吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2007年3月31日/〈海とまちなみの会〉009・西鉄津屋崎駅フイナーレ

2007-03-31 14:44:54 | 海とまちなみの会
写真①:檄文を墨書きした幟旗の前で、バス停の時刻案内板を見る鉄道ファンらで混雑する西鉄宮地岳線「津屋崎駅」前
     =2007年3月31日午前11時04分撮影

 3月限りで廃止される西鉄宮地岳線「津屋崎駅」(福津市津屋崎天神町)は31日、朝から新宮―津屋崎駅間の廃線を惜しむ乗客や、各地から訪れた鉄道ファンで混雑しました。「津屋崎千軒 海とまちなみの会」(略称「海とまちなみの会」)は、30日に続いてこの日も午前9時から会報季刊紙『津屋崎千軒新聞』創刊号「春」号を乗客や市民に無料配布し、同11時10分、印刷部数2千部の残りを配り終えました。

 配布には、会員男女12人が参加。『津屋崎千軒新聞』創刊号を受け取った津屋崎在住の年配女性からは、「廃線にするなんて、残念です」と、その場で入会申し込みが相次ぎ、会員数は33人に増えました。「海とまちなみの会」が駅前に立てた「ここが〈津屋崎千軒〉入り口です/宮地岳線が廃されても/我々の誇りある町並みは消されません」という檄文を墨書きした幟旗(のぼりばた)=写真①=の写真を撮影する若者の姿も見られました。

 津屋崎駅前の新浜山児童公園からは、駅ホームに入る電車が公園北端に植えられた並木・ソメイヨシノの満開の花越しに見え=写真②=、記念写真を撮るアマチュアカメラマンがシャッターチャンスを狙っていました。


写真②:満開のソメイヨシノの並木を横に津屋崎駅ホームに入る西鉄電車
     =福津市津屋崎天神町の新浜山児童公園で、31日午前10時34分撮影

 また、この日無料開放された新宮―津屋崎駅間を家族連れで電車に乗り、到着した津屋崎駅ホームで電車を背景に記念撮影する人も目立ちました=写真③=。


写真③:津屋崎駅ホームで電車を背景に記念撮影する家族連れ
     =福津市津屋崎天神町で、31日午前9時53分撮影

◇お知らせ

「海とまちなみの会」では、福津市の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」(℡0940-52-0605=営業時間10:00~16:00)や津屋崎公民館などでも「津屋崎千軒新聞」創刊号を無料配布しています。創刊号はA3の2㌻で、江戸時代から海上交易の港町で栄え、造り酒屋や商家が並び〈津屋崎千軒〉と呼ばれた古い町並みの歴史や文化と、津屋崎人形店、東郷平八郎元帥を祭る東郷神社で売っている幻の逸品・「東郷ビール」などを特集。〈津屋崎千軒〉通りの地図に、歴史的な建物の懐かしい写真が撮れる場所と古民家をイラスト入りで紹介した〈津屋崎千軒懐かし博物館マップ〉付きです。

ご入会案内「海とまちなみの会」は、〈津屋崎千軒〉通りの活性化を目指し、福津市津屋崎と市内外の男女約30人が07年2月16日設立しました。江戸時代から港町として栄え、〈津屋崎千軒〉と呼ばれた古い町並みの保存と、海辺の自然保護を図ります。ご入会(年会費千円)申し込みは、会長の吉村勝利(〒811-3304 福岡県福津市津屋崎369-14。E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jp)が、お受けしています。◇例会案内=4月12日(木)19時、『藍の家』。
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2007年3月31日/〈今月・来月の行楽・催事案内〉028

2007-03-31 03:52:04 | 行楽催事
〈4月・5月の行楽・催事案内〉

●写真①:「第9回よっちゃん祭」でにぎわう津屋崎漁港
      =福津市津屋崎浜の町で、2006年4月23日午前11時40分撮影

4月

 1日(日)=「桜花(さくら)まつり」:3月31日開幕で、4月10日まで、福津市宮司元町の「宮地嶽神社」で。7日にものまね歌手としても有名な西尾夕紀さん、また上杉香緒里さんを迎えての歌謡ショーが境内で催されます。まつり期間中、神社付属文華学園の受講生による日本の伝統文化「書道」、「華道」、「俳句」、「和洋裁」の作品展や、「陶芸」、「竹細工」、「柘植細工」など多数の伝統民芸が並ぶ民家村民芸展も開催。


写真②:福津市宮司元町の宮地嶽神社で開催される「桜花まつり」のポスター
     =福津市津屋崎で、2007年3月26日午前8時05分撮影

宮地嶽神社(福岡県福津市宮司元町):◆交通アクセス=〔電車・バスで〕JR鹿児島線福間駅下車、西鉄バス津屋崎橋行きか、神湊波止場行きで10分の「宮地岳宮前」で下車し、徒歩5分〔車で〕九州自動車道古賀インターから約20分。駐車台数1200台。問い合わせは、宮地嶽神社(0940-52-0016)へ。

宮地嶽神社

       宮地嶽神社の位置図
       (ピンが立っている所)

 8日(日)=「開運一番駆け」:午前11時、福津市宮司の「宮地嶽神社」で。参道入り口から270㍍の楼門まで、81段の石段を駆け上がり開運をつかみ取るイベントです。雨天は、15日に順延。福津市商工会や同神社などで組織した実行委員会の主催。

21日(土)=「第10回よっちゃん祭」:午前10時―午後9時、福津市の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」=写真③=や周辺の〈津屋崎千軒〉通り一帯で。NPO法人「つやざき千軒いきいき夢の会」主催。祭最終日の22日(日)は、午前10時―午後4時。『藍の家』では、「藍染め展」、津屋崎漁港=写真①=周辺では活魚・干物の販売も行われます。
                                                                                                               
写真③:「第9回よっちゃん祭」で開催された「しぼり作品展」
     =福津市津屋崎新町の『藍の家』で、2006年4月23日午前11時30分撮影


「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」(福岡県福津市津屋崎新町横町):◆交通アクセス=〔バスで〕西鉄バス「津屋崎橋前」下車、徒歩5分〔車で〕九州自動車道古賀インターから国道495号線経由で約25分。駐車場あり。問い合わせは、『藍の家』(℡0940-52-0605=営業時間午前10時―午後4時)へ。

津屋崎千軒・藍の家

  「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」位置図
       (ピンが立っている所)
                                                                                                                                                                                                                                                                      
5月
27日(日)=東郷神社春季大祭:福津市渡の同神社で。
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2007年3月30日/〈海とまちなみの会〉008・西鉄津屋崎駅前で「津屋崎千軒新聞」を配布

2007-03-30 13:27:39 | 海とまちなみの会
写真①:テレビの取材を受けながら『津屋崎千軒新聞』創刊号「春」号を市民に無料配布する「海とまちなみの会」会員たち
     =福津市津屋崎天神町の西鉄宮地岳線「津屋崎駅」前で、2007年3月30日午前10時17分撮影

 「津屋崎千軒 海とまちなみの会」(略称「海とまちなみの会」)は、3月限りで廃止される西鉄宮地岳線「津屋崎駅」(福津市津屋崎天神町)前で、30日午前9時から正午まで、会報季刊紙『津屋崎千軒新聞』創刊号「春」号を市民や全国から訪れている鉄道ファンに無料配布しました=写真①=。

 配布には、会員のうち男女12人が参加。「ここが〈津屋崎千軒〉入り口です/宮地岳線が廃されても/我々の誇りある町並みは消されません」という檄文を墨書きした幟旗(のぼりばた)を立てたそばで、『津屋崎千軒新聞』創刊号「春」号を無料配布し、古い歴史と文化を伝える津屋崎千軒〉通りの町並み保存と活性化への協力を呼びかけました。市民や鉄道ファンらは「駅がなくなり、不便になる。頑張って」、「〈津屋崎千軒〉通りという歴史的な町並みが残っているとは、知らなかった。ゆっくり歩いてみたい。上田菓子店や食事のできる店を教えて」などと話していました。


福岡放送「めんたいワイド」で放映されました

  民放テレビ3局と福津市広報が取材

 テレビ西日本や九州朝日放送、福岡放送のテレビ3局の記者、カメラマンのほか、福津市広報広聴係の方も取材に来ていただきました。福岡放送は、この日夕方のテレビ番組「めんたいワイド」のニュースで、福津市の住民が「津屋崎の魅力 新聞で紹介」のタイトルを付け、『津屋崎千軒新聞』が創刊されましたと、新聞を配布する会員らの映像を放送しました。

「海とまちなみの会」では、あす31日も午前9時から正午まで、印刷した新聞の残り部数がなくなるまで同じように無料配布します。


◇お知らせ

「海とまちなみの会」では、23日から福津市の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」(℡0940-52-0605=営業時間10:00~16:00)や津屋崎公民館など市内各所でも「津屋崎千軒新聞」創刊号を無料配布しています。創刊号はA3の2㌻で、江戸時代から海上交易の港町で栄え、造り酒屋や商家が並び〈津屋崎千軒〉と呼ばれた古い町並みの歴史や文化と、津屋崎人形店、東郷平八郎元帥を祭る東郷神社で売っている幻の逸品・「東郷ビール」などを特集。〈津屋崎千軒〉通りの地図に、歴史的な建物の懐かしい写真が撮れる場所と古民家をイラスト入りで紹介した〈津屋崎千軒懐かし博物館マップ〉付きです。

ご入会案内「海とまちなみの会」は、〈津屋崎千軒〉通りの活性化を目指し、福津市津屋崎と市内外の男女約30人が07年2月16日設立しました。江戸時代から港町として栄え、〈津屋崎千軒〉と呼ばれた古い町並みの保存と、海辺の自然保護を図ります。ご入会(年会費千円)申し込みは、会長の吉村勝利(〒811-3304 福岡県福津市津屋崎369-14。E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jp)が、お受けしています。◇例会案内=4月12日(木)19時、『藍の家』。
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2007年3月30日/〈津屋崎の四季〉074・ツバメが渡って来ました

2007-03-30 05:16:34 | 風物
写真①:見ごろになったソメイヨシノ(左側)とホウキモモ
     =福津市宮司元町の「宮地嶽神社」境内で、2007年3月28日午前9時07分撮影

 福津市津屋崎で29日、夏鳥のツバメ(ツバメ科)が渡って来たのを確認しました。市津屋崎庁舎付近と同市在自の畑の上空を、元気よく飛び回っています。

 私の探鳥ノートによると、「津屋崎へのツバメ初飛来」の確認は、奇しくも2006年と同日でした。

 花所の「宮地嶽神社」(福津市宮司元町)境内では、里桜を代表するソメイヨシノ(バラ科)とホウキモモ(バラ科)が見ごろになり=写真①=、参拝客の目を楽しませています。

 福津市在自の畑では、ゲンゲ(マメ科)、別名レンゲソウの花が満開=写真②=。上空では、ヒバリ(ヒバリ科)が盛んに囀っています。


写真②:満開になったレンゲソウの花(向こうは在自山)
     =福津市在自で、3月29日午後4時09分撮影


◇お知らせ

「津屋崎千軒新聞」創刊号無料配布します
〈津屋崎千軒〉の入り口・津屋崎駅前で
 きょう30日と,31日の各午前9時―12時

 「津屋崎千軒 海とまちなみの会」(略称・「海とまちなみの会」)発行した「津屋崎千軒新聞」創刊号「春」号1千部を30、31両日、福津市津屋崎天神町の西鉄宮地岳線「津屋崎駅」前で無料配布します。30日は、会員13人以上が参加します。



「海とまちなみの会」では、23日から福津市の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」(℡0940-52-0605=営業時間10:00~16:00)や津屋崎公民館など市内各所でも「津屋崎千軒新聞」創刊号を無料配布しています。創刊号はA3の2㌻で、江戸時代から海上交易の港町で栄え、造り酒屋や商家が並び〈津屋崎千軒〉と呼ばれた古い町並みの歴史や文化と、津屋崎人形店、東郷平八郎元帥を祭る東郷神社で売っている幻の逸品・「東郷ビール」などを特集。〈津屋崎千軒〉通りの地図に、歴史的な建物の懐かしい写真が撮れる場所と古民家をイラスト入りで紹介した〈津屋崎千軒懐かし博物館マップ〉付きです。

ご入会案内「海とまちなみの会」は、〈津屋崎千軒〉通りの活性化を目指し、福津市津屋崎と市内外の男女約30人が07年2月16日設立しました。江戸時代から港町として栄え、〈津屋崎千軒〉と呼ばれた古い町並みの保存と、海辺の自然保護を図ります。ご入会(年会費千円)申し込みは、会長の吉村勝利(〒811-3304 福岡県福津市津屋崎369-14。E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jp)が、お受けしています。◇例会案内=4月12日(木)19時、『藍の家』。
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2007年3月29日/〈日記〉114・津屋崎駅前踏切に「新宮~津屋崎間廃止」の看板

2007-03-29 17:52:21 | 日記

写真①:「宮地岳線新宮~津屋崎間は4月1日より廃止いたします」と表示した西鉄の看板
     =福津市津屋崎天神町で、2007年3月29日午前8時56分撮影

 福津市津屋崎天神町の西鉄宮地岳線「津屋崎駅」前踏切に、「宮地岳線新宮~津屋崎間は4月1日より廃止いたします」と表示した西日本鉄道の看板=写真①=が、立てられました。

 29日も、朝から宮地岳線「新宮―津屋崎駅間」の廃止を惜しむ、東京や福岡県の鉄道ファンの青年らが、電車=写真②=の写真を撮ろうと、津屋崎駅を相次いで訪問。その面前で、同駅売店に設置された清涼飲料水の販売機の撤去作業も始まり、同駅入り口にある西日本シティ銀行「津屋崎ATMコーナー」が31日の営業で閉店となるのに続き、駅廃止の厳しい現実がまたも露わになってきました。


写真②:踏切に表示された「新宮~津屋崎間廃止」の看板を前に、西鉄津屋崎駅を発車する電車
     =西鉄宮地岳線「津屋崎駅」で、3月29日午前9時58分撮影

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2007年3月29日/〈海とまちなみの会〉007・幟旗に〝檄文〟書き入れ

2007-03-29 06:43:59 | 海とまちなみの会
写真①:書家梅本夕起子さんに書いていただいた幟旗の〝檄文〟
     =福津市津屋崎新町の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」で、2007年3月28日午後1時14分撮影


ここが〈津屋崎千軒〉入り口です
宮地岳線が廃されても
我々の誇りある町並みは消されません

 ――こんな檄文を幟旗(のぼりばた)に墨で書き入れていただきました=写真①=。墨痕鮮やかな筆を揮ってもらったのは、福津市の書家梅本夕起子(ゆきこ)さんです。お忙しいなか、急きょ無償でお願いし、快諾いただきました。ありがとうございます。

 私たちが設立した「津屋崎千軒 海とまちなみの会」(略称「海とまちなみの会」)は、3月限りで廃止される西鉄宮地岳線「津屋崎駅」(福津市津屋崎天神町)前で、あす30日(金)と、31日(土)の各午前9時―12時、季刊紙『津屋崎千軒新聞』創刊号1千部を市民や全国から訪れている鉄道ファンに無料配布します。

 檄文の「我々の誇りある町並みは消されません」には、儲からないという資本の論理だけで「宮地岳線が廃されても」、古い歴史と文化を伝える私たちの誇りある町並み=写真②=は決して消されはしないぞ、いや消滅させてなるものか、という気概がこめられています。津屋崎駅を訪れる人たちに、「ここが〈津屋崎千軒〉入り口です」と知らせ、私たちの町並みの保存と活性化への理解や協力・交流と、〝温もりのある懐かしい港町〟・津屋崎=写真③=への定住を呼びかけたいと思います。

 この檄文入り幟旗は、「海とまちなみの会」の目印として、30、31日に「津屋崎駅」前で「津屋崎千軒新聞」を配布する会員たちのそばに立てます。29日午後3時から福津市津屋崎新町の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」で、竹さおに幟旗を取り付ける作業と30日の配布作業の下準備を担当事務局が行います。お手すきの会員の方は、『藍の家』にお集まりください。

 いざ立てん、幟旗! おのおの方――。


写真②:古い歴史と文化を伝える〈津屋崎千軒〉通りの町並み
     =福津市新町で、06年12月7日午前9時28分撮影

◇お知らせ


「海とまちなみの会」では、23日から福津市の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」(℡0940-52-0605=営業時間10:00~16:00)や津屋崎公民館など市内各所でも「津屋崎千軒新聞」創刊号を無料配布しています。創刊号はA3の2㌻で、江戸時代から海上交易の港町で栄え、造り酒屋や商家が並び〈津屋崎千軒〉と呼ばれた古い町並みの歴史や文化と、津屋崎人形店、東郷平八郎元帥を祭る東郷神社で売っている幻の逸品・「東郷ビール」などを特集。〈津屋崎千軒〉通りの地図に、歴史的な建物の懐かしい写真が撮れる場所と古民家をイラスト入りで紹介した〈津屋崎千軒懐かし博物館マップ〉付きです。

ご入会案内「海とまちなみの会」は、〈津屋崎千軒〉通りの活性化を目指し、福津市津屋崎と市内外の男女約30人が07年2月16日設立しました。江戸時代から港町として栄え、〈津屋崎千軒〉と呼ばれた古い町並みの保存と、海辺の自然保護を図ります。ご入会(年会費千円)申し込みは、会長の吉村勝利(〒811-3304 福岡県福津市津屋崎369-14。E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jp)が、お受けしています。◇例会案内=4月12日(木)19時、『藍の家』。


写真③:玄界灘の〈海に開けた〝温もりのある懐かしい港町〟〉・津屋崎の航空写真
     =福津市津屋崎の市津屋崎庁舎1階で、06年9月28日午前9時44分撮影
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2007年3月28日/〈津屋崎の四季〉073・ホオジロと葦原

2007-03-28 04:55:57 | 風物
写真①:葦に止まったホオジロの雌
     =福津市的岡の「新堤池」で、2007年3月9日午前7時54分撮影

 福津市的岡の「新堤池」で、ホオジロ(ホオジロ科)の雌=写真①=が、葦に止まっていました。体長17㌢の小さな体ですが、活発に飛び回り、じっとしていることの少ない野鳥です。

 住宅地の裏にある小さな溜め池。その岸辺に広がる葦原=写真②=が、ホオジロの好む場所になっています。草の種や昆虫などの餌を食べています。


写真②:ホオジロの好む岸辺に広がる葦原
     =「新堤池」で、3月9日午前7時41分撮影

 福津市新東区の畑では、〝テリトリー宣言〟の囀りを始めたホオジロの雄=写真③=が、厳しい表情で辺りをにらんでいました。


写真③:〝テリトリー宣言〟の囀りを始めて表情も厳しいホオジロの雄
     =福津市新東区の畑で、3月2日午前7時40分撮影


◇お知らせ

「津屋崎千軒新聞」創刊号を無料配布します
 〈津屋崎千軒〉の入り口・津屋崎駅前で
 30日,31日の午前9時―12時

 「津屋崎千軒 海とまちなみの会」(略称・「海とまちなみの会」)発行した 「津屋崎千軒新聞」創刊号「春」号1千部を30、31両日、福津市津屋崎天神町の西鉄宮地岳線「津屋崎駅」前で無料配布します。

 「海とまちなみの会」では、23日から福津市の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」(℡0940-52-0605=営業時間10:00~16:00)をはじめ、市内各所でも「津屋崎千軒新聞」創刊号を無料配布しています。町並みの歴史や文化と、粋な店、幻の逸品などを特集し、〈津屋崎千軒〉通りの地図に、歴史的な建物の懐かしい写真が撮れる場所や古民家をイラスト入りで紹介した〈津屋崎千軒懐かし博物館マップ〉付きです。

ご入会案内=「海とまちなみの会」は、〈津屋崎千軒〉通りの活性化を目指し、福津市津屋崎と市内外の男女約30人が07年2月16日設立しました。江戸時代から港町として栄え、〈津屋崎千軒〉と呼ばれた古い町並みの保存と、海辺の自然保護を図ります。ご入会(年会費千円)申し込みは、会長の吉村勝利(〒811-3304 福岡県福津市津屋崎369-14。E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jp)が、お受けしています。◇例会案内=4月12日(木)19時、『藍の家』。
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2007年3月27日/〈海とまちなみの会〉006・『藍の家』で「フェルトの帽子作り」講座

2007-03-27 17:26:22 | 海とまちなみの会
写真①:「フェルトの帽子作り」講座で自分だけのオリジナル帽子を作る女性たち
     =福津市津屋崎新町の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」で、2007年3月27日午後2時34分撮影

 福津市津屋崎新町の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」で27日、「フェルトの帽子作り」講座が開かれました=写真①=。

 美しく染められた羊毛を使って、縫わないで自分だけの帽子を手作りできるとあって、市内や古賀市などから女性25人が受講。この中には、〈津屋崎千軒〉通りの活性化を目指す「津屋崎千軒 海とまちなみの会」の会員の姿も見られました。

 講師の染・織作家角寿子(すみ・ひさこ)さん(小樽市)=写真②=が、自分の頭の寸法に合った型紙作りから指導。このあと、染色した原毛を並べて層にして、石鹸湯をかけ、四角いビニールとタオルで巻いて締め、転がして縮めるなどフェルト化していく工程は3~4時間がかり。根気の要る作業でしたが、受講者たちはオリジナルな帽子が出来上がると笑顔を見せていました。


写真②:「フェルトの帽子」を手にした講師の染・織作家角寿子さん
     =「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」で、3月27日午後2時20分撮影
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2007年3月27日/〈津屋崎の四季〉072・新緑の眩しい季節に

2007-03-27 06:15:20 | 風物
写真①:新緑が眩しい「宮地嶽神社」・奥之宮八社の参道
     =福津市宮司元町で、2007年3月25日午前9時27分撮影

 福津市宮司元町の「宮地嶽神社」・奥之宮八社の参道で、新緑が眩しく感じられる季節になりました=写真①=。境内を散歩する年配男性や若いカップルたちも、気持ちよさそうです。

 奥之宮八社の一番参拝社・「七福神社」前の参道付近では、芽吹いた新緑の自然林を飛び交うヤマガラ(シジュウカラ科)やシジュウカラ(同)、エナガ(エナガ科)などの野鳥のコーラスも楽しめます。

 福津市在自の新川近くにある土手では、草むらに広がるオドリコソウ(シソ科)=写真②=の群落が、淡い赤紫色の花を一斉に咲かせていました。


写真②:淡い赤紫色の花を咲かせたオドリコソウ
     =福津市在自の新川近くの土手で、3月26日午前7時47分撮影

「津屋崎千軒新聞」創刊号無料配布のお知らせ
「津屋崎千軒 海とまちなみの会」(略称・「海とまちなみの会」)
発行した「津屋崎千軒新聞」創刊号「春」号1千部を30、31両日、福津市津屋崎天神町の西鉄宮地岳線「津屋崎駅」前で無料配布します。

 配布時間:両日とも午前9時―12時

 「海とまちなみの会」では、23日から福津市の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」(℡0940-52-0605=営業時間10:00~16:00)をはじめ、市内各所でも「津屋崎千軒新聞」創刊号を無料配布しています。町並みの歴史や文化と、粋な店、幻の逸品などを特集し、〈津屋崎千軒〉通りの地図に、歴史的な建物の懐かしい写真が撮れる場所や古民家をイラスト入りで紹介した〈津屋崎千軒懐かし博物館マップ〉付きです。

ご入会案内=「海とまちなみの会」は、〈津屋崎千軒〉通りの活性化を目指し、福津市津屋崎と市内外の男女約30人が07年2月16日設立しました。江戸時代から港町として栄え、〈津屋崎千軒〉と呼ばれた古い町並みの保存と、海辺の自然保護を図ります。ご入会(年会費千円)申し込みは、会長の吉村勝利(〒811-3304 福岡県福津市津屋崎369-14。E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jp)が、お受けしています。◇例会案内=4月12日(木)19時、『藍の家』。

「海とまちなみの会」会員の皆様へ =4月7日に予定していた旧玉乃井旅館の掃除は、安部さんに仕事が入ったのと、中心になっていただく人が来られなくなり、中止になりました。安部さんは今後、予定が立てられそうになく、小人数で臨機応変にやりますので、皆様にもよろしくお伝え下さいとのことです。
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2007年03月26日〈詩〉006:「我々の誇りある町並みは消されぬ」

2007-03-26 09:34:21 | 

写真①:白壁の家が残る〈津屋崎千軒通り〉の町並み(右は明治創業の「豊村酒造」)
     =福岡県福津市新町で、2005年8月12日午後4時撮影

我々の誇りある町並みは消されぬ
                                          吉村青春

ここが〈津屋崎千軒〉の入り口だ
宮地岳線が廃されても
我々の誇りある町並みは消されぬ

ここが〈津屋崎千軒〉だ
西鉄が宮地岳線津屋崎駅を廃止しても
我々は誇りある町並みを残していく

ここ津屋崎は
昔から
人の行き交う道にあり
人と物が集まる〈海の駅〉だった

奈良の都から大宰府に下った
大伴坂上郎女は
天平のその昔
ここ津屋崎の海沿いを走る
大宰府から都へ通じる古代の官道を
勝浦の名児山を越え
都へと戻る時に
恋の歌を詠った

平安のその昔
中国から宋の貿易船が入港していた
ここ津屋崎には
綱首と呼ばれる
中国の貿易商人も住んでいた

そして
江戸のその昔
ここ津屋崎は
九州一の塩田が拓かれ
黒田藩の交易港とされ
筑前最大の港となった
五十集船が塩荷や米を博多へ運び
金物・荒物を帰り荷に載せ
商家が並ぶ町並みは
〈津屋崎千軒〉の名で呼ばれ
明治まで栄えた港町だった

ここが〈津屋崎千軒〉だ
日本の国が
福岡県が
福津市が
西鉄が
宮地岳線津屋崎駅を消しても
誇りある町並みは我々が残していく

我々の町並みは消えず
我々と友や仲間の手で
子や孫の代へ残していく

ここ〈津屋崎千軒〉は
古い歴史と文化を伝える
我々の誇りある町並みだ
我々はこの町並みを残していく
〈津屋崎千軒〉の町並みは消されぬ



〔注〕
* 大伴坂上郎女(おおとものさかのうえのいらつめ)
* 名児山(『万葉集』巻第六では「なごやま」と読ませている。なちごやま)
* 綱首(ごうしゅ)
* 五十集船(いさばぶね)


写真②:西鉄「津屋崎駅」(右側が駅舎)ホームへ入る電車
     =福津市天神町で、2006年7月15日午前11時10分撮影

「津屋崎千軒新聞」創刊号無料配布のお知らせ
「津屋崎千軒 海とまちなみの会」(略称・「海とまちなみの会」)
発行した「津屋崎千軒新聞」創刊号「春」号を23日から福津市の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」(℡0940-52-0605=営業時間10:00~16:00)をはじめ、市内各所で無料配布しています。町並みの歴史や文化と、粋な店、幻の逸品などを特集し、〈津屋崎千軒〉通りの地図に、歴史的な建物の懐かしい写真が撮れる場所や古民家をイラスト入りで紹介した〈津屋崎千軒懐かし博物館マップ〉付きです。残り部数が少なくなり、29日までに増刷の予定です。

ご入会案内=「海とまちなみの会」は、〈津屋崎千軒〉通りの活性化を目指し、福津市津屋崎と市内外の男女約30人が07年2月16日設立しました。江戸時代から港町として栄え、〈津屋崎千軒〉と呼ばれた古い町並みの保存と、海辺の自然保護を図ります。ご入会(年会費千円)申し込みは、会長の吉村勝利(〒811-3304 福岡県福津市津屋崎369-14。E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jp)が、お受けしています。◇例会案内=4月12日(木)19時、『藍の家』。

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