吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

513・ドジョウはどこへ

2013-07-29 07:26:19 | 日記

写真①:河川で暮らすヤマトシマドジョウ

 津屋崎小学校正門近くの農業用水路のドジョウはどこへ?

  環境省のレッドリストで「絶滅危惧Ⅱ類」に指定され、体長9㌢で美しい縞模様が特徴のヤマトシマドジョウ(ドジョウ科)=写真①=。

  8月9日(金)午前、「海とまちなみの会」が主催する「竹尾緑地と上西郷川の多自然川づくり見学会」(参加無料)http://blog.tsuyazaki-sengen.com/に里帰りする孫たちを連れて参加し、福津市福間南1丁目を流れる「上西郷川」と本流の西郷川に生息しているこの美しいヤマトシマドジョウが見せられるといいな、と期待しています。

  昭和20年代後半の私が小学生の時、津屋崎小学校の正門近くを流れる農業用水路(福津市津屋崎8丁目)で、通学路の橋=写真②=の下を通る水路にたまった砂の中から、水田や用水路に生息する茶褐色のドジョウを捕獲した記憶があります。

  

写真②:津屋崎小学校の正門(向こう)近くを流れる農業用水路に架かる通学路の橋(ガードレール設置の所)

     =2013年7月29日撮影

  7月29日朝、現場を訪ねたら、水路の土の堤防も底もコンクリートの三面張りで固められていました=写真③=。上西郷川では、コンクリートの護岸を石垣や土堤に改修、人や生き物にやさしい自然に近い河川改修が進められており、河川適応種であるヤマトシマドジョウをはじめ淡水魚が増えているという。

  

写真③:三面コンクリート張りに替わっていた農業用水路

     =29日撮影

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0241:「竹尾緑地」探訪

2013-07-27 05:31:35 | 行楽催事

写真①市街地に残る自然性が高い里山・「竹尾緑地」(中央が駐車場)

    =福津市竹尾で、2013年7月12日撮影

 「竹尾緑地」を探訪しました

「第10回ふるさと塾」開催予定地

――「海とまちなみの会」主催

  「海とまちなみの会」が8月9日(金)に福津市福間地区で開催する第10回〈津屋崎千軒〉ふるさと塾・「竹尾緑地と上西郷川の多自然川づくり見学会」。その「竹尾緑地」=写真①=を7月11、12の両日、探訪しました。

  「竹尾緑地」は福津市竹尾の国道3号線西沿いにあり、市街地に残る自然性が高い里山緑地(面積約10㌶)です。付近一帯の里山が、千鳥ニュータウンやJR福間駅東地区の開発で次々に姿を消したため、市が住宅団地の憩いの場となる緑地として買収、地域住民らと環境保全を図って森林浴や生物観察が楽しめる都市空間として整備を進めています。

 北隣の「イオンモール福津店」前から千鳥ニュータウン「有弥の里」へ通じる市道を車で走り、交差点をすぎてすぐ左折、「竹尾緑地」の駐車場に下りました。駐車場の隅に、「竹尾緑地ご案内」の掲示板=写真②=が立っていました。メダカをはじめ様々な生物が生息するビオトープ・「めだか池」や、水深が時期によって変化する「湿地のゾーン」、自然の中で遊び、休憩できる草原の「四季の広場ゾーン」などが設けられています。

  

写真②:「竹尾緑地ご案内」の掲示板

     =7月11日撮影

  「竹尾緑地」では、絶滅の危険が増大している「絶滅危惧Ⅱ類」指定で、湧水のある場所を好むカスミサンショウウオ(サンショウウオ科。体長10㌢前後)の繁殖が確認されており、水中で過ごしていた幼生が成体となった初夏ごろ以降は、広葉樹のシイやカシの二次林で昭和初期まで薪炭林として営林されていた「里山の森ゾーン」=写真③=の地上で生息しているとみられています。

 

写真③:シイやカシの広葉樹林・「里山の森ゾーン」

     =7月11日撮影

  「四季の森ゾーン」の散策路沿いには、「めだか池」方向から「駐車場」方向へ南北に小川が流れており、休憩用の東屋やベンチが設けられています。

  

写真④:「四季の森ゾーン」の散策路沿いを流れる小川(右奥は休憩用の東屋)

     =7月11日撮影

  「四季の森ゾーン」上空を飛ぶ4羽の留鳥・カルガモ(カモ科)を見送り、「里山の森ゾーン」の山道に分け入りました。夏鳥・ホトトギス(カッコウ科)の「キョッキョ、キョ、キョ、キョ」の爽やかな鳴き声を聞きながら、森の頂上に登り着くと、国道3号線が見下ろせました=写真④=。

  

写真④:「里山の森ゾーン」の頂上から見下ろす国道3号線(向こうは福岡県新宮町の立花山) 

     =7月11日撮影

 「竹尾緑地と上西郷川の多自然川づくり見学会」募集要領

■参加費 無料で、小雨決行。

■募集定員 福津市民、または「海とまちなみの会」会員の計20人。子供は保護者同伴。

■申し込み先 8月1日(木)までに「海とまちなみの会」事務局・吉村へメール(yosi3019@sage.ocn.ne.jp)で。先着順で定員になり次第、締め切ります。

■注意事項 当日は汚れてもいい服装で帽子、濡れてもいい靴着用、水筒、タオル、着替え、水の中に入れる長靴を持参してください。

■当日スケジュール 

 参加者は9日午前9時半に福津市福間庁舎玄関前に集合、福津市のマイクロバスで「竹尾緑地」へ移動し、同10時から市うみがめ課環境づくり係の品田裕輔氏の案内で緑地内を見学。このあと、バスで同市福間南1丁目の「上西郷川」の四郎丸橋(福津市福間南1丁目)付近まで行き、九州大学流域システム工学研究室の林博徳工学博士の解説で「多自然川づくり」の状況を見学後、バスで正午に市福間庁舎前に帰着し解散します。

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0240:竹尾緑地と上西郷川の多自然川づくり見学会

2013-07-25 09:05:44 | 行楽催事

写真①「竹尾緑地」の全景

 8月9日開催・「第10回ふるさと塾」

「竹尾緑地と上西郷川の多自然川づくり見学会」の現地紹介

――「海とまちなみの会」主催

  「海とまちなみの会」が8月9日(金)に福津市福間地区で開催する第10回〈津屋崎千軒〉ふるさと塾・「竹尾緑地と上西郷川の多自然川づくり見学会」の現地の様子を紹介します。

  「竹尾緑地」=写真①=は、市街地に残る自然性が高い里山緑地とされ、福津市が様々な生物が生息するビオトープ・「めだか池」=写真②=や「湿地のゾーン」=写真③=、「里山の森ゾーン」などを設け、環境保全を図っています。

  

写真②:様々な生物が生息するビオトープ・「めだか池」

  

写真③:「湿地のゾーン」の水辺に生えるガマ(ガマ科)の穂

 絶滅の危険が増大している「絶滅危惧Ⅱ類」指定で、湧水のある場所を好むカスミサンショウウオ(サンショウウオ科。体長10㌢前後)=写真④=の繁殖が確認され、4月30日付読売新聞でも報道されました。

  

写真④:「絶滅危惧Ⅱ類」指定のカスミサンショウウオ

  「上西郷川の多自然川づくり」は、福津市が2007年から九州大学流域システム工学研究室の指導の下、西郷川の支流・上西郷川で人や生き物にやさしい自然に近い河川改修=写真⑤=を進めることで、体長9㌢で美しい縞模様が特徴のヤマトシマドジョウ(ドジョウ科)=写真⑥=をはじめ西郷川水系の希少生物も生息できる自然環境の維持を目指しています。コンクリート護岸を石垣や土堤に改修したりした結果、淡水魚が増える効果が出ているという。

 

写真⑤:「多自然川づくり」が進む四郎丸橋(福津市福間南1丁目)下流の上西郷川

 

写真⑥:美しい縞模様が特徴のヤマトシマドジョウ

   「竹尾緑地と上西郷川の多自然川づくり見学会」は参加費無料で、小雨決行。募集定員は福津市民、または「海とまちなみの会」会員の計20人。申し込みは、8月1日(木)まで「海とまちなみの会」事務局・吉村へメール(yosi3019@sage.ocn.ne.jp)で。先着順で定員になり次第、締め切ります。当日は汚れてもいい服装で帽子、濡れてもいい靴着用、水筒、タオル、着替え、水の中に入れる長靴を持参してください。

  参加者は9日午前9時半に福津市福間庁舎玄関前に集合、福津市のマイクロバスで「竹尾緑地」へ移動し、同10時から市うみがめ課環境づくり係の品田裕輔氏の案内で緑地内を見学。このあと、バスで同市福間南1丁目の「上西郷川」の四郎丸橋(福津市福間南1丁目)付近まで行き、九州大学流域システム工学研究室の林博徳工学博士の解説で「多自然川づくり」の状況を見学後、バスで正午に市福間庁舎前に帰着し解散します。

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0239:第10回ふるさと塾参加者募集

2013-07-24 14:52:51 | 行楽催事

写真①:第10回ふるさと塾参加者募集のチラシ

 8月9日(金)開催の「第10回ふるさと塾」参加者募集

里山・「竹尾緑地」の環境保全と生き物にやさしい「上西郷川の多自然川づくり」見学

希少生物・カスミサンショウウオやヤマトシマドジョウも学ぶ

――「海とまちなみの会」

  私が所属している「海とまちなみの会」が、8月9日(金)に福津市福間地区で開催する第10回〈津屋崎千軒〉ふるさと塾・「竹尾緑地と上西郷川の多自然川づくり見学会」=写真①=の参加者(参加費無料。小雨決行)を募集しています。

  「〈津屋崎千軒〉ふるさと塾」は、福津市の歴史や自然、文化、建築遺産などを講師に学び、楽しみながら町興し、地域づくりを目指しています。第10回「ふるさと塾」では、市街地に残る自然性が高い里山緑地とされる「竹尾緑地」の環境保全と、人や生き物にやさしい自然に近い河川改修を進める「上西郷川の多自然川づくり」の状況や、「絶滅危惧Ⅱ類」指定のカスミサンショウウオ(竹尾緑地)、ヤマトシマドジョウ(西郷川水系)など地域の希少生物について学びたいと企画。

 計画によると、参加者は9日午前9時半に福津市福間庁舎玄関前に集合、福津市のマイクロバスで「竹尾緑地」へ移動し、同10時から市うみがめ課環境づくり係の品田裕輔氏の案内で多様な生物が生息する「ビオトープ」や湿地ゾーンを見学。このあと、バスで同市福間南1丁目の「上西郷川」の四郎丸橋(福津市福間南1丁目)付近まで行き、九州大学流域システム工学研究室の林博徳工学博士の解説で「多自然川づくり」の状況を見学後、バスで正午に市福間庁舎前に帰着し解散します。 

 募集定員は福津市民、または「海とまちなみの会」会員の計20人。申し込みは8月1日(木)までに同会事務局・吉村へメール(yosi3019@sage.ocn.ne.jp)か、電話(℡090-7451-8063)で。先着順で定員になり次第、締め切ります。当日は汚れてもいい服装で帽子、濡れてもいい靴着用、水筒、タオル、着替え、水の中に入れる長靴を持参してください。

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〈催事〉0238:「第6回サマーナイトインふくつ」賑わう

2013-07-20 22:54:15 | 行楽催事

写真①:家族で「貝寄せ館」の津屋崎産貝類を見学する人たち

      =福津市津屋崎3丁目で、2013年7月20日撮影

 「第6回サマーナイトインふくつ」、「貝寄せ館」も大賑わい
津屋崎祇園山笠・「裸参り」の男衆も駆け抜ける

 7月20日、福津市・天神町商店街通りで、ふくつ夏まつり2013「第6回サマーナイトインふくつ」が午後6時から10時まで開催され、大勢の人出で賑わいました。

 福津市まちおこしセンター・イベント広場のステージで餅まき大会が行われたあと、太鼓演奏、歌、ダンスなどが次々と披露。午後7時から9時まで臨時開館した「海とまちなみの会」の観光ガイド拠点事務所・「貝寄せ館」も、浴衣姿の小中学生や家族客=写真①=など昨年より20人多い80人の入館者が詰めかけ、私ら2人のボランティアガイド会員は展示品の津屋崎産貝類や観光見所を紹介したパネルの説明に大忙しでした。

  「歩行者天国」になった天神町商店街通りには、玩具のお面や金魚すくいなどの夜店=写真②=も並び、夏休みの子供を連れた家族客らでいっぱいになりました。

 

写真②:人気を集めた金魚すくいの夜店

     =天神町商店街通りで、20日撮影

 午後9時ごろには、21日開催の津屋崎祇園山笠のハイライト・「追い山」の安全を波折神社、金刀比羅神社、宮地嶽神社の市内3社を回って祈願した「裸参り」の男衆らが、山笠1番山・「岡流」、2番山・「北流」、3番山・「新町流」=写真③=の順に、夏まつり会場内を提灯を掲げて次々と走り抜け、見物の市民から盛んな拍手を浴びていました。

  

写真③:提灯を掲げて走り抜ける「裸参り」の「新町流」・男衆

     =「貝寄せ館」前で、20日撮影

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〈催事〉0237:あす7月20日は、「第6回サマーナイトインふくつ」開催

2013-07-19 11:31:52 | 行楽催事

写真①:「軍師官兵衛」の津屋崎人形が飾られた「岡流」山笠の見送り

      =福津市津屋崎3丁目の市まちおこしセンターのイベント広場で、2013年7月19日撮影

 あす20日、「第6回サマーナイトインふくつ」開催

午後5時から津屋崎祇園山笠・3流集結の「集団山見せ」も

 あす7月20日(土)は、福津市・天神町商店街通り(歩行者天国)で、ふくつ夏まつり2013「第6回サマーナイトインふくつ」が午後6時から10時まで開催されます。福津市まちおこしセンター・イベント広場の「夏まつり本ステージ」でオープニングセレモニーのあと、餅まき大会で幕開け。太鼓演奏や歌、ダンスなどが披露されます。

 午後5時には、津屋崎祇園山笠の「岡流」、「新町流」、「北流」が、夏まつり会場の「しおさい通り」に集結する「集団山見せ」があり、同7時からは21日開催の「追い山」の安全を波折神社、金刀比羅神社、宮地嶽神社の3社を回って祈願する「裸参り」が波折神社を出発、同9時ごろ各流の男衆が同会場内を走り抜けます。

  「岡流」山笠の見送りの標題は、「軍師官兵衛」の津屋崎人形が飾られています=写真①=。豊臣秀吉の参謀型軍師として知られ、来年のNHKテレビの大河ドラマに取り上げられる黒田官兵衛を、津屋崎人形師原田誠さん(「筑前津屋崎人形巧房」7代目)が製作。表の標題・「山崎の合戦」=写真②=も、秀吉の部隊に敗れた明智光秀の姿を原田さんが巧みに描いています。

  

写真②:「岡流」山笠の表を飾る「山崎の合戦」

      =19日撮影

 

 あす20日は夜間臨時開館、21日~8月31日は夏休み休館します

「海とまちなみの会」事務所・「貝寄せ館」

  20日は、ふくつ夏まつりで賑わうため、私が所属している「海とまちなみの会」では観光ガイド拠点事務所・「貝寄せ館」を午後7時から9時まで臨時開館します。また、翌21日(日)から8月31日(土)までは、夏休み休館とします。夏休み休館は、暑さのため入館者が少ない時季を休み、9月1日(日)から再び開館(土・日曜と祝日の11時~15時)するものです。団体での観光ガイド申し込みをされる方は、事務局・吉村までメール(yosi3019@sage.ocn.ne.jp)でご連絡ください。

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2013年7月16日/〈日記〉512・『津屋崎の四季』第7版上製本刊行

2013-07-16 14:01:34 | 日記

写真①:『津屋崎の四季――野鳥と自然のハーモニー』第7版上製本表紙

     =福津市津屋崎2丁目の拙宅で、2013年7月16日撮影


津屋崎の自然と野鳥のアルバム
『津屋崎の四季――野鳥と自然のハーモニー』第7版(A判カラー、196㌻)

初の上製本で刊行しました

 私の古里・福岡県福津市津屋崎の自然と野鳥のアルバム、『津屋崎の四季――野鳥と自然のハーモニー(A6判カラー、196㌻)第7版が、初のハードカバー付き上製本として東京にある発行所・Obunest(オブネスト)で出来あがり、平成25年(2013年)7月16日、宅配便で拙宅に届きました=写真①=。

 美しい四季の自然と、あいらしい野鳥の姿を多くの方に知っていただき、愛しんでもらいたい――との想いを託し、私が平成18年(2006年)8月から吉村青春ブログ「津屋崎センゲン」に連載中の『津屋崎の四季』、『日記』、『津屋崎の野鳥』、『催事』『詩』などから選んだ写真や記事を収録したほか、平成24年(2012年)2月から始めたfacebook吉村勝利(青春)へのアップ記事などを加え、書籍化。同18年2月に出版した吉村青春第一詩集『鵲声―津屋崎センゲン』(A6判、175㌻。新風舎文庫刊)、同23年2月に刊行した郷土史ガイド本・『津屋崎学――A  Quaint  Town  Tsuyazaki-sengen  Guide』(B5判カラー、314㌻。Obunest刊)に続く吉村青春著作〈津屋崎シリーズ〉の第3著書です。

 この第7版上製本=写真②=は、福津市立図書館と福岡県立図書館、国立国会図書館、日本野鳥の会(東京)に近く寄贈します。

 

写真②:『津屋崎の四季――野鳥と自然のハーモニー』第7版上製本の102-103㌻

     =拙宅で、16日撮影

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2013年7月16日/〈津屋崎の四季〉958:ハマゴウの花咲く

2013-07-16 10:01:13 | 風物

写真①:淡い青紫色の花を咲かせたハマゴウの群落

     =福津市津屋崎1丁目の津屋崎浜で、2013年7月16日午前6時撮影

ハマゴウの花が咲きました

――福津市・津屋崎浜

 福津市津屋崎1丁目の津屋崎浜で7月16日、海浜植物のハマゴウ(クマツヅラ科)の群落が淡い青紫色の花を咲かせていました=写真①=。

 落葉低木で、幹は地下茎になって砂浜や地中に伸び、枝は直立して高さ50~20㌢になります。花言葉は「愛の喜び」。黄色いハマボウ(アオイ科)の花とともに、夏の津屋崎海岸を彩る植物です。

 夏休み前の3連休が終わった16日朝の津屋崎の海は、海水浴客や釣り人の姿もなく、波の向こうに立花山(福岡県新宮町)がくっきり眺められました=写真②=。

 

写真②:波静かな津屋崎浜(向こうは立花山)

     =福津市津屋崎1丁目で、16日午前5時40分撮影

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〈催事〉0236:幸田浩子ソプラノ・リサイタル

2013-07-10 05:31:30 | 行楽催事

写真①:「幸田浩子ソプラノ・リサイタル」のチラシ

天上の美声、オペラ界のミューズが、極上の響きで心を魅了します

9月28日()午後2時からアクロス福岡で

「幸田浩子ソプラノ・リサイタル」前売り券発売中

  「福岡友の会」主催の「幸田浩子ソプラノ・リサイタル」(後援・福岡県教育委員会、福岡市教育委員会、婦人之友社、協賛・「公益財団法人全国友の会振興財団」)=写真①=が、9月28日(土)午後2時から福岡市中央区天神のアクロス福岡・「シンフォニーホール」で開かれます。

  「福岡友の会」は、日本で最初の婦人記者・羽仁もと子が創刊した月刊雑誌『婦人之友』(婦人之友社)の愛読者で設立した「公益財団法人全国友の会振興財団」(東京、会員約2万2千人)の福岡市と周辺地区在住会員の組織。「家庭のよき成長から健全な社会を創る」をモットーとして、衣・食・住・家計・子供の生活・環境について学び、励み合っており、リサイタルやコンサートも毎年開催しています。

 幸田浩子は東京芸大を首席で卒業、同大学院と文化庁オペラ研修所終了後、ボローニャ、ウイーンで研鑽を積んだ日本を代表するオペラ歌手として、世界を舞台に活躍。2012年10月からは、BSフジの音楽&トーク番組「レシピ・アン」にMCとしてレギュラー出演中。13年11~12月には、新国立劇場『ホフマン物語』オランピアでの出演が予定されています。リサイタルでは、「この道」(山田耕作)、「小さな空」(武満徹)、「伯爵様、あなたのようなお方は」(ヨハン・シュトラウスⅡ世)などの曲を、東京芸大大学院修了の寺嶋陸也のピアノ演奏で披露します=写真②=。

 

写真②:ソプラノ歌手幸田浩子とピアニスト寺嶋陸也の横顔を掲載したリサイタルチラシ

 入場券は、大人指定席前売り券(4千円。当日券は4千5百円)、大人自由席前売り券(3千5百円。当日券は4千円)、小人券(小中高まで前売・当日共2千円)。お問い合わせは、福岡市中央区小笹1-7-4、「福岡友の会」(℡092-531-6607=月曜日~木曜日10時~15時)か、(財)アクロス福岡チケットセンター(℡092-725-9112)へ。細君が同友の会員なので、福津市の方は私へメール(yosi3019@sage.ocn.ne.jp)でお申し込みいただければ、前売り券をお分けできます。

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2013年7月9日/〈津屋崎の四季〉957:ハマボウの花見ごろ

2013-07-09 15:27:17 | 風物

写真①:見ごろになったハマボウの黄色い花

    =福津市末広の黒石川の岸辺で、2013年7月9日午後1時50分撮影

ハマボウの花が見ごろになりました

――福津市黒石川の岸辺

 福津市末広の黒石川の岸辺で9日、並木のハマボウ(アオイ科)の花が見ごろになりました=写真①=。

 フヨウやムクゲの仲間で、樹高約3㍍の落葉低木。南方系植物で、神奈川県三浦半島が自生北限。かつて津屋崎の浜辺にも多く自生していましたが、護岸工事などで激減し、末広の市営津屋崎浄化センター前の「千間橋」下を流れる黒石川の西岸に高さ約3㍍の自生樹2株のほか、近くの「津屋崎干潟」の渡側奥で自生樹4株が残るだけ。

 このハマボウ並木は、福津市の「つやざきハマボウの会」の方たちが2004年8月8日、種から育てた1~2年生の苗木を黒石川東岸延長150㍍に植えました。梅雨明けの炎天が続く中、2012年より開花が早く、直径約5㌢・㍍の花がたくさん開いています。

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