吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2014年1月30日/〈津屋崎の四季〉986:菜の花咲く

2014-01-30 14:13:12 | 風物

 

写真①:小雨模様の畑に咲いた菜の花

     =福津市奴山で、2014年1月30日午前11時55分撮影

菜の花が咲きました

「立春」も間近か


 福津市津屋崎は1月30日朝、小雨模様。寒のうちながら気温が上がり、奴山の畑に咲いた菜の花=写真①=は辺りの空気を暖かくしてくれます。

 早いもので、1月もあす31日まで。2月4日の「立春」も、間近かです。

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2014年1月27日/〈津屋崎の四季〉985:ハシビロガモ渡来

2014-01-27 16:55:10 | 風物

 

写真①:水面を泳ぐハシビロガモの群れ(左の3羽は雄)

     =福津市須多田の「長尾下池」で、2014年1月27日午前10時45分撮影

 

「長尾下池」にハシビロガモの群れ渡来

 
 福津市津屋崎は、1月27日も寒い天気でした。

 須多田にある農業用ため池・「長尾下池」では、冬鳥のハシビロガモ(カモ科)の群れ=写真①=が水面を泳ぎ回っています。

 雄は嘴が黒く、頭が光沢のある緑色で、胸は白色、腹から脇は鮮やかな赤褐色。雌は全体が褐色で、嘴は淡い橙色です。「長尾下池」では、2011年以来、渡来を確認しています。

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2014年1月26日/〈福岡・町歩き〉012・福岡藩主黒田家墓所

2014-01-26 16:49:36 | 福岡・町歩き

 

写真①:「福岡藩主黒田家墓所」にある藩祖・黒田如水の墓

      =福岡市博多区千代4丁目の黒田家の菩提寺・「崇福寺」で、2014年1月23日午前11時30分撮影

 〈福岡・町歩き〉012

 :福岡藩主黒田家墓所

 NHKテレビの大河ドラマ「軍師官兵衛」の放送が、1月5日からが始まりました。黒田官兵衛(出家後、如水と号した)の隠居領(家督を譲った如水が生計を立てるための領地)だった津屋崎(福津市)に、如水が慶長8年(1603年)ごろ代官所を置いたほか、福岡藩直営の津屋崎・勝浦両塩田で筑前の製塩量の90%を賄っていた史実があり、福岡市博多区千代4丁目の臨済宗の寺院、「崇福寺(そうふくじ)」にある「福岡藩主黒田家墓所」(市指定史跡)を23日に訪ね、藩祖・「如水」の墓=写真①=にお参りしてきました。

  「崇福寺」の山門から境内に入って左手奥に、2014年大河ドラマ軍師官兵衛「黒田官兵衛」の幟と「福岡藩主黒田家墓所入り口」の案内板=写真②=がありました。

 

写真②:「軍師官兵衛」の幟と「福岡藩主黒田家墓所入り口」の案内板

  「福岡藩主黒田家墓所入り口」にある「藤水門」=写真③=を潜り、墓所に入ります。

  

写真③:「藤水門」を潜る観光客

   「藤水門」を潜るとすぐ左に、福岡市が立てた「黒田官兵衛(如水)ゆかりの地」「福岡藩藩祖 黒田官兵衛(如水)」「福岡藩初代藩主 黒田長政」の観光案内板=写真④=が目に付きました。

 

写真④:「黒田官兵衛(如水)ゆかりの地」「福岡藩藩祖 黒田官兵衛(如水)」「福岡藩初代藩主 黒田長政」の観光案内板

  観光案内板を背にして立つと、目の前の広い「福岡藩主黒田家墓所」に四代綱政、六代継高など藩主らの大きな墓が並んでいます=写真⑤=。二代忠之や三代光之、八代治高の藩主らは、福岡市博多区御供所町の「東長寺」の黒田家墓所(市指定史跡)に祭られています。

  

写真⑤:黒田家墓所に並ぶ藩主らの墓

  初代藩主・黒田長政の墓=写真⑥=は、墓所の中央に建てられていました。

  

写真⑥:初代藩主・黒田長政の墓

 藩祖・如水の墓は、長政の墓の右側にあり、墓石の三面には戦国末期の日朝・日明交渉に携わった外交僧として知られる聖福寺(しょうふくじ。福岡市博多区にある日本最初の禅寺)第109世景轍玄蘇(けいてつげんそ)の如水の生涯を讃える撰文=写真⑦=が刻まれています。景轍玄蘇は、宗像郡西郷(現福津市)生まれの禅僧で、渡航した対馬で慶長16年(1611年)に他界。

 

写真⑦:如水の墓石正面に刻まれた聖福寺第109世景轍玄蘇の撰文

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2014年1月22日/〈貝寄せの浜・「貝寄せ館」物語〉073:奨励賞授与

2014-01-22 18:26:36 | 「貝寄せ館」物語

 

写真①:「平成25年度ふくおか地域づくり活動賞」受賞団体一覧

 

「津屋崎千軒 海とまちなみの会」に

ふくおか地域づくり活動賞」・奨励賞授与

 福岡県と県内市町、地域づくり団体で組織している「地域づくりネットワーク県協議会」(江口勝会長、事務局・県広域地域振興課)から平成25年度「ふくおか地域づくり活動賞」の奨励賞に、私が所属する福津市の「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が決定したとの通知書が1月22日、事務局の拙宅に届きました。「ふくおか地域づくり活動賞」は、学識経験者等で構成する選考委員会で審査(合議制)の上、県内で地域づくり活動に取り組む団体で特に活動状況が顕著な受賞団体を決定して授与され、奨励賞(協議会会長賞、2団体)はグランプリ(知事賞、1団体)に次ぐ賞です。

 通知書に同封された「平成25年度ふくおか地域づくり活動賞」受賞団体一覧=写真①=によると、知事賞は築上町の「上城井ふれあい協議会」、もう一つの協議会会長賞は福智町の「虎尾桜を心配する世話人会」。このほか、「活動賞」に北九州市の「副都心黒崎開発推進会議」、福岡市の「西区まるごと博物館推進会」など10団体が選ばれています。

 平成19年2月16日、「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」でボランティアの市民23人で町興し団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」を創立、仲間の皆さんが足かけ8年、こつこつと活動を続けてきたことが認められた形で、喜び合っています。私達の活動にご協力いただいた賛助会員の団体、会社をはじめ多くの方々、県、福津市当局、まちづくり団体各位に感謝申し上げます。

  「地域づくりネットワーク県協議会」が2月15日、北九州商工会議所で開く「ふくおか地域づくりフォーラム」で表彰式を行い、表彰状と副賞(グランプリは3万円相当の品、奨励賞1万円相当の品)が授与されます。

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2014年1月21日/〈津屋崎の四季〉984:寒スズメ

2014-01-21 11:02:20 | 風物

写真①:金網に鈴なりに止まったスズメの群れ


      =福津市末広で、2014年1月21日午前10時20分撮影

 

北風に負けるな寒スズメ

朝から小雪舞う津屋崎

 

 福津市津屋崎は1月21日、朝から小雪が舞う寒さ。

 末広の道路わきの金網には、スズメ(スズメ科)の群れが、北風に吹き飛ばされまいと、しっかり止まっていました=写真①=。

 負けるな! 寒雀

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2014年1月18日/〈津屋崎の四季〉983:寒空のチョウゲンボウ

2014-01-18 09:15:45 | 風物

 

写真①:寒空に羽毛をあおられる雄のチョウゲンボウ


     =福津市塩浜で、2014年1月18日午前8時5分撮影

 

寒風に羽毛あおられるチョウゲンボウ

朝から冷え込む津屋崎

 福津市津屋崎は1月19日、朝から冷え込んでいます。塩浜の田園地帯では、電線に止まった冬鳥のチョウゲンボウ(ハヤブサ科)の雄が、寒風に羽毛をあおられていました=写真①=。

 チョウゲンボウは、津屋崎には毎年11月から農耕地に渡来する猛禽です。地上にいるネズミや昆虫類、小鳥を採食します。

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2014年1月15日/〈貝寄せの浜・「貝寄せ館」物語〉072:『黒田官兵衛と津屋崎』勉強会

2014-01-15 18:04:43 | 「貝寄せ館」物語

 

写真①:〈津屋崎千軒〉観光ボランティアガイド勉強会・『黒田官兵衛と津屋崎』レジュメ

  

〈津屋崎千軒〉観光ガイド勉強会・『黒田官兵衛と津屋崎』

22日、福津市津屋崎3の〈貝寄せ館〉で開催します

  私が所属している福津市の町興しボランティア団体、「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は1月22日(水)、同市津屋崎3丁目の観光ボランティアガイド拠点事務所・「貝寄せ館」で、〈津屋崎千軒〉の観光ボランティアガイド勉強会・『黒田官兵衛と津屋崎』=写真①=を開催します。

 NHKテレビで5日から放送が始まった大河ドラマ「軍師官兵衛」に絡み、〈津屋崎千軒〉の観光ガイドでも官兵衛が注目されるとみて、「海とまちなみの会」会員を対象に観光ボランティアガイド勉強会を企画。

 22日の勉強会は、午前10時から正午まで開催。まず、福岡藩祖黒田官兵衛が家督を嫡子長政(初代福岡藩主)に譲って如水と号した後、津屋崎を隠居領としていた史実や、津屋崎に残る福岡藩関連の寺院、屋敷跡、事業などを私がスライドを映写して基調報告します。この後、「津屋崎千軒 海とまちなみの会」の花田貞夫・ボランティアガイド委員会委員長が講義し、研修します。参加無料。レジュメ(A4カラー21㌻)を準備し、希望者のみ印刷しますので事務局・吉村へ20日までにご連絡ください。

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2014年1月14日/〈津屋崎の四季〉982:ヘラサギとクロツラヘラサギ今季最多渡来

2014-01-14 17:28:33 | 風物

 

写真①:浅瀬で憩うヘラサギ2羽(左端と右から3羽目)とクロツラヘラサギ7羽の混群(飛んでいるのはマガモの雄)
      =福津市渡の「津屋崎干潟」で、2014年1月14日午前8時15分撮影

 

ヘラサギとクロツラヘラサギの混群、今季の最多渡来

――福津市・「津屋崎干潟」

 福津市渡の「津屋崎干潟」(福岡県指定鳥獣保護区)で1月14日朝、冬鳥・ヘラサギ(トキ科)2羽とクロツラヘラサギ(同)7羽の混群を撮影しました=写真①=。ヘラサギ、クロツラヘラサギとも、今季最多の渡来数です。

  「津屋崎干潟」では今季、ヘラサギ1羽が1月1日朝に初渡来している姿を撮影。クロツラヘラサギは、13年11月6日に第一陣1羽が渡来、同月8日には3羽、同月9日に4羽、12月25日に6羽の渡来を確認していました。2012年には8羽の渡来を確認しており、今後も渡来数が増えそう。

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2014年1月13日/〈津屋崎千軒・町歩きスポット〉55「王丸屋」の卯建

2014-01-13 18:04:32 | 津屋崎まちなみ散策

 

写真①:かつては2階妻壁に1対の卯建があった「王丸屋」の町家

     =福津市津屋崎4丁目11-15で、2014年1月5日撮影

  〈津屋崎千軒・町歩きスポット〉 55

 「王丸屋」の卯建

 

昭和40年代に撤去されていた

〈津屋崎千軒通り〉・「王丸屋」の町家卯建

  福津市津屋崎4丁目(旧新町)の〈津屋崎千軒通り〉にある旧「王丸屋」の町家=写真①=2階妻壁に、かつて1対あった卯建が昭和40年代に撤去されていたことが1月13日、分かりました。

 旧「王丸屋」の町家(木造瓦葺き2階建て)では、故中村和実さんが燃料店を営んでおられました。長女の冨永由紀子さん(東京)に私が尋ねたところ、現在雨樋のある2階妻壁に左右1対の袖壁型の卯建が上がっていたが、トラックが当たって破損したため撤去したとのこと。この町家は築140年の建物で、東の旧花田時計店付近にあった旅館を現在地=写真②=に移築したもので、明治か大正時代にあった大火の際、袖壁卯建のおかげで延焼を免れたと先祖から伝え聞いているという。

  

写真②:昭和の〈津屋崎千軒〉町並み復元地図に掲載された旧「王丸屋」の町家(赤丸の中村針医者の右=東=隣)

     =福津市津屋崎3丁目の「貝寄せ館」で、1月13日撮影

  冨永さんは13日、旧「王丸屋」の町家2階屋根妻側東西の瓦に屋号の「王」の文字が刻まれている=写真③=と、私に教えていただきました。

 

写真③:旧「王丸屋」の町家2階屋根妻側西の瓦に刻まれた屋号の「王」の字

     =1月13日撮影

 これまで私が所属している町興しボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」の調査では、〈津屋崎千軒〉の町並みでは妻壁に卯建が上がる町家は6軒残っていることが分かっていました。旧「王丸屋」の町家にもかつて卯建が上がっていた事実が判明したことは、江戸時代から明治にかけて〈津屋崎千軒〉の繁盛商家の厚みを新たに裏付けた意義があるといえます。

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2014年1月12日/〈福間・町歩き〉014・福間ラーメン「ろくでなし」

2014-01-12 17:23:53 | 福間・町歩き

 

写真①:福間ラーメン「ろくでなし」

     =福津市中央4-22-30で、2014年1月12日撮影

  

〈福間・町歩きスポット〉 14 

 :福間ラーメン「ろくでなし」

 福津市中央4丁目の旧国道3号線沿いに、福間ラーメン「ろくでなし」=写真①=が開店したと聞き、1月12日に暖簾を潜りました。

 普通の麺にチャーシュー入りのラーメン(550円)=写真②=を注文、さっそく味わうと素朴な豚骨ラーメンでした。営業56年間余で2013年6月末に惜しまれながら暖簾を閉じた福津市津屋崎3丁目の人気ラーメン店・「宝来軒」のラーメンを思わせる豚骨味で懐かしく感じられ、スープまで美味しくいただきました。

  

写真②:素朴な味が懐かしい感じの豚骨ラーメン

  若いスタッフの応対で、カウンターと座敷席にお客さんが手際よく案内され、店内は活気があふれています。午前11時から午後3時までは、お好きなラーメンに+200円で焼き飯(小)付きのAセットや、同ラーメンに+200円で餃子4個とライス付きのBセット、同ラーメンに+300円で餃子4個と焼き飯(小)付きのCセットの「お得なランチセット」=写真③=もあります。

 

写真③:「お得なランチセット」のメニュー

  〈津屋崎千軒〉の古い町並みから豚骨ラーメンの名店が無くなったので、津屋崎にも支店を出してほしいと、福間ラーメン「ろくでなし」のまだお若い店主中村誠さんにお声をかけたら、「出会えたご縁に感謝」と墨書き入りの名刺をいただきました。

 ◆福間ラーメン「ろくでなし」(福津市中央4-22-30。℡0940-36-9525)。店前に駐車できます。

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