吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2011年2月27日/〈津屋崎の四季〉745:カワウの憩い

2011-02-27 08:58:12 | 風物

写真①:杭の上に止まって伸びをするカワウ(左)
     =福津市津屋崎的岡の「新堤池」で、2011年2月27日午前7時27分撮影

 福津市津屋崎的岡の「新堤池」で27日朝、杭の上に止まり、翼を広げて伸びをするカワウ(ウ科)=写真①=を見ました。

 右の高い杭に止まったもう1羽は、身繕いを開始=写真②=。きょうも暖かな春の朝、カワウたちの憩いのひとときです。


写真②:身繕いをするカワウ
     =「新堤池」で、27日午前7時30分撮影

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011年2月26日/〈津屋崎の四季〉744:ネコヤナギ

2011-02-26 21:16:19 | 風物

写真①:銀白色の毛が目立つ花穂を膨らませたネコヤナギ
     =福津市宮司5丁目で、2011年2月26日午後5時5分撮影

 福津市津屋崎は、26日も暖かな天気でした。

 夕方、宮司5丁目を歩いていたら、住宅の庭にあるネコヤナギ(ヤナギ科)=写真①=の銀白色の毛で目立つ花穂が膨らんでいるのを見つけました。午後からグンと気温が上がったせいでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011年2月25日/〈津屋崎の四季〉743:ヨシガモ3羽飛来

2011-02-25 09:03:31 | 風物

写真①:雌(手前)雄で連れだって泳ぐヨシガモ
     =福津市土居の「津屋崎干潟」で、2011年2月25日午前8時撮影

 福津市津屋崎土居の「津屋崎干潟」で25日朝、冬鳥・ヨシガモ(カモ科)3羽を見かけました。雄2羽と雌1羽です。

 雌雄で連れだって泳いでいます=写真①=。

  時には雄2羽でも、仲良く泳ぎ回っています=写真②=。目元から後頭にかけての光沢のある緑色の羽毛が、後ろへ長く伸び、ナポレオンの帽子のような形に見える頭がチャームポイントです。


写真②:仲良く泳ぎ回るヨシガモの雄2羽
     =「津屋崎干潟」で、25日午前8時撮影
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011年2月24日/〈日記〉418・『津屋崎学』出来ました

2011-02-24 15:50:46 | 日記

写真①:『津屋崎学――A Quaint Town Tsuyazaki-sengen Guide』の表紙
     =福津市津屋崎の拙宅で、2011年2月24日撮影

津屋崎の郷土史と自然のガイド本
『津屋崎学――A Quaint Town Tsuyazaki-sengen Guide』が出来ました
(B5判カラー、432㌻) 吉村青春ブログ「津屋崎センゲン」をもとに書籍化

 古里・津屋崎の良さや歴史を1冊の本にまとめ、子や孫の世代に伝えたい――。そんな想いを託し、吉村青春ブログ「津屋崎センゲン」をもとに書籍化した津屋崎の郷土史と自然のガイド本『津屋崎学――A Quaint Town Tsuyazaki-sengen Guide』(B5判カラー、432㌻)が、平成23年(2011年)2月12日、東京にある発行所(イースト株式会社および欧文印刷株式会社)で出来あがり、宅配便できょう24日、私の手元に届きました=写真①=。

解説記事に写真402枚付き
 
 記事は、「第1章 津屋崎の魅力」から始め、「第2章 津屋崎塩田の軌跡~津屋崎は塩で保(も)つ~」、「第3章 〝筑豊の炭鉱王〟・伊藤伝右衛門と津屋崎」や、「第16章 卯建と鏝絵の町家巡り」、小説やテレビ・ドラマに描かれた津屋崎、失われた町家、〝幻の津屋崎鉄道〟などを紹介した「第18章 津屋崎よもやま話」、「第19章 津屋崎の食文化」まで全19章で構成したあと、「津屋崎歴史年表」を掲載。明治創業の荒物屋・旧「乙藤商店」や旧「田中薬局」といった古い町家の様子と、「豊村酒造」の鏝絵、旧「麦屋惣平衛邸」の卯建、「津屋崎干潟」に渡来する冬鳥・クロツラヘラサギ、東京で撮影した泉岳寺や東郷神社、庚申信仰の柴又帝釈天も含め、平成18年から意識的に撮り集めた郷土の祭りや社寺、石碑、風景などの写真402枚と地図60枚付きで分りやすく表現しています=写真②=。


写真②:〈津屋崎千軒〉通りの旧「乙藤商店」(左)や「麻生久彦邸」の卯建(右上)と「豊村酒造」の鏝絵(右下)の掲載ページ

 著書名を『津屋崎学』としたのは、「宗像・沖ノ島と関連遺産群」として世界遺産暫定リストに記載された国史跡「津屋崎古墳群」があるのをはじめ、『日本書紀』や『万葉集』にも登場する津屋崎の古代からの歴史と文化、自然、食、先達を調べるほど魅力的な物語が掘り起こされ、奥深く感じ、学として体系的にまとめるに値する古里と思ったからです。サブタイトルに付けた「A Quaint Town Tsuyazaki-sengen Guide」とは、「古風な趣のある町・〈津屋崎千軒〉ガイド」の意味。「A Quaint Town Tsuyazaki-sengen」は、福津市津屋崎の町興しボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」(略称・「海とまちなみの会」)が、平成21年(2009年)12月に2万部発行した津屋崎千軒まちなみ散策地図『津屋崎千軒そうつこう(津屋崎の方言で、「歩き回ろう」の意味)』英語・日本語併記版(A2判、表裏カラー)に挿入したキャッチコピーです。

 私が生まれた旧福岡県宗像郡津屋崎町(むなかたぐんつやざきまち)は、平成17年(2005年)1月24日、南隣の同郡福間町と合併して福津市となりました。私は由緒ある名が消えた〈津屋崎町〉のイメージを詩の本の中に留めたいと、翌18年(06年)2月、吉村青春第一詩集『鵲声(じやくせい)-津屋崎センゲン』(新風舎文庫)=写真③=を出版。私の産土(うぶすな)を舞台にした詩のアイデンティティー宣言(マニフェスト)の書でもありました。62歳になった同年8月10日、津屋崎の良かとこ(福岡弁で〈良い所〉)を紹介し、郷土の良さ、日本に住む素晴らしさを発信していければと、インターネット上の総合ポータルサイト「gooブログ」を利用して吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』を始めました。


写真③:吉村青春第一詩集『鵲声(じやくせい)-津屋崎センゲン』

 『津屋崎学』には、『津屋崎センゲン』に連載中の郷土史連載企画・『津屋崎学―琢二と清の郷土史談義―』と、『津屋崎千軒町歩きスポット(津屋崎まちなみ散策)』の記事からも抜粋、加筆し、新たな書き下ろし記事を加えて収録。インターネットで書籍化の記事校正を終えて発行し、1冊の印刷代9,930円と送料525円の計10、455円で世界で一つだけの本を手に入れることができました。

 「海とまちなみの会」では平成19年(2007年)10月、最初のまちなみ散策地図『津屋崎千軒そうつこう』日本語版(A2判、表裏カラー)を1万部発行、市民や観光客らに無料配布を開始。さらに、同年11月から津屋崎の観光客に同散策地図を贈って町並み案内するボランティアガイドをスタートさせました。私は町案内を重ねるうち、次の世代に伝えるガイド教本と郷土史紹介を兼ねた著書を残すのが新聞記者だった自分の使命と思い、平成20年(08年)5月からブログ掲載記事の編集を始め、66歳になって書籍化を実現できました。父友次郎は70歳で、母タキは57歳で他界した私のDNA形質では、いつお迎えが来てもおかしくない年齢ですが、本を残せたことで、いつポックリ逝っても悔い無く、感無量です。

 以下、『津屋崎学』の目次を紹介します。

津屋崎学
――A Quaint  Town  Tsuyazaki-sengen Guide
  目 次
・はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第1章 津屋崎の魅力
 第1節 〈津屋崎千軒〉とは・・・・・・・・・・・・
 第2節 A Quaint Town Tsuyazaki-sengen(古風
     な趣のある町・〈津屋崎千軒〉)・・・・・・・・
 第3節 歩いて楽しめる豊かな自然と歴史・・・・・・
第2章 津屋崎塩田の軌跡 ~津屋崎は塩で保(も)つ~
 第1節 津屋崎塩田の開発・・・・・・・・・・・・・
 第2節 通称「塩倉庫」・・・・・・・・・・・・・・・
 第3節 塩田の遺跡・・・・・・・・・・・・・・・・・
第3章 “筑豊の炭鉱王”・伊藤伝右衛門と津屋崎
 第1節 伊藤伝右衛門の足跡・・・・・・・・・・・・・
 第2節 伝右衛門のお抱え運転手・・・・・・・・・・・
 第3節 伝右衛門夫人・白蓮の写真・・・・・・・・・・
第4章 津屋崎の地名
 第1節 地名「津屋崎」の謂われ・・・・・・・・・・・
 第2節 津屋崎の町名と特色・・・・・・・・・・・・・
 第3節 天神町の由来・・・・・・・・・・・・・・・・
第5章 産土神・「波折神社」
 第1節 波折神社縁起・・・・・・・・・・・・・・・・
 第2節 津屋崎祇園山笠・・・・・・・・・・・・・・・
 第3節 オクンチと輪越し・・・・・・・・・・・・・・
 第4節 奉納絵馬・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第5節 福津市の絵馬・・・・・・・・・・・・・・・・
第6章 明治の津屋崎
 第1節 豊村酒造・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第2節 「津屋崎千軒民俗館・『藍の家』」・・・・・・・・
 第3節 旧乙藤商店・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第4節 旧田中薬局・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第5節 津屋崎馬車鉄道・・・・・・・・・・・・・・・・
第7章 江戸時代の津屋崎
 第1節 善福寺と黒田長政公・・・・・・・・・・・・・・
 第2節 義民六人士・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第3節 津屋崎人形・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第4節 上田製菓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第5節 庚申塔・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第8章 大正時代の津屋崎
 第1節 新泉岳寺・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第9章 昭和時代の津屋崎
 第1節 東郷公園・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第2節 東郷神社・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第10章 鎌倉時代の津屋崎
 第1節 教安寺・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第2節 津屋崎のチャイナタウン・・・・・・・・・・・・
 第3節 新原の百塔板碑・・・・・・・・・・・・・・・・
第11章 古代の津屋崎
 第1節 国史跡・「津屋崎古墳群」・・・・・・・・・・・・
 第2節 「新原・奴山古墳群」・・・・・・・・・・・・・
 第3節 「宮地嶽古墳」・・・・・・・・・・・・・・・・
 第4節 宗像一族と大和王権・・・・・・・・・・・・・・
 第5節 世界遺産暫定リスト記載
     「宗像・沖ノ島と関連遺産群」・・・・・・・・・・・
 第6節 日本最初の〝裁縫の神様〟・「縫殿神社」・・・・・
 第7節 〈神郡宗像〉と津屋崎・・・・・・・・・・・・・
第12章 『万葉集』に詠われた津屋崎
 第1節 「万葉古道」・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第2節 〈名児山万葉歌碑〉・・・・・・・・・・・・・・
 第3節 〈在千潟万葉歌碑〉・・・・・・・・・・・・・・
第13章 平安時代の津屋崎
 第1節 「かつら潟」と海の中道・・・・・・・・・・・・
 第2節「静の墓」と「臼杵の井戸」・・・・・・・・・・・・
第14章 在自の金刀比羅さん
 第1節「金刀比羅神社」が在自山にある訳は・・・・・・・・
 第2節 筑紫の秋祭り「放生会」の習俗・・・・・・・・・・
第15章 「宮地嶽神社」はどんなお社なのか
 第1節 「宮地嶽神社」の由緒・・・・・・・・・・・・・・・
 第2節 奥之宮八社・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第3節 民家村自然広苑・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第4節 「宮地岳自然歩道」・・・・・・・・・・・・・
 節5節 六百俵之碑・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第16章 鏝絵と卯建の町家巡り
 第1節 鏝絵装飾のある町家・・・・・・・・・・・・・・・・
 第2節 卯建の建つ町家・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第17章 津屋崎千軒町歩きスポット
 第1節 太閤山・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第2節 法華塔・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第3節 朝鮮通信使の交流石碑・・・・・・・・・・・・・・・
 第4節 裏町の「大師堂」・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第5節 出口の「日切地蔵堂」・・・・・・・・・・・・・・・・
 第6節 オガンタン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第7節 西古小路の秋葉神社・・・・・・・・・・・・・・・・
 第8節 上本町の延命地蔵堂・・・・・・・・・・・・・・・・
 第9節 浜の町の「地蔵堂」・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第10節 浜の町の「波切不動明王」・・・・・・・・・・・・・
 第11節 火除け大師堂・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第12節 土居の「弁財天社」・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第13節 田ノ浦の「天満神社」・・・・・・・・・・・・・・・・
第18章 津屋崎よもやま話
 第1節 津屋崎の正月・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第2節 津屋崎は〈港町〉か・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第3節 小説やテレビ・ドラマに描かれた津屋崎・・・・・・・・
 第4節 失われた町家・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第5節 恋の浦秘話・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第6節 忍照と「円通寺想智院」・・・・・・・・・・・・・・・・
 第7節 お夏大明神・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第8節 津屋崎の海岸植物・ハマボウ・・・・・・・・・・・・・・
 第9節 〈津屋崎千軒〉の戸数・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第10節 〝幻の津屋崎鉄道〟・・・・・・・・・・・・・・・・・
第19章 津屋崎の食文化
 第1節 〝幻の蒸籠雑煮〟・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第2節 だぶ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 第3節 たこ料理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・津屋崎歴史年表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・あとがき ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・参考文献 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・著者略歴 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

〈催事〉0126:「不動神社」ぜんざい祭

2011-02-24 11:33:40 | 行楽催事

写真①:春季大祭が行われる奥之宮「不動神社」
     =福津市宮司元町の「宮地嶽神社」境内で、2011年2月9日撮影

〈2月の行楽・催事案内〉

28日、「不動神社」で春季大祭(ぜんざい祭
本殿古墳の〝ご開門〟も
ぜんざい無料接待は、27日からスタート

 福津市宮司元町の「宮地嶽神社」・奥之宮「不動神社」=写真①=では28日(月曜)、春季大祭(ぜんざい祭)が行われ、多くの参拝客で賑わいそう。お不動様を祀る「宮地嶽古墳」(国指定史跡)石室内へ入れる本殿古墳の〝ご開門〟もあります。神社社務所前に用意されたテーブルで行われる「ぜんざい無料接待」は、今年は日曜の27日からスタートです。「宮地嶽神社」本殿横にある満開になった「開運桜」=写真②=を観て、「〝ご開帳〟―ぜんざいコース」の行楽もよいのでは――。


写真②:満開になった「開運桜」
    =「宮地嶽神社」境内で、2月24日午前10時45分撮影


 春季大祭は、「ぜんざい」をお不動様にお供えし、無病息災・心願成就などの願い事を〝身代わり不動尊〟に祈念する明治時代から始まったお祭り。当時は、地域で収穫したサトウキビや、もち米等から餅や饅頭を作ってお不動様に供え、その砂糖を使って作ったぜんざいを参拝客に振る舞ったのが始まりという。

 ぜんざい無料接待=写真③=は、27日が午前10時から午後2時まで行われます。28日は、午前10時から午後3時まで行われる予定。「不動神社」は、全国最大級の長さ23㍍の横穴式石室古墳の中にある「本殿」に不動尊が祀られており、28日は午前10時から午後3時まで石室内へ入れる本殿古墳の〝ご開門〟もあります。


写真③:「ぜんざい祭」の日程を知らせる案内板
     =「不動神社」前で、2月9日撮影

宮地嶽神社(福岡県福津市宮司元町):◆交通アクセス=〔電車・バスで〕JR鹿児島線福間駅下車、西鉄バス津屋崎橋行きか、神湊波止場行きで10分の「宮地岳宮前」で下車し、徒歩5分〔車で〕九州自動車道古賀インターから約20分。無料駐車場は、乗用車1200台収容。問い合わせは、宮地嶽神社(0940-52-0016)へ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011年2月24日〈エッセー〉018:『生命をとらえなおす』

2011-02-24 07:13:07 | エッセー


写真①:福岡伸一さんの講演会『生命をとらえなおす』のポスター

・連載エッセー『一木一草』

第18回:2011.02.24
 
分子生物学者・福岡伸一さんの講演会
生命をとらえなおす
3月5日(土曜)、福岡市のアクロス福岡で開催

 NHKのテレビ番組で、よく視聴しているのが、趣味の園芸「やさいの時間」(教育テレビ・日曜午前8時―同25分放送)と、「いのちドラマチック」(BShi水曜午後9時30分―同59分、BS2木曜午後8時30分―同59分放送)です。「やさいの時間」は、“誰でも簡単に育てられる野菜づくり”のハウツーをわかりやすく紹介する講座で、だじゃれ好きの藤田智講師(恵泉女学園大学教授)が、歌手の西城秀樹さんらに教えるのを楽しく学べます。東京でディレクターをしている娘が番組作りに関わっているので、見始めました。

 「いのちドラマチック」は、約38億年前に誕生した「生命(いのち)」が、品種交配、遺伝子組み換え、クローン技術による生命操作の発展などで進化し、新たなステージに突入していることから、「ヒトがつくった"いのち"」の誕生でもたらされた恩恵や感動のドラマを伝え、自らが生み出した"いのち"とどう向き合うかを学ぶ番組です。劇団ひとりさんと、井上あさひアナウンサーが司会し、生物学者の福岡伸一さん(青山学院大学理工学部教授)がコメンテーターとして、分かりやすく解説し、生き物とヒトとの関わり方を問いかけていきます。

 福岡さんは、"いのちとは何か?"をテーマにした著書『生物と無生物のあいだ』が科学書としては異例のベストセラーとなり、サントリー学芸賞を受賞、新聞各紙で紹介されています。幼いころは、昆虫採集が好きだった私と同じ"昆虫少年"だったそうですが、いまや気鋭の分子生物学者として人気の教授です。

 その福岡さんの講演会=写真①=が、3月5日(土曜)午後1時30分から3時30分(開場午後1時)まで、福岡市中央区天神1のアクロス福岡イベントホールで開催されます。日本で最初の婦人記者・羽仁もと子が創刊した月刊雑誌『婦人之友』(婦人之友社)の愛読者で組織、健全な家庭からよりよい社会を創りたいと活動している「全国友の会」の創立80周年を記念し、「福岡友の会」が婦人之友愛読者会『生命をとらえなおす』と題して主催するもので、福岡県教育委員会、福岡市教育委員会、朝日新聞社、西日本新聞社、婦人之友社が後援。入場料千円(自由席)。入場券などの問い合わせは、福岡市中央区小笹1-7-4、「福岡友の会」(℡・Fax092-531-6607=月曜日~木曜日10:00~15:00。ホームページhttp://www1.bbiq.jp/fukuokatomonokai/index.html)へ。

 福岡さん=写真②=が、講演の中で、生物多様性や口蹄疫、鳥インフルエンザなど、いま話題の事象についても触れられるか、興味深く、講演会を楽しみにしています。


写真②:福岡伸一さんの顔写真・略歴も掲載した講演会『生命をとらえなおす』のチラシ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011年2月23日/〈津屋崎の四季〉742:水路のオオバン

2011-02-23 09:24:37 | 風物

写真①:水路に姿を見せたオオバン
     =福津市梅津で、2011年2月23日午前8時32分撮影

 23日朝の福津市津屋崎は曇り空で、暖かです。梅津の水路で、冬鳥のオオバン(クイナ科)=写真①=を見かけました。

 葦の間からもう1羽も姿を見せ、仲良く泳ぎ回っています=写真②=。


写真②:仲良く泳ぎ回る2羽のオオバン
     =福津市梅津で、23日午前8時34分撮影
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011年2月21日/〈津屋崎の四季〉741:海苔ひび

2011-02-21 14:39:32 | 風物

写真①:干潮の「入海」で姿を現した海苔ひび
     =福津市土居で、2011年2月21日午前8時15分撮影

 福津市津屋崎は21日、朝は比較的暖かでした。干潮を迎えた土居の「入海(いりうみ)」では、海苔ひびが姿を現していました=写真①=。

 勝浦の「アンズの里公園」では、ホオジロ(ホオジロ科)=写真②=がアンズの木の枝で盛んに囀っています。


写真②:アンズの木の枝で盛んに囀るホオジロ
     =「アンズの里公園」で、21日午前10時40分撮影
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011年2月19日/〈津屋崎の四季〉740:開運桜にメジロ

2011-02-19 11:37:19 | 風物

写真①:二分咲きの「開運桜」の枝に止まったメジロ
     =福津市宮司元町の「宮地嶽神社」で、2011年2月19日午前10時40分撮影

 19日は、二十四節気の一つの「雨水」。暦の上では、雪や氷が雨水に変わるころですが、福津市津屋崎は曇り空で、比較的暖かな天気です。

 宮司元町の「宮地嶽神社」では、本殿わきにある早咲きの「開運桜」が二分咲きで、枝先にメジロ(メジロ科)が止まっていました=写真①=。

 寒緋桜(カンヒザクラ)の一種で、この1本だけが毎年1月ごろ、境内で最も早く咲き、神様のご利益を受けているという。

 この日、枝先に訪れたメジロは2羽で、桜の花に嘴を入れて蜜を吸うのに余念がない様子でした=写真②=。


写真②:「開運桜」の蜜を吸うメジロ
     =「宮地嶽神社」で、19日午前10時40分撮影
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011年2月18日/〈津屋崎の四季〉739:新東区のチョウゲンボウ

2011-02-18 08:41:09 | 風物

写真①:電線に止まったチョウゲンボウ
     =福津市新東区で、2011年2月18日午前7時30分撮影

 福津市津屋崎は18日朝、曇り空。前日の雨はあがったものの、風が強く、在自山(標高235㍍)の杉から花粉が飛散しやすい天気です。

 新東区の「対馬見通り」を散歩中、チョウゲンボウ(ハヤブサ科)が、ひらひらと飛んで来て、道路脇の電線に止まりました=写真①=。久しぶりの対面です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする