吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

〈催事〉0533: 「夕陽の祭」開幕

2018-02-17 21:58:34 | 行楽催事

 

写真①:鳥居そばの「宮地嶽神社」石段下で年に二度だけ参道を照らす夕陽を観る人たち

     =福津市宮司元町の「宮地嶽神社」石段近くの門前町で、平成30年2月17日午後5時25分撮影

年に二度だけ参道を照らす夕陽の観賞客詰めかける

―「宮地嶽神社」で「夕陽の祭」開幕

  福津市宮司元町の「宮地嶽神社」で2月17日(土)、「夕陽の祭」が開幕。81段ある石段から年2度だけ見られる参道を夕陽が照らしながら玄界灘に沈む夕陽絶景・〝光の道〟(平成28年2月に人気アイドルグループ「嵐」のJALテレビCMで全国的に有名になった)を一見の価値ありとして、25日(日)まで9日間、「夕陽の祭」を開催しており、天気に恵まれたこの日は大勢の夕陽観賞客が石段下の門前町参道一帯に詰めかけました=写真①=。

 「宮地嶽神社」では、1.4km先の宮地浜まで真っすぐ延びる参道の石段を午後3時から閉鎖。上方の石段付近で夕陽絶景=写真②=を観覧できる祈願特別席(初穂料5千円)を予約受け付け、下方の石段で夕陽を観覧できる一般席(無料)整理券は午後2時から配布しましたが、石段下の門前町参道にまで参拝客があふれる人出に。参道を真上から夕陽が照らして「相島」(福岡県新宮町)背後の玄界灘に沈む23日(金)は、天気予報で晴れ間も予想され、夕陽観賞客で一段と賑わいそう。

 

写真②:「宮地嶽神社」が参道石段最上部を上った右手に掲示中の〝光の道〟の看板

  〝光の道〟の知名度が全国区になったため、「光の道〝夕陽の祭〟」開幕前日の平成29年2月18日(土)の参道石段は、全国から集まった観賞者で一杯になりました。私が所属する福津市のまちづくりボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が、参道突き当たりの宮地浜に市民募金約40万円で平成26年に設置した「夕陽風景時計」=写真③=が、夕陽の沈む時刻・方角と水平線の島々や半島などの風景が分かる新名所になっていると、NHK福岡放送局のテレビで放送され、〝夕陽のまち〟の立ち寄りスポッとして「宮地嶽神社」とともに観光客の人気を集めています。

 

写真③:夕陽の沈む時刻・方角と水平線の島々や半島などの風景が分かる宮地浜「夕陽風景時計」

 宮地浜「夕陽風景時計」を発着点として「宮地嶽神社」を経て6.8Kmを歩く「津屋崎里歩きフットパス」(「津屋崎千軒 海とまちなみの会」開設)は平成27年9月、NPO法人新日本歩く道推進機構から『絶景の道100選』に認定されています。「宮地嶽神社」石段や門前町参道から〝光の道〟を観賞する前に、宮地浜「夕陽風景時計」で日没時刻と夕陽の沈む玄界灘の方角、水平線の島々や半島などの風景を確かめ、『絶景の道100選』フットパス・ウオークを楽しむのもお薦めです。

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〈催事〉0532: 「開運桜」約30輪咲く

2018-02-16 12:19:21 | 行楽催事

 

写真①遅ればせながら約30輪が開花した〈開運桜〉

    =福津市宮司元町の「宮地嶽神社」本殿横で、2018年2月16日午前9時55分撮影

お待たせ! 〈開運桜〉咲きました

福津市・「宮地嶽神社」本殿横

  寒が緩んだ2月16日午前、福津市宮司元町の「宮地嶽神社」本殿横にある超早咲きの〈開運桜〉約30輪が開花=写真①=。2017年は2月4日には満開になり、参拝客の人気を集めましたが、異常寒波に見舞われた今年の開花は想定外の大遅れ。

 境内に植栽されている早咲きの〈寒緋桜〉の一種ですが、毎年1月にこの1本だけが最も早く咲き、神様のご利益を受けているという意味で〈開運桜〉=写真②=と呼ばれています。

 

写真②:参拝客の人気を集める〈開運桜〉

     =16日午前9時55分撮影

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2018年2月10日/〈田川・町歩き〉004・「いいかねPalette」

2018-02-10 09:02:44 | 田川・町歩き

 

写真①:平成29年度会員交流会&「体験体感ツアー」研修会が開かれた雪景色の「いいかねPalette」

    =福岡県猪国2559の旧猪井金小校舎跡で、2018年2月7日午前10時30分撮影

 〈田川・町歩きスポット〉 4

 「いいかねPalette(パレット)」

  福岡県筑豊地域のまちづくり・景観づくり活動を学ぶ平成29年度会員交流会&「体験体感ツアー」(参加無料)が2月7日、積雪に見舞われた田川市で開催されました。「福岡県美しいまちづくり協議会」の主催で、県内各地のまちづくり団体や市町村の都市計画担当職員とともに協議会加盟の福津市の「津屋崎千軒 海とまちなみの会」の一員として私も参加しました。

 「体験体感ツアー」は、「地域の景観をつくる・活かす・アピールする」をテーマに毎年開催。この日は、午前10時30分から田川市猪国の2014年廃校になった旧猪井金小校舎跡利用の宿泊・音楽等の交流施設「いいかねPalette」(市設置で株式会社BOOK運営)=写真①=で研修会が行われました。田川市の都市計画やたがわフィルムコミッション事務局(田川市建設経済部たがわ魅⼒向上課内)の「ロケ誘致によるまちづくり~フィルムコミッション事業~」の活動報告を聴講したあと、「いいかねPalette」の事業説明と施設案内をいただきました。

  「いいかねPalette」は2017年、市の委託を受けた株式会社BOOKが旧猪井金小校舎跡利用施設として地方創生交付金で校舎を整備、「なんでもできる世界をつくる」ことをコンセプトに開業。校舎1階に読書や勉強、仕事のシェアオフィスとして活用できる「シャアライブラリー」と、「レコーディングスタジオ」=写真②=や音楽編集ができる「ミュージックラボ」、外国人観光客も含め10人が宿泊(料金3,300円)できる「ドミトリー」=写真③=が設けられています。

  

写真②:校舎1階に設けられている「レコーディングスタジオ」

  

写真③:10人が宿泊できる「ドミトリー」

  校舎2階には、以前の教室を会議やワークショップ、アトリエ、子供の遊戯室=写真④=など多目的に利用できる「自由教室」が設けられていました。

 

写真④:以前の教室に滑り台を置いた子供の遊戯室

 校舎1階玄関前には、地場産のイノシシ肉を使ったハンバーガー「猪国(いのくに)バーガー」(フライドポテト付き980円)=写真⑤=の販売車もあります。「株式会社BOOK」は2016年4月、田川高校同級生で30代の樋口聖典(九州大学大学院芸術工学府終了)、大井忠賢(同大学院経済学府終了)共同代表が地方創生を目的に創立。この日、「いいかねPalette」の事業を「地元の若者による田川の廃校まちづくり計画」として説明された青柳考哉・同社プロジェクトマネージャーも田川高卒業生で「株式会社BOOKは、どこでも、なんでも、だれでもできる世界をつくるをテーマに、ドラえもん的世界観で事業運営しています。『ドミトリー』は田川市に宿泊場所が少ないので設けました。都会からUターンした若者など社員年齢の若い会社ですが、創立以来退社した人はいません」と笑顔で話し、『猪国バーガー』を販売する車の外装装飾は女性スタッフの手づくりデザインという。

 

写真⑤:廊下の壁に貼られた「猪国バーガー」販売のポスター

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〈催事〉0531: 福豆まき神事

2018-02-03 22:40:31 | 行楽催事

写真①:多くの福豆をいただこうと両手を突き出す老若男女たち

     =福津市宮司元町の「宮地嶽神社」で、2018年2月3日午後4時20分撮影

 広瀬アリス主演映画『巫女っちゃけん。』の撮影舞台

〝光の道〟の「宮地嶽神社」(福津市)で節分祭賑わう

  2月と10月の年2回だけ参道延長線上に楽しめる夕陽絶景・〝光の道〟で全国的に有名になった福岡県福津市宮司元町の「宮地嶽神社」で2月3日、節分祭の福豆まき神事があり、境内は参拝の人たちで大賑わい。裃姿の年男・年女・厄年の参拝者が、招福厄除けを祈念して拝殿前の特設舞台から「福は内、鬼は外」と福豆をまくと、多くの福豆をいただこうと両手を突き出した老若男女の群れから大きな歓声が起きていました=写真①=。

  「宮地嶽神社」が主な撮影舞台となった映画『巫女っちゃけん。』が、この日から全国封切に。父が宮司の神社で巫女のアルバイトをしている礼儀知らずの就活生・「しわす」に扮した主演女優広瀬アリスさんは、NHKテレビで放送中の朝の連続テレビ小説「わろてんか」で女優から漫才芸人に転じた「リリコ」役で登場していることもあって、この日の節分祭の賑わい盛り上げを後押しした感じです。

  「宮地嶽神社」の楼門前に設置の『巫女っちゃけん。』が1月20日から福岡先行ロードショー中のPR動画ビデオ=写真②=の前では、映画を見た参拝客が立ち止まって見る姿も目立ち、人気を呼んでいます。

  

写真②:映画『巫女っちゃけん。』シーンのPR動画ビデオ

     =「宮地嶽神社」楼門前で、3日午後3時45分撮影

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〈催事〉0530: 「カメリアステージ歴史資料館」企画展

2018-02-01 17:32:10 | 行楽催事

 

写真①:「金属器と大陸文化の伝来」などの解説パネルや古墳出土品が展示された「企画展」会場

     =福津市・「カメリアステージ歴史資料館」で、2018年2月1日午後2時25分・許可を得て撮影

カメリアステージ歴史資料館」で1日、企画展が開幕しました

『宗像地域の海を越えた交流~弥生時代から古墳時代にかけて~』

  福津市津屋崎1丁目の市複合文化センター「カメリアステージ」の歴史資料館で2月1日、平成29年度企画展『宗像地域の海を越えた交流~弥生時代から古墳時代にかけて~』が開幕。入場無料で、26日(月)まで(火曜の6・13・20日は休館)。

  この企画展は、「カメリアステージ」1階の「歴史資料館」が弥生時代から古墳時代にかけて福津市と宗像市で出土した、海外との活発な交流をうかがえる考古資料を「通史展示コーナー」付近に展示=写真①=。「金属器と大陸文化の伝来」の解説パネル前の陳列ガラスには、日本列島へ青銅器が伝わった最初期の例で、朝鮮半島で使われた遼寧式銅剣を再加工した銅鑿(どうのみ)・銅鏃(どうぞく)=福津市・「今川遺跡」(弥生時代前期、紀元前3世紀)から出土=が収納展示されています。

  また、上空から見た福津市・「勝浦峯ノ畑古墳」(墳長100㍍の前方後円墳。5世紀築造)のイラスト地図入りの解説パネル「対外交流を伝える古墳」前の陳列ガラスでは、副葬品の金銅製の冠帽(かんぼう)や耳飾りが観覧者の目を引いていました。

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