称された古風な町並みへウオーク。私の案内で、卯建や鏝絵の残る町家10軒を巡りました=写真⑥=。正午に福津市まちおこしセンターでツアーを解散しましたが、参加者のうち22人が近くの「ギャラリー蔵」で福津市の名物料理・「鯛茶づけ」(800円)の昼食を楽しまれました。町家巡りの模様は、28日付西日本新聞で「津屋崎でフットパス」「浜辺や町家巡り 港町の初夏満喫」の見出しに、私がガイドしている写真付きで掲載。
写真⑥:〈津屋崎千軒〉で卯建のある町家を見学
「フットパス」ウオークを盛会裡に終えることができたのは、新聞各紙で開催告知記事を掲載いただいたのと、RKBラジオの生放送番組「サンデースイングライフ」の『サンデー・クローズアップ』コーナーで17日、私がインタビューを受け、「アサギマダラの津屋崎浜今季初渡来」と27日の「フットパス・ウオーク」参加者募集について放送されたおかげです。お礼を申し上げます。また、福津市内外からツアーに参加された皆様、ありがとうございました。