吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

〈日記〉593:『はちがめ通信20号』発行

2021-10-22 18:01:43 | 日記

写真①:会報ニュース『はちがめ通信20号』の1面

 

「津屋崎千軒 海とまちなみの会」会報ニュース

『はちがめ通信20号』を発行しました

  私が所属する「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は、会報ニュース『はちがめ通信20号』(A3判カラー、表裏2面印刷)300部を10月24日付で発行、22日から会員や活動支援の方たちに配布を始めました。平成19年(2007年)2月16日発足のまちづくりボランティア団体として年1,2回発行している活動記録ですが、早いもので20号の節目を迎えました。津屋崎の町興しと豊かな自然、津屋崎千軒の古風な趣のある町並み、歴史・文化の魅力発信につなぐ情報源の一つになれば幸いです。

 『はちがめ通信20号』1面=写真①=のトップ記事には、令和3年(2021年)がご遷座八百年の節目となった津屋崎の氏神・波折神社(福津市津屋崎4丁目)で、「海とまちなみの会」が10月15日に開催した、ご遷座八百年記念「第18回<津屋崎千軒>ふるさと塾」波折神社の歴史と奉納絵馬を学ぶを掲載。本会員や福津郷土史会員など21人が参加、午前10時から正午まで講師の大賀康子会員(福津郷土史会会長)から本殿や境内社の歴史を学び、拝殿に掲示の奉納絵馬の解説に耳を傾けた模様を紹介しています。

 1面中段には、「海とまちなみの会」が福津市立津屋崎小学校の地域学習「わたしの町発見」に協力、津屋崎3丁目の本会ガイド事務所で津屋崎の歴史と文化、自然が分かる「貝寄せ館」を10月5日に訪問した2年5組(小見山益母担任教諭)児童34人をガイドした様子を、熱心に見学する児童たちの写真2枚付きで掲載しています。

 1面下段には、福津市津屋崎4丁目の津屋崎千軒民俗館『藍の家』で2021年6月21日から28日まで開催された「津屋崎の石碑写真展」を紹介。「海とまちなみの会」賛助団体会員の藍の家保存会(古閑由美代表)主催で、古閑代表らが撮影した約40点の石碑のカラー写真を解説文付きで、所在地が分かる地図とともに展示されていました。

 このほか、福岡県美しいまちづくり協議会と県が2021年3月に発行した冊子『会員活動紹介集』(A4判)に「海とまちなみの会」が紹介されたページも掲載。

 『はちがめ通信20号』2面=写真②=は、福岡県内有数の海浜植物・スナビキソウ群生地の福津市津屋崎1丁目の「津屋崎浜」と東隣の同市宮司浜4丁目の「宮地浜」で、「海とまちなみの会」が “海を渡る蝶”で知られるアサギマダラの渡りのルートを解明しようと、2016年から市民と続けてきたスナビキソウの花の密を吸いに舞い降りるアサギマダラのマーキング(標識)調査を特集。2021年5月11日にマークしたアサギマダラが15日に約16km北東の同県遠賀郡岡垣町吉木浜で写真撮影され、日本の新たな北上ルートが初めて分かりました。この標識個体は、福津市津屋崎1丁目の主婦宗俊頼子さんが宮地浜で5月11日、2021年春北上のアサギマダラとして18番目にマーキングした雄でした。「海とまちなみの会」が、この標識情報を全国のアサギマダラ移動情報のネットワークにアップしたところ、埼玉県の井上浩さんからネットに藤井香織さん(北九州市)が岡垣町吉木浜で撮影した羽を広げた標識個体の写真がアップされていると、本会事務局に知らせていただきました。

 これまで福津市津屋崎地区(旧宗像郡津屋崎町の「津屋崎浜」、「宮地浜」)でマークしたアサギマダラの北上による撮影の確認例はありませんでした。津屋崎地区への北上個体の確認例では2013年6月3日、宗俊頼子さんが「津屋崎浜」で再捕獲した雌に標識があり、長崎県新上五島町の野下広人さんが五島列島上五島(中通島)の林道でマークした個体が、東北東に154kmを23日間で移動したことが分かっています。今回の岡垣町吉木浜での北上個体雄の撮影記録は、長崎県・五島列島から福岡県の福津市津屋崎地区―岡垣町吉木浜を経て本州方面へつながる北上ルートが確認される可能性があるのでは、との期待もあることを紹介しています。

写真②:『はちがめ通信20号』の2面

 2面下段には、宗俊さんがアサギマダラの渡りルートを確認したことが、5月25日付毎日新聞福岡面と北九州面に標識個体の写真を添えてトップ記事で掲載され、同月31日付読売新聞福岡面にも宗俊さんの顔写真付きでトップ記事で扱われたことも掲載。

 また、久保田由美子・「海とまちなみの会」会員が2021年5月14日、福津市本木の「ほたるの里」の林道わきで、ウツギの花の密を吸うアサギマダラの雄1頭を撮影、ほかに2頭が飛び回っていたことも、密を吸うアサギマダラの写真付きで紹介。「ほたるの里」での飛来確認と撮影は初めてとしています。

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〈津屋崎の四季〉1211:「津屋崎干潟」にマガモの飛来第1陣

2021-10-21 11:41:04 | 風物

写真①:福津市・「津屋崎干潟」に渡来した冬鳥のマガモ

    =2021年10月21日午前9時45分撮影

 

ゆったり過ごす冬鳥・マガモの群れ

福津市・「津屋崎干潟」に渡来第一陣

 

 最高気温が20度Cを下回りだした福岡地方。10月21日朝、福津市津屋崎も、ぐっと冷え込みました。同市渡の「津屋崎干潟」では、冬鳥・マガモの渡来第一陣6羽の姿が見られました。二つの群れに分かれ、水を切ってゆっくり進み、憩っています=写真①=。

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〈催事〉0599:“絶景の道”と宮地浜「夕陽風景時計」・松原を巡るフットパス2021の案内

2021-10-18 06:34:14 | 行楽催事

写真①:“絶景の道”と宮地浜「夕陽風景時計」・松原を巡るフットパス2021の参加者募集チラシ

 

福津市・「宮司・浜の松原」の小径の草を刈って歩きやすく

31日開催の“絶景の道”と宮地浜「夕陽風景時計」・松原を巡るフットパスを前に

  私が所属する「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が10月31日(日)開催する“絶景の道”と宮地浜「夕陽風景時計」・松原を巡るフットパス2021=写真①=を前に17日午前、福津市の『津屋崎里歩きフットパス』コースにある「宮司・浜の松原」=写真①=の小径(こみち)の草を刈りました。フットパスとはイギリスが発祥で、ありのままの風景や自然を楽しみながら歩くこと(FOOT・フット)ができる小径(PATH・パス)のことです。

 

写真②:「宮司・浜の松原」のフットパス標識

   =福津市宮司浜4丁目で、2021年10月17日午前11時25分撮影

 このフットパス2021は、宮地浜「夕陽風景時計」設置7周年&福津市「カメリアステージ」開館4周年記念として、31日午前9時~11時(雨天決行)に開催。同8時45分から福津市宮司3丁目の旅館「大阪屋」で受け付け。「海とまちなみの会」が平成26年(2014年)7月開設した『津屋崎里歩きフットパス』(新日本歩く道紀行推進機構から「絶景の道100選」認定)コースの「宮地嶽神社」参道石段の〝光の道〟夕陽絶景地から旧参道に入り、海辺の宮地浜「夕陽風景時計」前、「宮司・浜の松原」の小径、中川の橋を渡って津屋崎浜を通り、「津屋崎松原」の小径にそびえる「根性松」を経て、同市津屋崎1の「カメリアステージ」まで約3㌔を海とまちなみの会のガイドで歩きます。

 

 沿道の美しい景色や潮の香、海浜植物、貝殻、野鳥の姿や鳴き声を楽しみ、秋の津屋崎里歩きを五感で満喫します。途中、「宮司コミセン」で休憩。終点の「カメリアステージ」で11時解散です。参加費は5百円(保険・資料・松ケ枝餅代)。募集定員は申込先着順30名様。歩きやすい服装、靴でマスク着用を。申し込みは、「海とまちなみの会」事務局へメールyosi3019@sage.ocn.ne.jpか、電話090-7451-8063で担当吉村まで。

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