写真①:来館する子供たちにプレゼントする貝殻
=2020年10月26日午前10時、福津市津屋崎三の「貝寄せ館」前で
11月3日の「文化の日」に「貝寄せ館」来訪の子に
プレゼント用の津屋崎浜で集めた貝殻を補充しました
私が所属するまちづくりボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」の観光ガイド拠点事務所・「貝寄せ館」(福津市津屋崎三丁目)に10月26日、市立津屋崎小の子供たちが11月3日(火曜)の「文化の日」に11時から15時まで開館する同館を訪れた際に1枚ずつプレゼントする貝殻を補充しました=写真①はザルに入れた貝殻=。
津屋崎小学校2年生29人は10月5日、地域学習「わたしの町発見」で「貝寄せ館」を訪問し、館内に展示の約80種類の津屋崎産の貝類や、“津屋崎は塩で保(も)つ”というフレーズが今に伝わるほど黒田藩直営の津屋崎塩田が津屋崎千軒の繁栄を支えたとする解説パネルなどを、「海とまちなみの会」のボランティアガイドから学習。帰る時に館内にザルに入れて展示中の津屋崎浜で集めた貝殻を1枚ずつプレゼントされ、11月の開館日にまた来たいという2年生の声が寄せられました。このため、きょうだいや父兄の皆さんとの来館も予想されることから、プレゼント用の津屋崎浜で集めた貝殻を増やした次第です。
「貝寄せ館」を訪問した2年生からは「“津屋崎は塩で保つ”という言葉はだれが言ったのですか」、「昭和初期の津屋崎千軒の地図が、なぜ貝寄せ館に(復元して)残せたのか。もう一度、地図をしっかり見せてもらいたい」といった鋭い質問もあり、津屋崎の将来を担う子供たちを頼もしく感じました。「文化の日」に再来館する子供たちと、港町・津屋崎の文化や歴史、豊かな自然についてまた話せたら、と楽しみにしています。