写真①:サーフボードに乗った男性ごと遠浅の海を滑走する「カイトサーフィン」
=福津市の津屋崎海水浴場で、2006年11月8日午前11時55分撮影
福津市の津屋崎海水浴場で11月8日、凧揚げしながら引っ張られてサーフィンする「カイトサーフイン」を楽しんでいる男性がいました=写真①、②=。「カイトボーディング」とか、「フライサーフ」、「カイトセイリング」とも言い、ヨーロッパで生まれ、日本に入って8年くらいしかたっていないという最先端のマリン・スポーツです。
「カイトサーフイン」は、大空に揚げた大きなカイト(凧)で受けた風の力をコントロールして推進力に変え、サーフボードに乗って水面(時には雪上、平地)を滑走します。風と波(水)の力だけを推進力とし、操作するカイトの推進力を上昇力に変えて一気に空へ飛ぶこともできるのが魅力です。熟練者では、その高さと距離は10㍍を越えるとか。平面でのスピードはもとより、ダイナミックなジャンプも可能なことから〝究極の3D(次元)スポーツ〟の異称もあるという。
現在、日本の「カイトサーフイン」愛好者は20代~30代の男性を中心に約6千人で、女性のカイトボーダー(乗り手)も増えてきているとか。津屋崎の海も、ハイカラなマリン・スポーツのメッカになるかもしれませんね。
写真②:凧にぶら下がって「カイトサーフィン」を楽しむ乗り手の男性
=津屋崎海水浴場で、11月8日午前11時55分撮影