吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

〈催事〉0550: 「津屋崎の貝展」

2018-08-28 14:07:55 | 行楽催事

 

写真①:1階座敷に展示されている津屋崎の貝殻や写真

     =福津市津屋崎4丁目の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」で、8月28日撮影

 「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」で31日まで

珍しい「津屋崎の貝展」開催中

  福津市津屋崎4丁目の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」1階で、珍しい貝殻や写真などを紹介する「津屋崎の貝展」(「藍の家保存会」主催。開館10時~16時)=写真①=が8月31日まで開かれています。入場無料。

  「藍の家保存会」会員の大賀康子さんや湯浅美子さん、「津屋崎千軒 海とまちなみの会」会員で海産貝類に詳しい牧忠孝さんらが津屋崎の海岸で集めたサクラガイ、ベニガイなど多数の貝殻や写真などを『藍の家』1階の座敷に展示。

 1階6畳間には染物紺屋だった旧上妻家住宅が壊されそうになり、当時の津屋崎町に寄贈し『藍の家』として残そうと保存運動を展開した住民団体「津屋崎町街並み保存協議会」が活動資金を得るため、柴田治同協議会事務局長(平成14年他界)がウラシマガイ、ヒオウギガイ、テングニシなど数種の貝をデザインし、藍染め業者に『藍の家』貝シリ-ズとして平成6年(1994年)に製作を注文、販売した藍染め手拭い(長さ約82㌢、幅約35㌢)3点も展示され=写真②=、貝をデザインした藍染め手拭いは珍しく、来訪者の目を引いています。

 

写真②:『藍の家』貝シリ-ズとして平成6年に製作・販売された藍染め手拭い3点

(左からヒオウギガイ、ウラシマガイ、テングニシ)

 このほか、江戸時代に津屋崎で酒造業を営んだ佐治徳左衛門が福岡藩主に献上した津屋崎浦の21種の貝と同じ貝を、大賀康子さんが夫の孝男さん(故人)と津屋崎で採集された貝殻も解説文つきで展示されています。

 

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〈津屋崎の四季〉1192:「新堤池」から里山を望む

2018-08-23 08:13:09 | 風物

 

写真①:「新堤池」から望む津屋崎の里山連山・在自山(向こう左)と宮地岳

      =福津市宮司6丁目で、2018年8月23日午前6時15分撮影

  8月23日早朝、福津市宮司6丁目にある農業用溜池・「新堤池」を訪れました=写真①=。池の畔に吹く風が涼しく、ここ数日の酷暑を忘れさせてくれます。

 水が少なくなった池には、ホテイアオイが繁茂し、サギ類の休息場所になっています。向こうに見える津屋崎の里山連山・在自山(標高249㍍)と宮地岳(標高182㍍)の緑も、濃さを増してきました。

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〈催事〉0549: 「新日本歩く道紀行推進機構」の観光スポットサイトに掲載

2018-08-15 21:06:03 | 行楽催事

 

写真①:〈旅をするチョウ アサギマダラに会いにいこう!!〉と掲載の「新日本歩く道紀行推進機構」の観光スポットサイト

 〈旅をするチョウ アサギマダラに会いにいこう!!〉

「新日本歩く道紀行推進機構」サイトに『絶景の道』認定の「津屋崎浜」掲載

  「新日本歩く道紀行推進機構」ポータルサイトの観光スポットhttp://search.michi100sen.jp/b/michi_portal/info/C140019111/に8月15日、私が所属している福岡県福津市のまちづくり団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が開設した「津屋崎里歩きフットパス」(同推進機構の『絶景の道100選』認定)コースの「津屋崎浜」が〈旅をするチョウ アサギマダラに会いにいこう!!〉の見出し付きで掲載されました=写真①=。

  それによると、日本~台湾~中国大陸南東部に生息するアサギマダラ(蝶)は、春から初夏の北上、秋の南下という季節的な長距離移動を行うチョウですがその行程は謎でした。その生活史が日本と台湾の多くの愛好家によるマーキング調査により徐々に明らかになってきました、と紹介。〈この度電子書籍Kindle版にて『旅をするチョウ アサギマダラに会いに行こう!-ポイント案内1-(アサギマダラの会)』が発行され、九州本土ではただ1ヶ所津屋崎浜が紹介されました。旅するチョウ アサギマダラに是非会いに来て下さい〉と、アサギマダラの移動の謎を調べている全国の同好者約140人で組織している「アサギマダラの会」(事務局・大阪)編集委員会が8月1日発行したアサギマダラに会えるポイント解説のガイドブックに収録された「津屋崎浜」に飛来して海浜植物・スナビキソウの花の蜜を吸うアサギマダラや、津屋崎のパノラマ風景などのカラー写真を添えて載せています。

  『旅をするチョウ アサギマダラに会いに行こう!-ポイント案内1-』Kindle版(114ページ、価格400円でAmazon.co.jpで販売中)では、日本と台湾の計15ポイントの解説記事がカラー写真と地図付きで紹介されており、「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が2016年から海浜植物・スナビキソウの花の蜜を吸いに飛来するアサギマダラのマーキング調査を続けている「津屋崎浜」も〈「絶景の道」のスナビキソウとアサギマダラ〉のサブタイトル付きで、九州本土でただ1か所、掲載されました。

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2018年8月8日/〈日記〉587・電子書籍「アサギマダラに会える日本・台湾15ポイント」に津屋崎浜が掲載

2018-08-08 18:21:47 | 日記

 

写真①:『旅をするチョウ アサギマダラに会いに行こう!-ポイント案内1-』の表紙

     =左上の写真は「津屋崎浜」でスナビキソウの花の蜜を吸うアサギマダラ(2015年5月20日、吉村勝利撮影)

 アサギマダラに会える日本と台湾15ポイントのガイドブック電子版を発行

「津屋崎浜〈「絶景の道」のスナビキソウとアサギマダラ〉掲載

  アサギマダラの移動の謎を調べている全国の同好者約140人で組織している「アサギマダラの会」(中西元男会長、事務局・大阪)編集委員会が8月1日、アサギマダラに会えるポイント解説のガイドブック・『旅をするチョウ アサギマダラに会いに行こう!-ポイント案内1-』=写真①=を電子書籍Kindle版(114ページ、価格400円でAmazon.co.jpで販売中)で発行。日本と台湾の計15ポイントの解説記事がカラー写真と地図付きで紹介されており、私が所属している福岡県福津市のまちづくりボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が2016年から海浜植物・スナビキソウの花の蜜を吸いに飛来するアサギマダラのマーキング調査を続けている同市・「津屋崎浜」も〈「絶景の道」のスナビキソウとアサギマダラ〉のサブタイトル付きで、九州本土でただ1か所、掲載されました。「絶景の道100選」認定・「津屋崎里歩きフットパス」コースにあるポイントと紹介されたことは、津屋崎が全国的に注目されると喜んでいます。

  執筆者は、医師でアサギマダラ研究家の栗田昌裕・群馬パース大学(群馬県高崎市)学長=ポイント「福島県デコ平」の解説執筆=や、「アサギマダラの会」 副会長の金澤至・大阪市立自然史博物館外来研究員=ポイント「鹿児島県喜界島」、「高知県室戸岬」などの解説執筆=ら16人。「津屋崎浜」はアサギマダラに会えるポイントの2番目に掲載され=写真②=金澤副会長から「スナビキソウがそれほど話題になっていない2000年頃に(福津市)勝浦在住の花田氏ご夫婦が5~6月にアサギマダラのマーキングを行っておられた情報を元にアサギマダラの会が2003年6月に調査に入り、アサギマダラの北上期の重要な吸蜜源であることが確認された歴史的なポイント。その後、本格的な調査は行われなかった」として執筆を依頼された「海とまちなみの会」の吉村が記事、写真などを寄稿しました。

  

写真②:15ポイントの2番目に掲載された「福岡県 津屋崎浜」の記事画面

  「津屋崎浜」の解説記事では、成虫が見られる季節は主に5月初旬~6月中旬とし、ポイントの概要として〈福津市の玄界灘に面した「津屋崎海水浴場」周辺である。スナビキソウは「津屋崎浜」の白い砂浜に群生し、このポイントは2014年に開設された「津屋崎里歩きフットパス」というコースの津屋崎1丁目にあたる。津屋崎里歩きフットパスは、「絶景の道100選」(新日本歩く道紀行推進機構)に2015年に認定された〉と説明、同市の里山・宮地岳(標高182㍍)自然歩道から津屋崎の街と津屋崎浜へ寄せる荒波を遮る岬「渡半島」を俯瞰した展望パノラマ写真や、「渡半島」・大峰山(標高114㍍)頂上の東郷公園から見た津屋崎浜と背後のクロマツ林が東西に帯状に伸びる津屋崎松原の写真を添えています。東郷公園からは、ユネスコの世界遺産に登録された「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産である玄界灘沖に浮かぶ「沖ノ島」も、天気に恵まれれば遠望できることも紹介。

  さらに、調査経過として〈2013年6月6日に津屋崎浜にスナビキソウに群生地を見つけ、飛来した(アサギマダラ〉10頭(羽)を確認。2015年5月27日には(「海とまちなみの会」主催の)「津屋崎里歩きフットパス」ウオークで1頭が飛来し、取材した各系列テレビ局のニュースで放送された。2016年3月7日に(「海とまちなみの会」)会員2人が福津市本木(もとぎ)の山中でアサギマダラの幼虫が、つる性の植物・キジョランの葉の裏にいるのを見つけ、会員6人で現地調査した結果、幼虫を多数確認し、同月16日付読売新聞に掲載された。本木で生まれた幼虫がサナギから羽化して「津屋崎浜」へ飛来の可能性も否定できないとみて、継続調査を進めている〉と掲載。

  また、春季に北方へ渡るアサギマダラの「津屋崎浜」での再捕獲例では、〈(近くに住む)宗俊頼子氏が2013年6月3日に捕獲したメスに「MG 上五島 5/11」の標識があり、野下広人氏が5月長崎県五島列島上五島の林道でマークし、東北東に154kmを23日間で移動したことがわかった〉などと紹介、「津屋崎浜」までの鉄道や車でのアクセス、宿泊出来る民宿の情報で結んでいます=写真③=。

  

写真③:Amazon.co.jpのホームページにアップされた『旅をするチョウ アサギマダラに会いに行こう!-ポイント案内1-』Kindle版紹介画面

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〈催事〉0548: 「カメリアステージ」開館時間変更

2018-08-01 13:40:05 | 行楽催事

  

写真①:開館時館が1時間早まった福津市複合文化センター「カメリアステージ図書館・歴史資料館」

    =福津市津屋崎1丁目で、2018年8月1日午前10時撮影

8月1日から開館時間が10~20時と1時間前倒しになりました

福津市複合文化センター「カメリアステージ図書館・歴史資料館

  福津市津屋崎1丁目の旧市津屋崎庁舎(3階建て)が再生整備され、2017年7月オープンした市複合文化センター「カメリアステージ図書館・歴史資料館」=写真①=が8月1日から開館時間が1時間前倒しの10~20時になりました。これまで図書館・歴史資料館の開館時間は11~21時で、福津市庁舎そばの市立図書館が10~18時開館なのに比べてカメリアステージ図書館・歴史資料館の開館は11時からと遅く、利用者から開館時刻を早めてほしいとの声が出ていました。

  福間庁舎に平成28年6月統合した旧津屋崎庁舎の1階は、世界遺産リストに暫定登録された「新原・奴山古墳群」展示室、市内で出土した貴重な文化財を展示する特別展示室1・2、歴史資料室、新聞・雑誌閲覧コーナー、ソフトドリンクや軽食が楽しめるカフェコーナーを設置。2階は、親子読書室や学習室、講義用にも使えるスクリーン付きの多目的室などを備えた図書館を収容しています。3階の「福津市企業センター」は、誘致企業(コールセンター業)のサテライトオフィスと、市内で起業を目指す民間業者が入居する貸事務所や入居者用の会議室を備えています。

  福津市複合文化センターの指定管理者は、株式会社日比谷花壇、パブリックビジネスジャパン、サン・ライフの3社で結成した「福津市複合文化センター共同企業体」(福岡市博多区住吉1丁目)で、市文化会館(「カメリアホール」)・図書館・歴史資料館を管理・運営しています。各施設とも火曜休館(図書館・歴史資料館は毎月最終水曜日も休館)です。文化会館の開館時間は、9~22時。

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