吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2008年4月30日/〈津屋崎の四季〉230・セイタカシギの番飛来

2008-04-30 09:00:52 | 風物
写真①:水田に飛来した旅鳥・セイタカシギの番(左が雌、右が雄)
     =福津市津屋崎末広で、2008年4月30日午前6時58分撮影

 福津市津屋崎塩浜の田んぼで30日早朝、旅鳥・セイタカシギギ(セイタカシギ科)の番=写真①=が飛来しているのを見つけました。07年は、5月7日に津屋崎末広の田んぼで雌1羽の飛来を確認して以来です。

 体長32㌢。ピンク色の非常に長い脚と、黒く細長い嘴が目立つ大形のスマートなシギ類。雄=写真②=は、頭と翼が黒く、腹部は白っぽい。


写真②:頭と翼が黒いセイタカシギの雄
     =福津市末広で、30日午前6時53分撮影

 雌=写真③=は、頭の黒色がないか、あっても少ない。上面は、黒褐色です。


写真③:頭の黒色がないセイタカシギの雌
     =福津市末広で、30日午前7時01分撮影
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2008年4月29日/〈日記〉232・今年も「有田陶器市」に行ってきました

2008-04-29 16:51:54 | 日記
写真①:「有田陶器市」の買い物客で賑う「香蘭社」前の通り
     =佐賀県有田町で、2008年4月29日午前8時52分撮影

 佐賀県有田町で29日、「第105回有田陶器市」が開幕。早朝、今年も細君と〝掘り出し物〟を求めて陶器市会場を訪ねました。

 午前5時48分、朝食抜きで福津市津屋崎の自宅をマイカーで出発。晴天に恵まれ、初夏を思わせる陽気のもと、沿道の新緑がまぶしい「九州縦貫道」―「西九州自動車道」経由で高速道路を走り、同7時55分に有田町の有田中学校駐車場に着きました。

 リュックを背負って歩き、近くのメーンストリート両側にある各店舗の陶器市会場=写真①=へ。まず通りの茶店で、有田名物の「ごどうふ」と巻き寿司を食べて腹ごしらえしたあと、「香蘭社」や「賞美堂本店」などの店舗を回り、7羽の鶴が描かれた花瓶や、小鉢、コーヒーカップなど割り引きサービスの〝掘り出し物〟13点を購入しました=写真②=。


写真②:購入した花瓶や小鉢、コーヒーカップなどの〝掘り出し物〟
     =福津市津屋崎の拙宅で、29日午後2時53分撮影

 江戸時代から栄えた福津市・〈津屋崎千軒〉の町歩きの観光ガイドをやっているせいか、有田の古い町並みにも、目が留まります。「深川製磁」の2階建て建物=写真③=は、漆喰壁に格子のある町家で、なかなかの風格を感じさせました。


写真③:古い町家の風格を感じさせる「深川製磁」の2階建て建物
     =佐賀県有田町で、29日午前8時54分撮影

 買い物を終え、午前11時に有田町を車で出るころには、歩行者天国になったメーンストリートは往来の買い物客で混雑していました。15分後、佐賀県山内町の「道の駅山内・黒髪の里」で取れたて野菜メニューの昼食を注文しましたが、ここも行楽客であふれており、入店待ち時間の合間に農産物の買い物を楽しみました。
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2008年4月28日/〈津屋崎の四季〉229・夏の使者・アマサギ飛来

2008-04-28 08:02:45 | 風物
写真①:田んぼに飛来したアマサギ
     =福津市津屋崎末広で、2008年4月28日午前6時46分撮影

 福津市津屋崎末広の田んぼで28日早朝、夏鳥のアマサギ(サギ科)=写真①=2羽が飛来しているのを見つけました。07年は、5月3日に津屋崎塩浜の田んぼで13羽の飛来を確認しています。

 頭や胸、背の亜麻色をした羽=写真②=が美しい〝夏の使者〟です。


写真②:亜麻色の羽が美しいアマサギ
     =福津市津屋崎末広で、28日午前6時46分撮影
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2008年4月27日/〈日記〉231・「戦前の津屋崎」のフィルム上映会

2008-04-27 19:36:45 | 日記
写真①:16㍉フィルムの上映会が開かれた「旧玉乃井旅館」
     =福津市津屋崎海岸通りで、2008年4月27日午後1時55分撮影

「戦前の津屋崎」のフィルムを観に行ってきました
―福津市海岸通り・「旧玉乃井旅館」で上映会

 福津市津屋崎海岸通りの「旧玉乃井旅館」=写真①=2階広間で、27日午後2時から30分間、「戦前の津屋崎」のフィルム上映会があり、観てきました。会費5百円で、コーヒー、お菓子付きで、楽しめました。

 福岡市の大学教授の家庭で撮られた16㍉フィルムのコピーを「旧玉乃井旅館」に住む安部文範さんが入手。2階広間で、映写機を据えて映写し、約20人が鑑賞しました。昭和10年(1935年)ごろの映像が中心で、同6年(1931年)7月に「津屋崎遠足会(鯛網曳き)」で訪れた津屋崎の旅館や海岸風景、日露戦争の日本海海戦で旧日本海軍が撃破し、津屋崎の海に曳航したロシア軍艦などが写っており、興味深く感じました。

 このほか、昭和6年の福岡市・百道海水浴場の光景や、福岡県芦屋町での高射砲射撃、飛行機関銃射撃などの軍事訓練と、昭和11年(1936年)にドイツのベルリンで開かれたオリンピックで、日本人女性で五輪史上初の金メダルを水泳競技・200㍍平泳ぎに出場して獲得した前畑秀子選手を迎えて福岡市で開かれた歓迎水泳大会の映像もありました。
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2008年4月26日/〈日記〉230・「アルムエルソ」開店

2008-04-26 14:54:06 | 日記
写真①:開店した本格洋風海鮮レストラン「アルムエルソ」の看板
     =福津市津屋崎浜の町で、2008年4月26日午前6時20分撮影

本格洋風海鮮レストラン「アルムエルソ」が開店
―福津市津屋崎・「お魚センターうみがめ」2階

 福津市津屋崎浜の町の市農水産物直売所「お魚センターうみがめ」2階に26日、本格洋風海鮮レストラン「EL ALMUERZO(アルムエルソ)」=写真①=が開店しました。黄金週間を機に、〈津屋崎千軒〉の新しい食のスポット誕生として、期待されます。「アルムエルソ」とは、スペイン語で「昼食」、「昼ご飯」の意味です。

 「お魚センター」2階が、06年3月開店したシーフードレストラン「とるちゅー亭」の07年1月限りの閉店で空き室となっていたため、福岡県古賀市の若い男性オーナーが洋風海鮮レストランとして新装オープン。地元の海産物や農産物の旬な食材を使った「パエリアコース」=写真②=、「アクアパッツア」といった海鮮料理とパスタなどをスペイン・イタリア・フランス料理で提供しています。


写真②:「アルムエルソ」のおすすめランチメニューを載せたポストカード
     =福津市津屋崎で、26日午前11時21分スキャン

 この日午前11時すぎ、細君と「アルムエルソ」を訪れると、家族連れなど3組の先客が椅子席や窓ガラス越しに津屋崎漁港を見下ろせる窓際のカウンター席=写真③=にいました。メニューから私が「パエリアコース」(1,800円)を、細君が「パスタランチ」(1,500円)を注文。開店初日とあって、厨房、ウエートレスさんとも不慣れなのか、料理が次々と出て来るのに時間がかかりましたが、味は自家製デザートも含め、グッドでした。


写真③:窓ガラス越に津屋崎漁港を眺めながら食事を楽しめるカウンター席
     =福津市津屋崎で、26日午前11時21分撮影

 「アルムエルソ」の営業時間は、午前11時―午後5時。火曜定休。℡0940-52-2212。

お魚センター
       「お魚センター」位置図
       (ピンが立っている所)
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2008年4月26日/〈津屋崎の四季〉228・まだいたクロツラヘラサギ

2008-04-26 08:39:13 | 風物
写真①:久しぶりに「津屋崎干潟」へ飛来したクロツラヘラサギ
     =福津市津屋崎渡で、2008年4月26日午前6時49分撮影

 福津市渡の「津屋崎干潟」で26日早朝、クロツラヘラサギ(トキ科)1羽を見つけました=写真①=。4日に1羽を見て以来の確認です。

 一瞬、よく似たヘラサギ(トキ科)かとも思いましたが、目もとから嘴まで黒く、確かにクロツラヘラサギです=写真②=。


写真②:浅瀬を歩くクロツラヘラサギ
     =「津屋崎干潟」で、26日午前6時49分撮影

 「津屋崎干潟」では、07年は4月26日と29日、30日、5月1日から9日までにほぼ毎日各5羽を観察しており、5月28日に1羽を見かけたのが最後でした。今年も、まだ飛来するクロツラヘラサギの観察機会に恵まれそうです。
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2008年4月25日/〈日記〉229・「福津市まちおこしセンター建設基本計画」

2008-04-25 15:50:40 | 日記
写真①:「福津市まちおこしセンター建設基本計画」報告書
     =福津市津屋崎で、2008年4月25日撮影

「福津市まちおこしセンター建設基本計画」策定
――報告書が届きました


 福津市の「(仮称)まちおこしセンター建設基本計画市民検討会議」の検討委員だった私に、「まちおこしセンター基本計画検討会議について(お礼)」と題した4月21日付文書が福津市企画政策課から届きました。

 それによると、08年2月から4回開いた基本計画検討会議(ワークショップ)で基本計画を策定できたとして、お礼の言葉を陳述。今後のスケジュールについて、市民の意見を聞くため、5月に「市民意見公募」を行い、提出された意見を基本計画に反映させ、6月末を目途に基本設計を作成する予定という。

 この基本設計を作成しだい、検討委員に集まってもらい、説明したいといい、当初は4月にも予定されていた検討委員への説明会は2か月遅れになりそう。

 「お礼」文書に添付された「福津市まちおこしセンター建設基本計画」=写真①=報告書では、まず07年3月に津屋崎千軒を再生し活性化するため、市民参加によるワークショップ形式で、「福津市津屋崎千軒通り整備計画」=写真②=を策定したことを説明。


写真②:「福津市津屋崎千軒通り整備計画」
     =福津市津屋崎で、2008年4月25日撮影

 この「福津市津屋崎千軒通り整備計画」では、「住む人・来る人が楽しめる、風情と生活観のあるまちづかい」~あるものを掘り起こし・磨き・つなげ・新しい価値を創出~を基本コンセプトとし、以下の4つの基本方針を設定。1.(NET)まちづくり活動ネットワークづくり、2.(FAN)津屋崎のファンづくり(交流人口促進)、3.(VIEW)町並みの保存・活用のための方法、4.(STAY)定住人口確保のための方法――であるとしています。

 とくに1.の(NET)では、「津屋崎千軒のほぼ中心にあたるJAむなかた津屋崎支店跡地をまちづくり活動の拠点」と位置づけ、「まちづくり活動拠点の整備」を具体的施策として掲げています。また、「まちづくり活動拠点の整備」は、①地域住民のたまり場②観光案内③来訪者との交流の場とし、津屋崎千軒通りの活性化をすすめることとしています。

 そのうえで、「福津市まちおこしセンター建設基本計画」の報告書は、この「まちづくり活動拠点の整備」のため、国交省の交付金事業である〈まちおこしセンター〉の適用を図ることを前提に、同センターのあり方について広く市民の意見を求めるために行った住民ワークショップの成果をもとに、新たに建設する「福津市まちおこしセンター」の基本構想をまとめたもの、と位置づけています。

 国交省の交付金事業である〈まちおこしセンター〉は、交付金を支給する条件としてセンターの機能に①地場産業や農林水産業等の地域資源を活かした新ブランドの企画・開発、販路開拓等に係る検討・意見交換などを行うスペース②地域の中小製造業や商店街、観光協会等との連携・交流スペース、新ブランド等の展示スペース、を求められています。

 〈まちおこしセンター〉は、福津市が1月に買収した津屋崎天神町の「JAむなかた津屋崎支店」跡を中心とした市有地約2,800平方㍍に、木造平屋400~500平方㍍の同センターを9月から21年3月までに総工費2億円で建設する計画。今後は、市が策定する基本設計案と管理運営案の内容確定が焦点となりそうです。

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2008年4月24日/〈津屋崎まちなみ散策〉017・〈津屋崎千軒・町歩きスポット〉28

2008-04-24 20:34:52 | 津屋崎まちなみ散策
写真①:豊作と大漁・商売繁盛の神様・「冨士白玉神社」拝殿
     =福津市津屋崎須多田辰ヶ鼻の水落崖上で、2008年4月24日午前11時撮影

〈津屋崎千軒・町歩きスポット〉 28 

:冨士白玉神社

 福津市津屋崎須多田(すだた)辰ヶ鼻の水落崖上にある「冨士白玉神社」=写真①=は、保食(うけもち)神社とか、稲荷神社、冨士白玉稲荷社、冨士稲荷様とも呼ばれています。

 明治4年(1871年)、須多田の男性3人が京都伏見稲荷神社に参拝し、分霊してきたとされています。拝殿の場所は、岩のある地が良いとのお告げがあり、辰ヶ鼻の水落崖上の地が選ばれたという。

 祭神は、五穀・食物の神の保食神(うけもちのかみ)と、商売繁盛・稲荷の神の宇迦御霊神(うかのみたまのかみ)。豊作と大漁・商売繁盛の神様です。コノハナサクヤ姫が祀ってあり、稲荷様は配下の神です。言い伝えでは、ご神体は白へび、あるいは石の扉の中にあって誰も見た人はいないといい、白ぎつねはお使いという。

 辰ヶ鼻の水落場は、林道から北側に入った場所にあり、小さな滝の水が落下する岩場に御滝不動明王(おたきさん)石像が建てられており=写真②=、宗像四国西部霊場・須多田番外札所でもあります。修養のため滝の水にかかる人や、悪い病気からの健康回復を頼んだら助けられると信じられ、滝の水を瓶に入れて持ち帰ったり、目が悪い時には目につける人もあるという。御滝不動明王は、大正4年に津屋崎渡から車力で運んできたとされています。


写真②:小さな滝の水が落下する岩場に建てられている御滝不動明王石像(左側)
    =福津市津屋崎須多田辰ヶ鼻の水落場で、24日午前10時53分撮影

 この御滝不動明王石像の前の道にある急な石段を登っていくと、赤い鳥居が並ぶ「冨士白玉神社」の参道に行き着きます=写真③=。


写真③:赤い鳥居が並ぶ「冨士白玉神社」の参道
    =福津市津屋崎須多田辰ヶ鼻の水落場で、24日午前10時58分撮影

 須多田の集落から「冨士白玉神社」がある対馬見山(つしまみやま、標高243㍍)北西の森を見ると、ため池「辰ヶ鼻池」の堰堤わきに2つの鳥居が建っています=写真④=。旧参道にある朱の鳥居と石の鳥居で、ここから神社に登るのは避け、須多田の集落から舗装道路を東へ進み、「冨士白玉神社」の矢印付きの標識に従って林道入り口の所で駐車し、徒歩約10分で参拝するのがお勧めです。


写真④:ため池の堰堤わきに建っている2つの鳥居(右側)
    =福津市津屋崎須多田で、4月22日午後4時撮影

冨士白玉神社
       「冨士白玉神社」位置図
       (ピンが立っている所)
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2008年4月23日/〈津屋崎の四季〉227・田植え始まる

2008-04-23 08:08:14 | 風物
写真①:早くも田植えが始まった田んぼ
     =福津市津屋崎末広で、2008年4月23日午前7時13分撮影

 福津市津屋崎は23日、朝から小雨が降っています。

 末広の田んぼでは、早くも田植えが始まっていました=写真①=。

 田植え機に小さな稲苗が積まれていますが、農家の人たちが腰を屈めて、昔のように一つひとつ手植えしていく田植えの方が風情があります。でも、田植え作業の大変さを思うと、これも仕方ない時代の流れでしょうか。
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2008年4月22日/〈津屋崎の四季〉226・里山にヤマフジの花咲き、畑に麦の穂青く

2008-04-22 22:10:05 | 風物
写真①:静かな里山の木々の緑に彩りを添える紫色のヤマフジの花
     =福津市津屋崎須多田で、2008年4月22日午後3時57分撮影

 福津市津屋崎は22日、初夏のような暖かさでした。

 須多田の静かな里山では、紫色のヤマフジ(マメ科)の花が木々の緑に彩りを添えています=写真①=。

 在自の畑では、麦の穂が青々と伸びています。その向こうに見える在自山(標高249㍍)は、まさに〝山笑う〟季節の色調です=写真②=。


写真②:麦の穂が青々と伸びた畑と、背後にそびえる新緑の在自山
     =福津市津屋崎在自で、22日午後4時32分撮影
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