吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2010年6月30日/〈津屋崎の四季〉594:水無月の終わりに

2010-06-30 09:51:33 | 風物
写真①:小雨の「民家村自然広苑」に咲き誇るアジサイの花
     =福津市宮司元町の宮地嶽神社で、2010年6月30日午前9時15分撮影

 6月も、きょう30日まで。早いもので、今年も半年が終わろうとしています。

 福津市宮司元町にある宮地嶽神社の「民家村自然広苑」では、小雨の降るなか、アジサイの花が咲き誇っています=写真①=。

 「民家村自然広苑」の園地では、一羽のキジバト(ハト科)=②=が雨に濡れながら歩き回っていました。

">
写真②:小雨に濡れながら園地を歩くキジバト
     =宮地嶽神社の「民家村自然広苑」で、30日午前9時20分撮影
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010年6月29日/〈大阪・町歩き〉004・「四天王寺」の④

2010-06-29 10:30:10 | 大阪・町歩き
写真①:守護神・金剛力士 (仁王像)が祀られている「仁王門」
     =大阪市天王寺区四天王寺1で、2010年6月3日午前11時55分撮影

〈大阪・町歩きスポット〉 1 

:「四天王寺」の④ 仁王門

 「仁王門」=写真①=は、四天王寺の中心伽藍(建物)の南にあります。本来の呼称は中門(ちゅうもん)ですが、脇の間に伽藍の守護神である金剛力士 (仁王像)が祀られていることから「仁王門」が通称 となっています。

 その伽藍配置は、中門から北へ五重塔、金堂、講堂が一直線に並び、それを回廊が囲む「四天王寺式伽藍配置」 といわれる形式で、日本では最も古い建築様式の一つ。6~7世紀の中国・朝鮮の様式を伝えています。

 五重塔=写真②=は、高さ39.5㍍。聖徳太子が創建の際、六道利救の悲願を込めて、塔の礎石心柱の中に仏舎利六粒と自らの髻髪(きっぱつ)六毛を納められたことから、「六道利救の塔」の別称があるという。

">
写真②:「仁王門」(手前)の北側に見える五重塔
     =「四天王寺」で、6月3日午前11時50分撮影

 五重塔の北にある「金堂」が本堂です。本尊の救世観音(聖徳太子のご本地仏)が祀られ、 四方を四天王(世界の東西南北を守護する仏。東方の持国天、南方の増長天、西方の広目天、北方の多聞天のこと)がお守りしています。
 
 この「金堂」が、聖徳太子が推古元年(593年)に建立した「四天王寺」の核となる建物なのですね。中心伽藍から東へ歩き、「東大門」前に出ると、「四天王寺境内案内図」の掲示板=写真③=がありました。

">
写真③:「東大門」前にある四天王寺境内案内図の掲示板
     =「四天王寺」で、6月3日午前11時55分撮影
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010年6月28日/〈大阪・町歩き〉004・「四天王寺」の③

2010-06-28 15:13:28 | 大阪・町歩き
写真①:朱塗りの「極楽門」
     =大阪市天王寺区四天王寺1で、2010年6月3日午前11時35分撮影

〈大阪・町歩きスポット〉 1 

:「四天王寺」の③ 極楽門と転法輪

 太子の「引導鐘」を三打撞き、「引導石」を拝んで歩を進ませると、正面に朱塗りの「極楽門」=写真①=が見えてきました。いよいよ極楽の門を潜るのです。

 門を潜り、ふと内柱を眺めて、異なものがあるのに気付き、目をパチクリ。「転法輪(てんぽうりん)」と書かれた表示板と、その上下に車のハンドルのような「転法輪」=写真②=が一つずつ設置されていました。

 〈法輪とは、お釈迦様の教えが他に転じて伝わるのを輪にたとえたもので、仏教の象徴です。合掌し、「自浄其意(じじょうごい」(心が清浄=しょうじょう=になりますように)と唱えて軽く右にお回し下さい〉と説明されています。

">
写真②:合掌して軽く右に回すと心が清浄になるとされる「転法輪」
     =「四天王寺」で、6月3日午前11時40分撮影

 さっそく合掌し、「自浄其意」と唱えて「転法輪」を軽く右に回してみました。「四天王寺」って、「引導鐘」といい、「引導石」、「転法輪」といい、極楽へ導く法具がいろいろ備わっているのが面白いですね。

 「極楽門」にあるお香をいただいて身を清め、さらに歩くと、向こうに「仁王門」が見えてきました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010年6月27日/〈津屋崎の四季〉593:青田の風景

2010-06-27 07:27:39 | 風物
写真①:すくすくと穂が伸びて緑が映える水田
     =福津市塩浜で、2010年6月27日午前6時20分撮影

 27日朝の福津市津屋崎は、昨夜の雨が上がり、梅雨の中休みの天気です。

 こんな朝は、青田の緑が映えます。塩浜の水稲も、すくすくと穂を伸ばし、勢いがよさそう=写真①=。

在自の「対馬見通り」から見る水田の稲穂も、青々と生気がみなぎっています=②=。

">
写真②:青々と生気がみなぎる水田の稲穂(向こう左側が在自山)
     =福津市在自で、6月27日午前6時撮影

 在自の農道から大峰山(標高114㍍)を遠望すると、福岡県新宮町の相島や海岸までくっきりと見えました=写真③=。

">
写真③:くっきりと見える大峰山(向こう右側)や福岡県新宮町の海岸と相島
     =福津市在自で、6月27日午前6時30分撮影
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010年6月25日/〈大阪・町歩き〉002・「四天王寺」の②

2010-06-25 10:19:02 | 大阪・町歩き
写真①:玉砂利の中に安置された「聖徳太子影向引導石」
      =大阪市天王寺区四天王寺1の「四天王寺」で、2010年6月3日午前11時35分撮影

〈大阪・町歩きスポット〉 1 

:「四天王寺」の② 引導石

 昔から極楽への入口と信じられていた西門の石の鳥居を潜ると、すぐ右側の玉垣の中に「聖徳太子影向引導石(ようごういんどうせき)」=写真①=が鎮座しています。

 そばに建てられた「聖徳太子影向引導石御縁起」の解説板=写真②=によると、転法輪石、伊勢神宮遥拝石、熊野権現礼拝石とともに聖徳太子ゆかりの霊石・「四天王寺四石(しせき)」の一つ。


">
写真②:「聖徳太子影向引導石御縁起」の解説板
     =「四天王寺」で、6月3日午前11時35分撮影


 解説板では、葬送の時、柩をしばらく鳥居の前に置き、太子の引導鐘=写真③=を三打撞けば、太子自らこの引導石の上に影向(神仏の来臨)され、浄土に導かれると伝えられています、としている。

">
写真③:「聖徳太子影向引導石御縁起」の解説板そばにある太子の引導鐘
     =「四天王寺」で、6月3日午後0時10分撮影

 さらに、同解説板では、引導とは釈尊が「勝者必滅、会者定離」という人生無常の迷いの世界より、人々を究極の悟りの世界へ導かれたことに始まり、その引導の教えは四天王寺西門より始まった彼岸信仰と彼岸中日に夕陽を拝する日想観(四天王寺の西門で西の海に沈む夕陽を拝して、西方極楽浄土を観想する修行)によって興隆した浄土信仰の中に結実し、臨終に際して諸仏諸菩薩が極楽浄土にお導き下さるとの信仰を生んだのであり、聖徳太子信仰と西門信仰を結ぶ重要な霊跡となっている、と説明。四天王寺引導石は、太子信仰と西門信仰を結ぶ重要な宝跡となっているという。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010年6月24日/〈津屋崎の四季〉592:霞む山陰から昇る朝日

2010-06-24 08:44:36 | 風物
写真①:霞みに包まれた在自山から昇る朝日
     =福津市在自で、2010年6月24日午前6時20分撮影

 福津市津屋崎は24日朝、里山がうっすらと霞み、在自山(標高235㍍)から昇る朝日=写真①=だけが山陰からくっきり見える感じでした。

在自の「対馬見通り」から見上げる在自山のふもとにある星ケ丘団地の家々も、ぼんやり霞んでいます=②=。

">
写真②:ぼんやり霞んで見える在自山のふもとにある星ケ丘団地の家々
     =福津市在自で、6月24日午前6時20分撮影

 末広の農道から遠望する対馬見山(標高243㍍)=写真③=は、霞んだせいか、大きく膨らんでいます。きょうは好天気になり、日中は暑くなりそうです。

">
写真③:霞んだせいか、大きく膨らんで遠望される対馬見山
     =福津市末広で、6月24日午前6時35分撮影
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010年6月23日/〈津屋崎の四季〉591:たくましく生きる

2010-06-23 06:58:21 | 風物
写真①:田んぼの畦に舞い降りたトビ
     =福津市津末広で、2010年6月7日午前8時50分撮影

 野生の鳥たちは日々、たくましく生きています。

 福津市末広の水田の畦に舞い降りたトビ(タカ科)=写真①=は、鋭い目つきの猛禽。それでも、田んぼの水で喉を潤す表情=写真②=は幾分和やかです。

">
写真②:田んぼの水を飲むトビ
     =福津市津末広で、6月7日午前8時50分撮影

 農業用水路の脇で、アオサギ(サギ科)=写真③=は、めいっぱい首を長く伸ばして、じっと獲物の小魚や昆虫類を待ち構えています。

">
写真③:農業用水路の脇で首を長く伸ばして獲物を待ち構えるアオサギ
     =福津市津末広で、5月22日午前6時30分撮影
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010年6月22日/〈大阪・町歩き〉001・「四天王寺」の①

2010-06-22 10:25:50 | 大阪・町歩き
写真①:和宗総本山・「四天王寺」の石の鳥居
     =大阪市天王寺区四天王寺1で、2010年6月3日午前11時35分撮影

 きょう6月22日から、〈大阪・町歩きスポット〉シリーズを掲載します。大阪府内の親族の葬儀に参列した翌日の6月3日午前、大阪市天王寺区四天王寺1にある「四天王寺」=写真①=を訪ねたリポートです。聖徳太子が、飛鳥時代の推古元年(593年)に建立したという「和宗総本山」を一度参拝したいと思って立ち寄りました。

〈大阪・町歩きスポット〉 1 

:「四天王寺」の① 石の鳥居 

 「和宗総本山」の和宗とは、聖徳太子十七条憲法の第一条にある「和を以って貴しとなす」の「和」にちなむ宗派名です。四天王寺は、戦前まで天台宗でしたが、太子創建の寺であるとして昭和24年に天台宗から独立し、和宗を創立。その総本山として、 仏法興隆と太子精神の高揚を本願とする寺となっています。

 JR「天王寺駅」から乗ったタクシーから「四天王寺」の入口だと言われた谷町筋で下車、同寺の西門に立ち、まず石の鳥居を潜ろうと近づきました。すると、鳥居の右の柱の前に「大日本佛(仏)法最初四天王寺」と刻印された石柱が建っているのが目に留まりました。

 この鳥居は、「安芸の宮島・朱塗りの木の鳥居」、「吉野の金峯山寺(きんぷせんじ)・銅(かね)の鳥居」と並ぶ日本三鳥居の一つです。もとは木造でしたが、太子を深く信仰し、四天王寺別当に任命された真言律宗の僧・忍性(にんしょう)が、鎌倉時代後期の永仁2年(1294年)に石造りに改めたもので、日本最古の石造りの大鳥居とされる重要文化財。でも、寺なのに鳥居があるうえ、その石造りの扁額=写真②=に書かれた4行書きの文字を見上げて、思わず「?」。

 「釈迦如来 転法輪処 当極楽土 東門中心」、つまり「お釈迦様が説法される所で、極楽浄土の東門の中心である」と書かれており、扁額はチリトリのように衆生の全ての願いをすくい取る阿弥陀如来の本願を現わして箕の形をしているのだとか。また、鳥居はもともと聖地結界の四門としてインドで建てられ、神社だけに建てるものではないという。

">
写真②:「釈迦如来 転法輪処 当極楽土 東門中心」と書かれた扁額
     =「四天王寺」・石の鳥居で、6月3日午前11時35分撮影
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010年6月22日/〈津屋崎の四季〉590:アガパンツス開花

2010-06-22 07:39:55 | 風物
写真①:薄いブルーの花弁を開いたアガパンツス
     =福津市津屋崎2の拙宅前庭で、2010年6月22日午前7時撮影

 梅雨の中休みとなった6月22日朝、福津市津屋崎2の拙宅前庭でアガパンツス(ユリ科)の花が開きました=写真①=。ヒヤシンスに似た淡青色の花で、薄いブルーの花弁が大きく開いて、上品な美しさです。

 近所の住宅の道路脇にある庭では、09年まで多くのアガパンツスの花が咲いて見事でしたが、5月ごろバッサリ茎の根元から切られてしまいました。散歩の途中、この和名ムラサキクンシランの花を愛でる梅雨時の楽しみが一つなくなり、残念です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010年6月20日/〈津屋崎の四季〉589:「新堤池」付近の動物たち

2010-06-20 07:25:42 | 風物
写真①:コンクリート堰堤の上で日光浴中のスッポン
     =福津市的岡の「新堤池」で、2010年6月20日午前5時45分撮影

 20日朝の福津市津屋崎は、雲に覆われた天気。午後からは雨になりそう。

 的岡の「新堤池」では、スッポンがコンクリート堰堤の上で日光浴をしています=写真①=。

 そういえば11日午後、「新堤池」西側の農業用水路では、ヌマガエル=写真②=がゆったりと浮かんでいました。

">
写真②:農業用水路にゆったりと浮かぶヌマガエル
     =福津市的岡で、11日午後4時55分撮影
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする