写真①:五弁の小さな白い花を開いた砂引草
=福津市の「津屋崎浜」で、2015年4月29日撮影
5月27日開催の「フットパス・ウオーク」参加者募集中
~〝海を渡る蝶〟・アサギマダラの舞う「津屋崎浜
&津屋崎千軒・卯建と鏝絵の町家巡りツアー~
福岡県福津市の「津屋崎浜」で4月29日朝、砂引草(ムラサキ科)の五弁の小さな白い花が咲いています=写真①=。千2百㌔・㍍もの海を渡る蝶として知られるアサギマダラ(タテハチョウ科)の群れが、北へ渡る途中、津屋崎浜でこの花の蜜を吸いに舞い降りる日が近づきました。私が所属する同市の町興しボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」では5月27日(水)、〝海を渡る蝶〟・アサギマダラの舞う「津屋崎浜」&津屋崎千軒・卯建と鏝絵の町家巡りツアー=写真②=の開催を決定、参加者28名様の募集(申し込み先着順締め切り)を始めました。
写真②:〝海を渡る蝶〟・アサギマダラの舞う「津屋崎浜」&津屋崎千軒・卯建と鏝絵の町家巡りツアーの参加者募集チラシ
この初夏の「フットパス・ウオーク」ツアーは、「海とまちなみの会」が平成26年7月に福津市津屋崎地区に開設した景観と自然を楽しみながら暮らしの小道を歩く「津屋崎里歩きフットパス」(歩程約6㌔)の本格活用に取り組む初の企画事業で、同会の観光ボランティアガイドが案内します。計画によると、5月27日午前8時30分に福津市・「JR福間駅みやじ口第2号駐輪場」前広場に集合、チャーターの観光バスで8時45分に出発し、約10分で同市宮司浜4丁目の「海の家大阪屋」前に到着。同フットパス・コースの宮地浜「夕陽風景時計」前から「宮司・浜の松原」を抜け、アサギマダラが舞う「津屋崎浜」まで約1㌔をゆっくり約30分歩いて、景色や海浜植物、野鳥、貝殻などを楽しみます。
続いて、江戸時代から福岡藩の製塩と交易港で栄えた〈津屋崎千軒〉の古風な趣のある町並みを散策。途中トイレ休憩後、町家に卯建や鏝絵の残る路地を巡り、12時に福津市まちおこしセンターで解散します。参加費は千円(貸切バス料金・保険・資料代等含む実費)。12時からの昼食「鯛茶漬け」のオプション希望の方は800円追加料金が必要です。歩きやすい服装、靴で、水筒持参で参加下さい。申し込みは、「海とまちなみの会」事務局へメールyosi3019@sage.ocn.ne.jpか、電話090-7451-8063で担当吉村まで。同市津屋崎3丁目18-16の「海とまちなみの会」の観光ガイド拠点事務所・「貝寄せ館」でもきょう29日から開館日時(土・日曜、祝日の11~15時)に受け付けます。
5月6日、「天神中央公園」での福岡県景観大会会場でも受け付け
「海とまちなみの会」では、5月6日(水曜・祝日)午前10時から午後4時まで福岡市中央区天神1丁目の「天神中央公園」で開かれる「第9回福岡県景観大会」(主催・県と県美しいまちづくり協議会)=写真③=の展示用テント内の同会ブースでも、「フットパス・ウオーク」ツアーの募集チラシを配布、参加者を受け付けます。また、日毎の夕陽が沈む方向と時刻、水平線に描かれた島々のパノラマ風景が分かる宮地浜「夕陽風景時計」と「津屋崎里歩きフットパス」の解説パネルを展示。自分の誕生日に夕陽が沈む方向と時刻を解答する「夕陽風景時計クイズ」を提供、解答記入の応募者に解答用紙をラミネート加工した〝自分だけの下敷き〟をプレゼントしますので、お子様連れでお越しください。
写真③:「第9回福岡県景観大会」のPRチラシ